《交戦魚サメガロン》のバックアップ(No.18)

《交戦魚(こうせんぎょ)サメガロン》 †

効果モンスター
星７/水属性/魚族/攻2300/守 500
【条件】手札のモンスター（水属性）１体を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの守備表示モンスター１体を選んで表側攻撃表示にする。

　守備表示のモンスターは攻撃力が守備力より低いことが多く、効果を使用後にこのカードで攻撃すれば大ダメージが見込める。
　しかし、攻撃表示モンスターには無力で手札コストも指定されているため、効果だけみれば特に指定無く表示形式を変更できる《風使いトルネ》に劣る。
　このカード自身も最上級モンスターであるため、召喚にカードを消費しがちなことを考えると、更に手札コストを要求するこの効果は重い。
　《アンカー・モーレイ》のサルベージ効果でアドバンス召喚のリリースや手札コストを補充したり、《グランド・エクストリーム》で特殊召喚するなどの工夫が必要だろう。

　水属性最上級アタッカーとしては攻撃力2500の《海竜王グランガノス》が存在し、あちらも《グランド・エクストリーム》の効果で特殊召喚できるため、明確なライバルとなる。
　このカードの場合、魚族に限れば最高攻撃力であるため、基本的には魚族サポートで差別化していくことになる。
　特に《サバイバル・ソードフィッシュ》は有用であり、あちらの効果と《海》や《大海洋》などのフィールド魔法を組み合わせることができれば、《青眼の白龍》の戦闘破壊にまで手が届く。
　特に《大海洋》なら《サバイバル・ソードフィッシュ》なしでも攻撃力2500のモンスターを、《サバイバル・ソードフィッシュ》があれば《青眼の白龍》を一方的に戦闘破壊できるようになる。
　魚族最上級アタッカーとして運用し、効果は有効に使える場面があれば使う程度でよいだろう。

「交戦」とは読んで字の如く、戦いをまじえることであるが、「鮫」の漢字の旁（つくり）である「交」と掛けてあるのかもしれない。
古代の大型サメ「メガロドン」もカード名の元ネタだろうか。