《サイクリプトロン》のバックアップ(No.22)

《サイクリプトロン》 †

通常モンスター
星４/光属性/サイバース族/攻 100/守1500
万物のセツリを宿す龍樹の礎。
限度限界を絶し、新たな境地へ進みゆく。

　もちろん上級モンスターに攻撃されればひとたまりもないが、ラッシュデュエルでは上級モンスターの採用率が低く、下級モンスターと最上級モンスターだけで構成されたデッキが多い。
　こうしたデッキでこのカードを戦闘破壊するためには、最上級モンスターやフュージョンモンスターの攻撃が必要となる。
　また、上級モンスターのないデッキでは展開しきった際の盤面が「最上級モンスター２体＋下級アタッカー１体」となる事が多く、このカードで下級モンスターの攻撃を防ぎ壁を残す展開が起きやすい。
　上級モンスター軽視の風潮のおかげで、このカードは数値以上の堅牢さを発揮できている。

　【サイバース族】では、《天帝龍樹ユグドラゴ》をマキシマム召喚する前のライフポイントを守るカードとして起用できる。
　性能は高いのだが、硬すぎてフィールドに残りやすく、他にモンスターが存在すると効果を発動できなくなる《アトロン》らトロンシリーズの効果を阻害する事があるという副作用がある。
　それでも防御性能の高さは魅力的であり、優先順位は高いカードである。

　【通常モンスター】や【ＬＯ】ではブロッカー枠として採用できる。
　《カウンター・シールド》にも対応するため、サポート役としては良く立ち回れるだろう。

後に《ルイーズ》が登場したため唯一では無くなったが、下級モンスターとしては初の守備力1500を携えて登場したモンスターである。
フレイバー・テキストの２行目はこれまでの最高守備力1400を上回っている事を意味しているのだろうか。

《粒子加速》に描かれていることからモチーフは「サイクロトロン」か。
「サイクロトロン(cyclotron)」とは粒子を磁場内で旋回運動させて加速させていく装置である。