恐竜族モンスターを採用した種族デッキ。
数は少ないがサポートカードの質が高く、マキシマムモンスターのダイナ-ミクスをエースとする少数精鋭の種族である。
OCGにおけるOCG:【恐竜族】とは大きく異なる、将棋を指すような戦略的なデュエルを楽しめる。
《メック・テリジノラプトル》 効果モンスター 星3/光属性/恐竜族/攻1000/守 0 【条件】手札のモンスター(恐竜族)1体を墓地へ送って発動できる。 【効果】自分は1枚ドローする。
《ジュラシック・ドロー》 通常魔法 【条件】手札のモンスター(恐竜族)1体を墓地へ送って発動できる。 【効果】自分は2枚ドローする。 このターン、自分はモンスター(恐竜族以外)で攻撃できない
《ジュラシック・ドロー》のデメリットから恐竜族以外のアタッカーは採用しづらい。
また、《恐竜駕ダイナ-ティラノ》・《恐竜駕ダイナ-トプス》を採用する場合は恐竜族以外のモンスターも採用してはいけない。
―通常モンスター
《竜骸のプシュケラ》や《スーパー・キング・レックス》に関わる。
―フュージョンモンスター
※括弧内は素材
―その他の魔法・罠カード
墓地に恐竜族通常モンスターがあるほど強化値が増える《竜骸のプシュケラ》を軸としたタイプ。
恐竜族通常モンスターは《スーパー・キング・レックス》で蘇生できる点でも相性がいい。
採用する通常モンスターは何枚採用するかは考えもの。
多く採用しすぎるとギミックが回らずデッキが停滞してしまい、少なすぎると強化値が増えず強みを活かせない。
個々の好みもあるが、デッキを回して調整していくのが一番と言える。
また、《竜骸のプシュケラ》の確保も重要な点であり、墓地肥やしを有効に使える《レジェンド・ストライク》はぜひ採用したい。
《ジュラシック・ドロー》も当然必須となり、特殊召喚との相性は悪いが《強欲で謙虚な壺》も使える。
《大恐竜駕ダイナ-ミクス》を第一に、《ハイパー・ナリキング・レックス》を第二のエースに据えたタイプ。
基本的な型にフュージョンモンスターが加わった事でパーツが揃わない時もフュージョン召喚でビートダウンを行える。
また、《スーパー・キング・レックス》もアタッカーとしての性能を持っており、フュージョン召喚抜きでも最低限の戦闘はこなせる。
フュージョン召喚には《フュージョン》以外に《奇跡の超進化》も使え、効果にタイムラグはあるが墓地だけでフュージョン召喚できる。
反面、フュージョン召喚ギミックや《スーパー・キング・レックス》といった最上級モンスターを積む事もあり、通常の構築以上に手札事故が怖くなる。
枠の都合上罠カードもあまり採用できず、いっそ《狡猾な落とし穴》だけに留めてしまうのもいいだろう。
ドローと墓地肥やしでデッキを回しながら《大恐竜駕ダイナ-ミクス》のパーツを揃え、《大恐竜駕ダイナ-ミクス》の高い性能による制圧を狙う。
《メック・テリジノラプトル》・《ジュラシック・ドロー》と種族内にドロー効果持ちが2枚もおり、不要なパーツはそれらで捨てられるため、デッキを回しやすい。
そして《大恐竜駕ダイナ-ミクス》は左右のパーツを最大6枚ずつ積めるため、上記のドロー加速と合わせて【マキシマム召喚】系デッキの中でも特にマキシマム召喚が行いやすい。
《大恐竜駕ダイナ-ミクス》のパーツを捨てすぎてしまった場合は《ダイノミック・プレッシャー》・《ジャイアント・ダイナミクス・インパクト》でデッキに戻すこともできる。
《大恐竜駕ダイナ-ミクス》は左右のパーツで性能が変わり、相手に合わせてパーツを使い分けられる。
一番狙いたい組み合わせは《大剣竜駕ダイナ-ミクス[L]》・《大鎧竜駕ダイナ-ミクス[R]》のパターン。
本体の弱点であるレベル9以上を[L]で除去して本体と合わせて3体のモンスターを除去でき、[R]の破壊耐性で相手ターンの万全の構えとなる。
《大恐竜駕ダイナ-ミクス》の性能上、【マキシマム召喚】に対し明確に不利。
対マキシマムモンスターを意識するならば《憤砕竜アンガーローグ》・《ジャイアント・ダイナミクス・インパクト》は必ず入れておきたい。
それ以外では種族のエースが攻撃力に不足する場面が見受けられ、格上の相手に対して何もできない場合がある。
《ジュラシック・ワールド》で補助する手もあるが、300とそこまで高くなく、デッキの枠を取ってまで入れたいわけではないのが悩み。
《憤砕竜アンガーローグ》・《超伝導恐獣》を用いて上手くカバーしたいところ。
デッキタイプによってはデッキ構築に種族制限がついてしまうため、汎用モンスターを使いづらいのも問題点か。
特にレジェンドカードの選択肢の狭さからモンスター除去に対して不足してしまい、思うように手数を稼げない事もある。