効果モンスター 星1/光属性/天使族/攻 100/守 0 【条件】自分のデッキのカードが10枚以上で、 自分フィールドに表側表示の「ダイスキー・バチカ」がいる場合、 デッキをシャッフルして発動できる。 【効果】自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。 この効果でサイコロを振る効果を持つモンスター(レベル7)が墓地へ送られた場合、 さらに相手に700ダメージを与える。 ダメージを与えた場合、さらに自分または相手フィールドのカードを合計7枚まで選んで破壊できる。
灼熱のサラマンデウスで登場した光属性・天使族の下級効果モンスター。
自分のデッキが10枚以上で自分フィールドに《ダイスキー・バチカ》がいる場合にデッキをシャッフルする事で、デッキトップを墓地へ送り、それがサイコロを振る効果を持つレベル7モンスターであれば相手に700ダメージを与え、その後フィールドのカードを7枚まで破壊できる効果を持つ。
デッキトップがサイコロを振る効果を持つレベル7ならばバーンとフィールドのカードの除去が行える。
除去はどちらのフィールドからも選ぶことができ、カードの種類や表示形式にも指定が無く、1~7の任意の枚数を選べるため非常に性能は高い。
耐性を持つカードを除けば相手フィールドのカードの全滅も可能であり、その後大型モンスターを展開して直接攻撃をお見舞いすればそのターン中の勝利も十分に視野に入る。
なお、条件の《ダイスキー・バチカ》が存在するとあちらのデメリットによりアドバンス召喚が行いにくくなるため、破壊先の1枚にはあちらを選択するのが良い。
成功した際の見返りが大きい代わりに欠点が2つある。
1つ目は、条件の時点でシャッフルを行う必要があるため、確定で効果を成功させることはほぼ不可能な点。
デッキの残り枚数と該当するモンスターの採用枚数である程度の成功率は操作できるが、基本的には成功すれば運が良いと割り切る必要はある。
2つ目は、条件に指定された《ダイスキー・バチカ》が単体ではデメリット持ちの貧弱なモンスターでしかない点。
あちらはアドバンス召喚に利用できないのでフィールドに残りやすく、その場合返しのターンにサンドバッグにされて大ダメージを受けやすい。
何らかの素材やコストで能動的にフィールドから離す手段を用意しておき、失敗してもあちらを排除できる保険を備えた上で運用するのが望ましい。