(てん)啓示(けいじ)

通常魔法
【条件】なし
【効果】自分フィールドのモンスターを好きな数だけ選んで墓地へ送る。
[この効果で墓地へ送ったモンスターの元々のレベルの合計]が10以上の場合、
さらに自分の墓地のモンスター(レベル8以下)1体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの攻撃力はターン終了時まで300アップする。

 マキシマム超絶進化パックで登場した通常魔法
 自分フィールドモンスターを任意の数だけ墓地へ送り、合計レベルが10以上ならばレベル8以下のモンスター1体を強化付きで蘇生する効果を持つ。

 レベル7・8の最上級モンスター蘇生する目的で使うことになる。
 しかし、下級モンスターのみで合計レベル10以上にするには最低3体ものモンスターが必要であり、上級モンスターを併用するにしてもリリース込みで3体結局必要になりがちである。
 このカードの消費分も含めると1:4交換となるため、蘇生召喚条件が緩い高レベルモンスターでいかに消費を減らせるかが重要となる。

 蘇生先自体はレベル以外の制限が無く、強化も付与されるので、上手くディスアドバンテージを軽減できれば有用な蘇生札となる。
 カードプールの増加でこのカードの他に1、2枚あれば安定した蘇生も現実的になっているが、蘇生が関わることから墓地を肥やす手段も同時に用意したい。
 もっとも軽い適用方法は、《波導銃ミニ・マグロム》による《波導砲ビッグ・マグロム》蘇生か。
 墓地へ送る対象は裏側守備表示でも構わないため、《フォルスムーン》レベル6以上を蘇生《宇宙の脅威》で高レベル、可能なら10をセットなども考えられる。
 その他、消費は増えるものの《シャイニーシェイディー》で出鼻をくじかれた際のリカバリーとしても扱える。

 蘇生先でアドバンテージを取り返す方法も挙げられる。
 《幻刃天竜ガントリー・ドラゴン》《邪犬武闘神シバ》にすれば、連鎖蘇生コストを帳消しにできるため、これらとのコンボで利用したい。
 レベル8以下で制限が無ければフュージョンモンスターも問題なく蘇生、再利用できる点も活用したい。

 レベル10に関する効果から【マキシマム召喚】での採用も検討できる。
 例えば、単体で優秀な効果を持つ《終焔魔神ディスペラシオン》《輝鋼超竜デヴァスター・オケアビス[R]》《深淵海竜アビス・クラーケン[L]》フィールドアタッカーとなりつつマキシマム召喚を補佐する効果を持つモンスターと交換ができる。
 他にも自発的にフィールドから離したい、最上級モンスターを多く採用する《超魔旗艦マグナム・オーバーロード》を主軸とする等の目的でも利用ができる。
 マキシマムモードモンスターも一部を除き元々のレベルが10であるため、効果を連続発動すると強力で、蘇生により手札と合わせて再度マキシマム召喚ができる状況であればこちらで墓地へ送るのも有効な戦術となる。

 変わったところでは自分モンスターゾーンを能動的に空ける使い方もある。
 これにより「自分フィールドに他のモンスターが存在しない」という条件を持つモンスター効果を容易に発動できるようにする。
 蘇生先に《邪影ダーク・ルーカー》《ネクメイド・ナナ》のように自発的にフィールドを空けられるモンスターを使い、《ゴースト・サイクロン》《天の招来》に繋げるといったプレイングもできる。

 総括すると癖は強いが、それを補う使い方を考えれば様々な動きに変えられるポテンシャルを秘めたカードと言える。

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