《バーニング・ブレイズ・ドラゴン》のバックアップ(No.5)

《バーニング・ブレイズ・ドラゴン》 †

効果モンスター
星６/炎属性/ドラゴン族/攻1800/守   0
【条件】自分の墓地のモンスター（レベル５以下／ドラゴン族）１体をデッキの下に戻して発動できる。
【効果】相手フィールドの表側表示のフィールド魔法カードを破壊する。

　墓地コストのみで除去を行えるが、フィールド魔法に限定されるため、相手によっては腐ってしまう。
　多少消費がかさんでも汎用性の高い《火竜の熱閃》・《ハンマークラッシュ》なども存在するため、フィールド魔法を強く意識する場合に採用することになる。
　最上級モンスターではあるが、条件さえ満たしていればフィールド魔法に限らず魔法・罠カード除去をノーコストで行える《ドラゴニック・スレイヤー》も存在するため、こちらならではの利点を見出す必要がある。

　ドラゴン族・上級モンスターとしては《火口の番竜》に次ぐ攻撃力を持つため、バニラと考える、または効果はオマケと割り切って上級ドラゴン族アタッカーの２番手として採用するのも良い。
　通常モンスターである《地を這うドラゴン》に比べるとサポートカードへの対応力では劣るが、「《セイント・バード》＋《山》」の様な下級アタッカーとフィールド魔法のコンボでは倒れない攻撃力を持っているのは大きく、フィールド魔法の発動を牽制する存在にもなれるだろう。
　守備力が０なので表示形式変更効果には滅法弱いが、破壊されても《フェニックス・ドラゴン》で回収できるため、無理に守らずに必要な局面が来た時に再度アドバンス召喚する事を考えても良い。
　ドラゴン族デッキにおいて使用されると致命的となる《世紀末獣機界ビーストギア・ワールド》への対策をモンスターのデッキスロットで用意できるのもメリット。

《クリア・アイス・ドラゴン》とは対になっている様なイラストの構図に見える。
それぞれがゲーム作品等で相反するものとしてよく扱われる「炎属性」と「氷属性」のドラゴンであり、対のものとしてデザインされたのだろうか。