「相互」とは『お互い』、「互換」とは『互いに取り換えがきく』ことを意味する。
厳密には「完全に同じ働きをするカード」となるが、もう少し範囲を広げて『入れ替えても基本的な使い方は共通となるカード』といった意味で使われる事が多い。
ラッシュデュエルや遊戯王OCGにおいては『よく似た効果・ステータスのカードで、相互に一長一短があり、どちらが上とも言いがたい』程度のニュアンスを持つ。
どんなに似たカードでも「微妙な差異」があるため、殆どのケースにおいては厳密には相互互換とは呼べず、また常に完全に同じ働きを期待する事は難しい。
一例として、デッキに「種族・属性を問わず、下級アタッカーが欲しい」と考えたとする。
その場合レベル4・攻撃力1500の通常モンスターはそれぞれその枠では相互互換となるが、サポートカードへの対応やコンボやシナジーまで考えるとそれぞれがまた別の評価を受ける。
どこまでが相互互換と呼べるかはデッキやカードプール等によっても変わってくると言えよう。