1ターンキル †
「1ターン内で致死量のダメージを与えて勝利する」事。
略称は「1キル(ワンキル)」。
- 本来のTCG用語としての意味では「自分の1ターン目に勝利する」事。
先攻1ターン目に勝利する事は「先攻1ターンキル」、後攻の場合は「後攻1ターンキル」と表現する。
「1ターン内で致死量のダメージを与えて勝利する」事は他のTCGでは「1ショットキル」と呼ばれ、区別される。
- 遊戯王ラッシュデュエルやOCGで1ターン・1ショット両方をまとめて「1ターンキル」と呼ぶ事については、原作漫画「遊☆戯☆王」で本来「1ショットキル」であるシチュエーションを「1ターンキル」と表現していたことが大きい。
- 元々の「ゲームが始まって1ターン目に相手を倒す」1ターンキルは、英語の"Turn One Kill"から来ている。
日本語では助数詞は必ず数詞のあとに来るため、「1ターンキル」という言葉で定着したのであろう。
一方で、英語圏であっても遊戯王TCGのプレイヤーは日本にならって「One Turn Kill」という言葉を愛用しており、略語である「OTK」と呼ぶことが多い。
「ゲームが始まって1ターン目に相手を倒す」場合には、1の序数である「First」を使用し「First Turn Kill」及び「FTK」と表現されている。
- OCGでは、「0ターンキル」と呼ばれるものも存在する。
これは、最初のドローフェイズのドローの前に勝利が確定した場合に呼ばれる。
具体的には、初手の5枚全てがエクゾディアパーツだった時に発生する。
しかし、イカサマでもしない限り実現可能性は天文学的に低い。
- ちなみにその確率は658008分の1、パーセンテージに直すと約0.000152%となる。
- 原作・アニメにおいて―
アニメゴーラッシュ!!の第73話から第74話の冒頭にかけて並行して行われた「アサカvsテル」戦と「遊歩vsニャンデスター」は、いずれも後攻1ターンキルで同時に決着が付いている。
この時、勝者のアサカと遊歩は共に「ダークネス」カードによる洗脳下にあり、使用カードも含めたそれらの強力さ(凶悪さ)を印象付ける役割も果たしている。
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