《火麺上忍ゴックブート》 †
効果モンスター
星7/炎属性/炎族/攻2200/守 0
【条件】デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
【効果】自分フィールドの全ての表側表示モンスター(炎族)の攻撃力はターン終了時まで、
[自分の墓地の通常モンスターの数]×100アップする。
デッキ改造パック 超速のラッシュロード!!で登場した炎属性・炎族の最上級効果モンスター。
デッキトップをコストとして、自分の炎族モンスター全ての攻撃力を強化する効果を持つ。
最上級モンスターとしては高いとはいえない攻撃力だが、その効果により自身含めた炎族を強化できる。
炎族が他におらずとも、【通常モンスター】でも最上級アタッカーとして申し分ない攻撃力を得られる。
最上級モンスターを2体並べるのは大変だが、同名カードを2体並べたなら、お互いの強化により驚異的な攻撃力のアタッカーとなる。
炎族通常モンスターでは《ドグーチェ・ジョウモンブラン》が最も攻撃力が高く、強化すればアタッカーとして機能する。
攻撃力はやや劣るが同じ上級モンスターの炎族には《イノセント・ランサー》も存在し、貫通効果も持つため並べられれば戦闘で活躍してくれるだろう。
《火麺上忍カエダマゴックブート》もこのカードで強化できる炎族であり、通常モンスターをコストにする効果を持つ。
最上級モンスター同士なので並べるのはやや難しいが、相性は良い。
- カード名の由来は、ラーメンに用いられる中華麺のうち、麺の太さが厚いものの通称「極太麺」だろう。
加えて、炎関連のネーミングによく用いられる「ブースター」・「ブースト」の単語ももじられていると取れる。
- 「上忍」とは創作の世界における忍者の階級の1つ。
創作では忍者には「下忍」「中忍」「上忍」の3つの階級があるとされ、「上忍」は最も高い階級にあたる。
なお、近代に入ってからの創作である下忍や中忍と違い、上忍は江戸時代に編まれた忍術伝書『忍術伝書』でも言及されている。
- 上記のデュエルで麺三郎が使用した通常魔法《火麺炙りバーナーの術》のイラストに描かれている。
なお、《火麺炙りバーナーの術》の効果はこのモンスターの効果とよく似ており、違いは条件がないことと、自分だけでなくお互いの墓地の通常モンスターの数を参照して攻撃力をアップさせることであった。
- 召喚時の口上は「1つ、人より麺が好き。2つ、不思議な麺も好き。3つ、未来の麺も好き。4つ、よろしく麺が好き。5つ、いつでもアイラブ麺!レベル7の《火麺上忍ゴックブート》をアドバンス召喚でござる。」
なお、上記の口上は「麺三郎vs宇宙子」戦にて初披露されたものだが、「遊我vs麺三郎」戦でもデュエル開始直後に同じ台詞を述べている。
- ちなみに、この口上は時代劇『桃太郎侍』における有名な決め台詞のパロディであると思われる。
関連カード †
収録パック等 †
外部リンク †