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効果モンスター 星８/地属性/植物族/攻2500/守1500 【条件】このカードを召喚したターンに、自分のＬＰが相手のＬＰ以上の場合、 攻撃表示のこのカードを表側守備表示にして発動できる。 【効果】次の相手ターン終了時まで、自分のＬＰが相手のＬＰ以上の間、 このカードは戦闘では破壊されない。 自分の墓地にモンスターが３体以上いる場合、 さらに自分の墓地のモンスター（植物族）１体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。
ハイグレードコレクションで登場した地属性・植物族の最上級効果モンスター。
召喚ターンに自分ライフポイントが相手以上の場合に攻撃表示の自身を表側守備表示にする事で、次の相手ターン終了時まで自分ライフポイントが相手以上の間は戦闘破壊耐性を得られ、自分墓地にモンスターが３体以上存在すれば更に植物族１体を蘇生できる効果を持つ。
条件及び前半の効果はいずれも「自分ライフポイントが相手以上の」という指定がある。
条件としては相手の動きやデッキも関わるのでやや不安定であり、ライフポイントの数値差次第では効果の使用を諦める割り切りも必要となるか。
「以上」であるため両者のライフポイントが等しい場合でも条件は満たされ、先攻１ターン目ならばこの点はほぼ問題ない。
ただし、この場合は後半の効果の適用条件である「墓地にモンスター３体以上」がやや満たしにくい点は意識したい。
また、召喚されていなければならないため特殊召喚の対象としても余り適していない。
一応攻撃力は及第点なので通常のアタッカーにできなくはないが、基本的には蘇生よりもサルベージと相性が良いと言える。
前半のモンスター効果は条件付きの戦闘破壊耐性。
他の表示形式変更とコンボしない限り、最上級モンスターのアタッカークラスの打点を持つこのカードを召喚したにもかかわらず、壁を用意しただけに留まる。
相手フィールドにどうしても突破できないモンスターがいるのならば１ターン限りの時間稼ぎとなるが、基本的には問題の先送りである。
また、守備力はあまり高くないため貫通にも弱く、ライフポイントが減った事で耐性を失う可能性もある。
総じてこの効果だけでは見返りが薄く、可能な限り後半の効果まで狙いたい。
後半のモンスター効果は植物族１体の蘇生。
蘇生先はレベル制限はなく、且つ運用における制約やデメリットも無いため活用の幅は広く、汎用性は高い。
条件も難しいものではなく、このカードをアドバンス召喚する過程で２体をリリースしている筈なので、余程墓地リソースを消耗していない限り大抵は適用できるだろう。
《花牙武者のリンドウ》を蘇生すれば《花牙一波ムーリン・ドゥーク》の素材が揃い、守備表示となって攻撃が行えないため素材に消費しても惜しくはない。
―《花牙アーマー・クレマチス》を素材に指定するフュージョンモンスター
