効果モンスター 星3/水属性/戦士族/攻1200/守 0 【条件】自分の墓地のモンスター3体をデッキに戻して発動できる。 【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスター(レベル8以下)1体を選んで裏側守備表示にする。 その後、自分の墓地の「シエスタホールド」1枚を選んで手札に加える事ができる。
デッキ改造パック 躍動のエターナルライブ!!で登場した水属性・戦士族の下級効果モンスター。
自分墓地のモンスター3体をデッキに戻す事で、相手フィールドのレベル8以下の攻撃表示モンスター1体を裏側守備表示にし、その後《シエスタホールド》1枚をサルベージできる効果を持つ。
自分メインフェイズに相手モンスターを裏側守備表示にできるモンスターカード。
メリットとしては以下の通り。
- 戦闘破壊:もっとも汎用的な使い方。
自身の攻撃力未満のモンスターを戦闘破壊できるようになり、格上の大型モンスターを突破できればアドバンテージとなる。
貫通もあれば戦闘ダメージも与えられる。- 発動後、表側表示でいる間に適用される効果及び永続効果封じ:《グレートホーン・マンモス》や《人造人間-サイコ・ショッカー》といったモンスターの効果を適用できなくさせる。
《偉大魔獣 ガーゼット》の強化や《聖麗の凍士グラキエス》の破壊耐性等、長期に渡って付与される効果をリセットさせるといった芸当も可能。
効果破壊耐性を持った・付与されたモンスターであれば裏側守備表示にして破壊耐性を無視して除去できるようにもなる。- ステータスを参照できなくなる:フィールドを参照する《花牙踏み》やコストとして使う《幻刃封鎖》等の発動を封じられる。
《ダイスキー・キャラメイル》のように他のモンスターの存在を必要とする永続効果の利用も封じられる。- 装備魔法の破壊:装備モンスターが表側表示で存在しなくなる事でそのモンスターに装備されている装備魔法を破壊できる。
強化や耐性を付与するものも多いため、そういった相手に有効。- 裏側表示のメタカードとのコンボ:《見切りのハーヴェイ》・《ドリリング・マンドリル》・《シールド・ボーリング・コング》のようなカードを能動的に発動できるようになる。
- 守備表示を必要とするカードとのコンボ:表側守備表示にするカードと同じ使い方。
《神楽鬼ファーゴッド・フィンガー》・《魔将キメルーラ》等のサポートとして利用可能。
逆にこちらから相手モンスターのステータスを参照できなくなるので弱体化や一部の除去も使用できなくなるデメリットもある。
このカードの条件は墓地コストのみで、範囲もレベル8以下の攻撃表示と広い。
下級モンスターでありながら単体で守備力1200未満のモンスターを一方的に戦闘破壊可能という性能は破格であり、《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》等の低守備力アタッカーを処理できる。
効果使用後にこのモンスターをリリースして上級・最上級モンスターをアドバンス召喚し、裏側守備表示にしたモンスターを戦闘破壊する戦術も有効。
ただし対象は攻撃表示のみであり、守備力が高いがゆえに守備表示で出されやすく厄介な永続効果を持つ《七宝神-良財》等のメタにはしにくい。
裏側守備表示にする効果の後、《シエスタホールド》をサルベージし再利用できる。
ただ、《シエスタホールド》は有用な相手がやや限られる罠カードであり、このカードを採用する場合でも必ずしも採用する必要はない。
手札コストを要求するカードを複数採用する場合にその用途のみであちらを採用してみるのも手。
―《シエスタトレーロ》を素材に指定するフュージョンモンスター
―《シエスタトレーロ》の姿が見られるカード