フュージョン・効果モンスター 星9/闇属性/機械族/攻3000/守3000 「ジョインテック・ネストライダー・タンク」+モンスター(機械族以外)×2 【条件】なし 【永続効果】このカードの攻撃は貫通する。 元々のカード名が「ヴォイドヴェルグ・レクイエム」「アビスレイヤー・リヴァイアナイト」のモンスターを それぞれ素材として墓地へ送ってこのカードをフュージョン召喚したターン、このカードは3回攻撃できる。
超越のトランザムで登場する闇属性・機械族のフュージョンモンスター。
攻撃が貫通し、素材に元々のカード名が《ヴォイドヴェルグ・レクイエム》・《アビスレイヤー・リヴァイアナイト》を墓地へ送ってフュージョン召喚していたターンは3回攻撃できる効果を持つ。
素材は3体と重いが、《ジョインテック・ネストライダー・タンク》以外の指定は緩く、下級モンスターでも問題ない。
ただ、素材が緩く手札から素材にできるカードがあるとしても、4枚消費して攻撃力3000の貫通持ち1体は消費に対してはそこそこ強い程度。
だが、フュージョン召喚のためのカードが強力なので、それらと組み合わせれば後半の効果抜きでも頼りになる場面もある。
例えば【機械族】以外で、強敵対策のため汎用性のある《ジョインテック・ジョイント》を採用する際に《ジョインテック・ネストライダー・タンク》も混ぜておくことで、こちらをフュージョン召喚するチャンスを得られる。
その際はサポートの終わった下級や余った上級、最上級を素材にしつつ、守備力2900以下の相手のモンスターを貫通付きで戦闘破壊できるため、墓地コスト2枚と手札4枚消費としては十分な働きだろう。
また、《パワー・ボンド》による攻撃力6000も魅力だが、レジェンドカードであり機械族以外の素材指定の関係でこちらのフュージョン召喚専門になりかねないので、扱いが難しくなると思われる。
その他、《セブンスロード・マジシャン》を含む素材が墓地にあれば《セブンス・ワンダー・フュージョン》により1枚でフュージョン召喚できるが、別のフュージョンモンスターが強力なのでこちらの優先度は低い。
追加効果は《ヴォイドヴェルグ・レクイエム》と《アビスレイヤー・リヴァイアナイト》を素材に使用した場合の3回攻撃。
総合ダメージは9000となり、多くの場合でフィニッシャーとなれるほどの爆発力がある。
貫通も持っているので守備表示の相手にも強い。
問題は素材となる《ヴォイドヴェルグ・レクイエム》と《アビスレイヤー・リヴァイアナイト》に全くのシナジーが無い事だろう。
《ヴォイドヴェルグ・レクイエム》は《ジョインテック・ネストライダー・タンク》や《ダークネス・ジョインテック・タイラント》の効果から闇属性に偏るので自己強化効果と噛み合うこちらはまだ活用しやすい。
《アビスレイヤー・リヴァイアナイト》に関しては完全に効果が使えなくなるので、まずバニラとしての運用になる。
手札事故がとにかく怖いため、墓地肥やしや手札コストで墓地に置き、《ダークネス・ジョインテック・タイラント》でサルベージして素材にしてしまいたい。