《不許始末戦士》のバックアップ(No.37)

《不許始末戦士(ゆるしませんし)》 †

効果モンスター
星４/闇属性/戦士族/攻1200/守   0
【条件】自分の墓地のモンスター（攻撃力０）１体をデッキに戻して発動できる。
【効果】自分フィールドの表側表示モンスター（戦士族）１体を選ぶ。
このターン、そのモンスターの攻撃宣言時に相手は罠カードを発動できない。

　効果は罠カードの発動を封じるもので、《ダーク・リベレイション》の様な罠カードを踏まずに攻撃できる。
　終盤になれば相手がそういった罠カードを引いている可能性は高いため、詰めの局面で役に立つ。
　序盤でも発動させない事で魔法＆罠ゾーンを埋めたままにしておけるため、相手の次のターンでセットできる枚数を減らし、さらに次のターンの相手のドロー枚数を減らせる可能性もある。
　指定は戦士族なので自身も選べるが、攻撃力はあまり高くないため、他の戦士族を一緒に並べておきたい。
　ただ、《ダーク・リベレイション》だと指定したモンスター以外の攻撃宣言時に使われ、指定したモンスターも結局破壊されるといった事態は起こり得るので注意したい。

　条件や効果の関係上、【攻撃力０】で採用することになるが、自身は攻撃力０ではないため、そのサポートを受けることができないのは難点。
　また、効果は戦士族にのみ使用できるため、《暗黒の玉座》を中心とした【攻撃力０】には採用しにくい。
　基本的には《鬼将メザメ》や《洗銃士ウォッシューター》、《月魔将キメルーナ》といった戦士族と一緒に採用するか、《魔将セメルーラ》を中心とした【攻撃力０】に採用することになるか。
　墓地に攻撃力０が十分に存在するなら、《魔将分隊武組》と並べ、あちら及び自身の効果を使用してこのカードをアタッカーとして運用するといったことも可能。

同パックで登場した《ユル縞仙人》・《ゆるしま仙女》とは命名法則が似ている。
上記のモンスターはいずれも攻撃力０であり、このカードの条件に対応していることから、意図的なものだろう。

原作・アニメにおいて―
アニメSEVENSの「ガクトvs内造」戦でガクトが使用。
先攻１ターン目に《属星姫リアース》と共にセットされる。
しかし、返しのターンに魔法カード《ビックリ・ゾンビクトリー》で攻撃表示にされ、あちら及びフィールド魔法《ゾンビ・カーニバル》で強化された《デビル・フランケン・シュライン》に戦闘破壊された。