《ヴォロスの仮面(かめん)》 †

効果モンスター
星５/地属性/魔法使い族/攻1500/守1000
【条件】手札１枚を墓地へ送って発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示モンスター（レベル６以下）１体を選び、
その元々の攻撃力をターン終了時まで１５００にする。

　デッキ改造パック 超速のラッシュロード！！で登場した地属性・魔法使い族の上級効果モンスター。
　手札コストを１枚墓地へ送り、相手のレベル６以下のモンスターの元々の攻撃力をターン終了時まで1500にする効果を持つ。

　どんなに元々の攻撃力が高いモンスターでも、レベル６以下なら元々の攻撃力を1500に固定できる。
　このカード自身の攻撃力も1500であるため、レベル６以下の攻撃表示モンスターであれば相打ちを狙える。

　競合相手として同じコストでモンスターの攻撃力を弱体化させる《グラビティ・プレス・ドラゴン》や表示形式を変更させる《風使いトルネ》が存在している。
　レジェンドカードを含めなければ、上級モンスターの元々の攻撃力で最大なのは《火口の番竜》の2100であり、《グラビティ・プレス・ドラゴン》は効果を使用すれば上級・下級モンスターは全て戦闘破壊できる上に守備力も下げられ、レベルの制限などもない。
　種族が異なるためデッキ次第ではこのカードを優先させてもいいが、《キングス・リワード》や《狂暴と共謀》が使えるデッキならばそちらを優先した方が手っ取り早い。
　《風使いトルネ》は攻撃力と守備力の両方が1600以上のモンスターでなければ対応でき、種族もこのカードと同じであり、《グラビティ・プレス・ドラゴン》以上にこのカードと競合しやすい。
　一応《セブンスロード・マジシャン》などによって属性が違うだけでも差別化にはなるが、単純比較すると効果で対応できるモンスターが多い点から《風使いトルネ》の方が扱いやすいことが多いだろう。
　《デーモンの召喚》を相手にする場合は《グラビティ・プレス・ドラゴン》に勝るが、守備力が1200と低いためこれも《風使いトルネ》でも対処できてしまう。

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収録パック等 †

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FAQ †

Ｑ：フィールドゾーンに《山》がある場合に、自分は《ヴォロスの仮面》の効果で相手の《暗黒の竜騎士》の元々の攻撃力を１５００にしました。
　　このとき、《暗黒の竜騎士》の最終的な攻撃力はいくつになりますか？
Ａ：《暗黒の竜騎士》の元々の攻撃力が１５００になった後に《山》の効果で攻撃力が２００アップするので、最終的な攻撃力は１７００になります。(20/04/14)

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