《オジギプス》のバックアップ(No.42)

《オジギプス》 †

通常魔法
【条件】自分フィールドの攻撃表示モンスター（レベル７以上／戦士族）１体を表側守備表示にして発動できる。
【効果】自分は１枚ドローする。

　召喚・特殊召喚したターンにこの効果を使った場合、最上級モンスターがそのターン攻撃不可能になってしまい、１枚ドローの割りに合わない。
　前のターンから存在している戦士族ならこのカードで守備表示にした後に、表示形式変更を行えるため、実質的に条件なしでドローできる。
　とはいえいくら最上級モンスターでも、相手ターンを凌ぐことは安定しない。
　《闘将ナンデス》を併用すれば守備表示にしたモンスターを攻撃表示にできるため、デメリットは消える。

　このカードの真価は《魔将ヤメルーラ》に使用し、あちらの効果を使用したターンでも攻撃できるようにしつつドローできる点だろう。
　あちらの効果をアドバンス召喚したターンに発動すると攻撃できない点を補える。
　とはいえやはり用途がピンポイントであり腐りやすい点は注意。
　《魔将ヤメルーラ》を採用するデッキでも、同様のことができ効果が腐ってもリリースに当てられる《闘将ナンデス》のほうが扱いやすいだろう。
　ただ、《魔将分隊埋組》の効果の補助としても使えるので、それを目論んでレベル７以上の戦士族を多く採用する手はある。

原作・アニメにおいて―
アニメSEVENSの「遊我vsガクト」戦においてガクトが初使用。
《魔将ヤメルーラ》を守備表示にしてドローしつつ、あちらのモンスター効果により攻撃表示に戻して攻撃可能にするという理想的なコンボを見せた。
「vsギャリアン」戦や「vsフラッシュ海深子」戦でも同様のコンボで使用されている。