《グレムリン》のバックアップ(No.45)

《グレムリン》 †

通常モンスター
星４/闇属性/悪魔族/攻1300/守1400
いたずら好きの小さな悪魔。暗闇から襲ってくる。気をつけろ！

　悪魔族の下級モンスターでは《星戦騎ネッソス》に次ぎ攻撃力が高い。
　ただし《悪星の導き》や《キングス・ディグニティ》の存在から悪魔族通常モンスターには光属性かレベル１であることを重要視されるため、闇属性・レベル４のこのカードは受けられないサポートが多い。
　また、この手のステータスのサポートカードになりえる《獣剣タイガーサーベル》も、アタッカーにこそなれるがレベル５以上のモンスターをリリースする必要のあるロイヤルデモンズとの相性が悪い。
　そのため、よほど下級アタッカーを増やしたい場合を除き【悪魔族】では採用を見送られてしまうのが現状。
　《世紀末獣機界ビーストギア・ワールド》下では攻撃力1600に達するが、獣戦士族・機械族にもより攻撃力の高いカードが多く存在する。

　一応１つの特徴として、守備力1400の下級モンスターの中で最も攻撃力が高いという点がある。
　このため、《右手に盾を左手に剣を》・《左手に剣を右手に盾を》を採用するデッキや、【ＬＯ】などで種族問わず壁が欲しい場合などに採用を検討できる。
　《シエスタトレーロ》などの表示形式変更カードにも強い。
　この場合は守備力が100高いが攻撃力が100低い《ルイーズ》・《グリフォール》との選択となるだろう。

「グレムリン(Gremlin)」とはゴブリンの親戚にあたり、機械にいたずらをするとされる妖精の一種である。
1984年に制作された同名の映画や、RPGなどで知った人も多いだろう。
第二次世界大戦中、イギリス軍のパイロット達が戦闘機の不調の原因を「機体に取り付いた何者か」の仕業だと考えたのが始まりとされ、この現象を『グレムリン効果』と言う。