《ブラック・マジシャン・ガール》のバックアップ(No.31)

《ブラック・マジシャン・ガール》 †

効果モンスター
星６/闇属性/魔法使い族/攻2000/守1700
【条件】なし
【永続効果】このカードの攻撃力は、［お互いの墓地の「ブラック・マジシャン」の数］×５００アップする。

　遊戯王ラッシュデュエル最強バトルロイヤル!!　付属カードで登場した闇属性・魔法使い族の上級効果モンスター。
　お互いの墓地の《ブラック・マジシャン》の枚数×500自己強化する永続効果を持つ。

　永続効果で強化すれば攻撃力2500の上級モンスターとして扱え、《デーモンの召喚》と同等クラスのモンスターとなる。
　ただし、《ブラック・マジシャン》はレジェンドカード、《ブラック・マジシャン》扱いの《竜騎士ブラック・マジシャン》・《マジシャン・オブ・ブラックカオス》はエクストラデッキのモンスターであり、墓地にあるという状態を狙って作るのは難しい。
　お互いの墓地に《ブラック・マジシャン》が存在すれば攻撃力3000以上になるが、さらに難易度が高く、狙うことは不可能だろう。
　元々の攻撃力自体は2000の為、《ハーディフェンス・ミッション》に引っかからないのは利点となる。

　効果抜きに考えた場合、上級魔法使い族としては《魔剣士アンサラー》と並び最高の攻撃力であり、あちらより守備力も高く表示形式変更に強い。
　永続効果をおまけ程度に考えて単なる上級モンスターとして運用するのもよいだろう。
　《黒魔術師の宝石》実装時点で唯一の攻撃力2000側の対象モンスターなので、攻撃力2500側の蘇生を主な目的とする【ブラック・マジシャン】や【闇魔】での採用も有効。

　サポートカードの《黒・魔・導・響・弾》を使用すれば攻撃力4000となり、大抵のモンスターは戦闘破壊できるようになる。
　複数の《黒・魔・導・響・弾》があれば大ダメージを狙える。

永続効果なので、召喚した時点で墓地に《ブラック・マジシャン》が存在するなら強化が適用される。
その為、《永久凍結》に引っかかるようになってしまう。

原作漫画及び遊戯王OCGにも登場していたカードの１枚である。

原作漫画の主人公・武藤遊戯が愛用し、《ブラック・マジシャン》や《青眼の白龍》に勝るとも劣らない知名度・人気を誇るカードだが、それらと異なりレジェンドカードではない。
レジェンドカードにしてしまうと《ブラック・マジシャン》と併用できなくなってしまうので、そちらへの配慮だろう。

OCGでは《マジシャン・オブ・ブラックカオス》の枚数も参照できるが、強化値は１枚につき300となっている。
OCG版とラッシュデュエル版とで効果が異なるカードは、これまでにも《黒炎弾》や《落とし穴》などがあったが、このカードはそれらに比べて「上昇値が異なる」「参照するモンスターが減っている」など変化が大きい。
- ただし、原作漫画『遊☆戯☆王』における《ブラック・マジシャン・ガール》の効果はこのカードと同じである。
  つまりは、OCGの効果ではなく、原作漫画の効果に準じてラッシュデュエルに登場したということになる。
その後、《マジシャン・オブ・ブラックカオス》がリチュアルモンスターとして実装されたため、OCG:《ブラック・マジシャン・ガール》と効果の辻褄を合わせる形であちらに効果外テキストが追加されている。

イラストについて
- １種類目：遊戯王OCGの初出時のイラストが元になっているが、あちらではバストアップで描かれているのに対し、こちらは引いた構図になっている。
  また、背景のハートが明るいピンクになったり、杖の下部のデザインが若干変更されるなどの変更点が存在している。

２種類目：遊戯王OCGの３番目のイラストが元になっているが、全体的な色合いや魔法陣の大きさとの比率など細部が異なる。

３種類目：遊戯王OCGにも無い完全新規のイラストがオーバーラッシュレアで描かれている。

原作・アニメにおいて―
アニメSEVENSの「グルグルvsミミ」戦でグルグルが使用（図書館の貸し出しデッキを使用しており、グルグルの所持するカードではない）。
《グレムリン》をリリースしてアドバンス召喚するも、ミミに《復活のバブル－ミラーボール－》による《逆玉の神ディアン・ケト》の蘇生を許してしまう。
だが、《逆玉の神ディアン・ケト》は《ブラック・マジシャン》で相打ちにし、それによって自己強化が適用された状態でミミに直接攻撃を決めてフィニッシャーとなった。
「オーティスvsユウガ」戦ではオーティスが使用。
ユウガのターンに罠カード《マジカル・ハットトリック》の効果で裏側守備表示で特殊召喚される。
次のオーティスのターンに攻撃表示に変更され、《鎧蜥蜴》を戦闘破壊した。
返しのターンに魔法カード《擬態の迷彩剣》の効果で攻撃力を０に下げられた所を《ブラック・マジシャン》に戦闘破壊され、オーティスは敗北した。
攻撃名は、原作と同じく「黒・魔・導・爆・裂・破(ブラック・バーニング)」。

「グルグルvsミミ」戦では、このカードを出さずとも勝てる状況だったのだが（寧ろこのカードを出したことで状況がやや悪くなった）、貸し出しデッキ故に２度と使用機会がない事を恐れて召喚された。
グルグルからは「《ブラック・マジシャン・ガール》さん」と敬称付で呼ばれ、「僕のグリュグリュをアドバンスしてください！」と訴えるなど、思い入れが強いカードであった模様。

このデュエルでは他のカードに比べピックアップされ、ドローン含めたギャラリー達も図書館内だというのを忘れたかの様にこのカードの活躍に沸き立っていた。

上記デュエルの放送は21/08/08であり、このカードが付属される「遊戯王ラッシュデュエル最強バトルロイヤル!!」の発売（21/08/12）の直前であった。
同話ではこのゲームの主人公もチョイ役でゲスト出演しており、このカードも販促を兼ねた登場であったのだろう。

コナミのゲーム作品において―
『デュエルリンクス』では専用サポートスキルとして「マジシャンズ・シャッフル」が存在する。
２ターン目以降に手札の守備力1700以上の魔法使い族・闇属性１体を見せる事で、デッキ・墓地の《ブラック・マジシャン》かこのカード１体を加え、手札の守備力1700以上の魔法使い族・闇属性１体を墓地へ送る。

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収録パック等 †

遊戯王ラッシュデュエル最強バトルロイヤル!!　付属カード RD/G002-JP001 Secret
遊戯王ラッシュデュエルデュエルディスクユウディアスVer. RD/DD02-JP004 Secret
オーバーラッシュパック2 RD/ORP2-JP001 Overrush
ストラクチャーデッキ黒魔術の儀式 RD/SD0E-JP005 Normal Parallel

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外部リンク †

カードデータベース

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関連カード †

収録パック等 †

外部リンク †

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