天使族を中心としたデッキ。
下級モンスターでドローやサルベージを行い、大型モンスターのコストを捻出する。
―通常モンスター
現状天使族通常モンスターのサポートカードは存在しないためアタッカーやブロッカーが欲しい場合に投入することになる。
―それ以外の種族
―その他の魔法・罠カード
下級モンスターを展開し最上級モンスターの効果を補佐する。
表示形式を変更するカードを使って相手の厄介な永続効果を封じつつ、戦闘破壊をしていく。
相手が壁で粘る場合は《特上寿司天使ガリブエル》や《アーツエンジェル・メタルポジション》による効果ダメージに戦法を切り替えられるのも強み。
守りの札には《ローリング・ネバーダイ》や《スラッシュ・ヘイロー》があるので戦闘には強い。
効果破壊にはやや弱いので《天啓の監視者》を出せるといい。
攻撃力0のモンスターを増やして《戦天女キリハリー》や《ドウェルチェア・コリキエル》の効果を使いやすくする型。
天使族では先の2枚に加え、《アーツエンジェル・ガードルビー》・《戦天女ハリキリー》・《新米寿司天使シャリエル》と下級モンスターだけでもそこそこの数が揃っている。
《ドウェルチェア・コリキエル》の効果でエースとなる《イスの冥王ダユー》・《イスの鏡王ダユー・エイビス》・《堕天使ゼラート》をサルベージできるため、フィニッシャーの用意がしやすい。
《堕天使ゼラート》は攻撃力0ではないものの、あちらのリリース軽減により1枚から出せる。
蘇生・サルベージを活用するので《死反のタマ》や《コラプス・チェア》で墓地肥やしも行っておきたい。
とにかくコストを使うモンスターが多いのでアドバンテージの回復が難しい。
最上級モンスター+コストとなると最大2体でしか攻められないこともあり、数で押してくる相手は苦手。
また、モンスターカードをコストにするカードのためにモンスターの割合を多くすると魔法・罠カードによる守りが薄くなる。
アドバンテージの回復は《寿司天使タイガーロール》に一任しているため、これが来ないと思うように動けなくなる。
《世紀末獣機界ビーストギア・ワールド》も苦手で、最上級モンスターの戦闘破壊が難しくなる。
強化・弱体化の手段が少ないため、壁を作って粘ることしかできなくなる。
マキシマムモンスター、とりわけ攻撃力4000を超える《天帝龍樹ユグドラゴ》・《超魔輝獣マグナム・オーバーロード》等を出されると苦しい。
突破手段が《インサイド・ロール・アウト》と《堕天使ゼラート》程度しかないためジリ貧になりがち。
表示形式の変更も不可能なので《アーツエンジェル・メタルポジション》が腐るのも痛い。
対【マキシマム召喚】のためのカードはメインデッキ・サイドデッキからしっかり用意しておこう。
総じて【寿司天使】としても【アーツエンジェル】としても平均カードパワーが低く、種族統一デッキであること固有のメリットに乏しいのは構築するモチベーションを下げる。
3種族混合の【蒼救】の登場で更に立場が危うい。