《フュージョン》 †
通常魔法
【条件】なし
【効果】自分フィールドの表側表示モンスターを素材として墓地へ送り、フュージョン召喚する。
エクストラ超越強化パックで登場した通常魔法。
自分フィールドの表側表示モンスターを素材としてフュージョン召喚を行う効果を持つ。
フュージョン召喚を行う初のカードである。
フュージョン召喚が戦術の軸となる【メタリオン】・【蒼救】をはじめ、フュージョン召喚を行う多くのデッキにおける必須カードである。
このカードとフィールドの2体のモンスターを消費して1体のモンスターを出す関係上、1度発動するだけで2枚のディスアドバンテージとなる。
素材に最上級モンスターを求められる《魔導騎士-セブンス・パラディン》等は、まず素材モンスターをアドバンス召喚するリリースが必要となるため、それ以上の消費が必要となる。
フュージョン召喚して早々に除去・戦闘破壊される事の無い様に伏せカードにはくれぐれも気を付けたい。
このカードには何枚ものサポートカードが存在するが、特に通常モンスター1体を蘇生しつつこのカードをサルベージできる《スター・リスタート》は非常に利便性が高い。
フュージョンモンスターの中には素材の片方ないし両方が通常モンスターであるものが多く、《スター・リスタート》で素材とこのカードを一気に揃えればフュージョン召喚の準備が格段に楽になる。
通常モンスターを素材とするフュージョン召喚を行うデッキであればぜひ併用したい。
それ以外では、非常に緩いデメリットでこのカードを再利用可能な《アストロバイオ・ドレイク》も構築を問わず採用しやすい。
デッキを選ぶものでは、通常モンスターの採用率が多いなら《バック・トゥ・ザ☆フュージョン》、装備魔法も採用するなら《セレブローズ・メイジ》、フィールド魔法も採用するなら《幻壊兵ヘル・メット》がアドバンテージを取りやすい。
- 所有者によって、カードのイラストが異なっている。
ユウオウ・遊我が所持する《フュージョン》は紫の渦があるイラストのもので、それ以外のデュエリストは紫の渦がないイラストのものを所持している。
- 第65話冒頭では、ザ☆ルークメンが所持する《フュージョン》と、自身が所持する《フュージョン》をユウオウがコンピューターで分析し、2枚とも本物であることを確認するシーンがある。
- ネイル曰く「フュージョン召喚のデータはデュエルプログラムに書き加えられたわけではなく、《フュージョン》そのものがフュージョン召喚を可能にするプログラム」とのこと。
- 第66話で《フュージョン》の誕生の経緯が明らかにされた。
幼い頃のネイルが破壊したゴーハの人工衛星に記憶媒体として利用されていた無数のカードが、衛星の破壊により宇宙に漂流。
更に、偶発的に誕生した電子生命体のザ☆ルークメンが、これらのカードにプログラムを書き込んだ事で《フュージョン》が生み出された。
そして、「ザ☆ユーガメン(遊我)vsザ☆ルークメン」戦中には、この人工衛星がゴーハ流星群に紛れて遊我へと落下し、3枚目の《フュージョン》が遊我のデッキへと加わった。
また、このデュエル終了後には無数の流星群がその中の《フュージョン》と共に地上に落下し、フラッシュ海深子やガクトなど多数のデュエリストが《フュージョン》を入手できるようになった。
- ザ☆ルークメンがデュエルしている際にはルークの意識は無く、電子生命体のザ☆ルークメンが主導権を握っている。
この様な事情により、ルーク本人にはデュエルの記憶はなく、デュエルが終わるとデッキ内の《フュージョン》もどこかへと消えてしまっていた。
- 「ザ☆ユーガメン(遊我)vsザ☆ルークメン」戦後、ルークが《フュージョン》を使用しているが、ザ☆ルークメンのものなのか、それとも上述の《フュージョン》を拾ったのかは不明。
- (過去のシリーズでは幾度か見られた現象だが)アニメSEVENSにおいてデュエル中にデッキに混入された初のカードである。
作中内でもこの是非について議論するシーンが見られたが、正式なルールの下で使用可能となった(デッキ参照)。
- 初使用時このカードを見たギャラリーのガクトは「フュージョン!?ハッ!すなわち、融合ということですか!」と反応していた。
- アニメゴーラッシュ!!では「マナブvsニャンデスター」戦でニャンデスターが使用。
《キャットクロー・ガール》と《金眼の星猫》を素材に《スターキャット・デストロイニャー》をフュージョン召喚した。
上記デュエル後、ズウィージョウがニャンデスターのデッキから《フュージョン》を奪い取っており、「遊飛vsズウィージョウ」戦で使用している。
その直後に行われた「ユウディアス&アイツ(ユウナからの引継ぎ)vsザ☆ルーグ」戦においてはザ☆ルーグが《フュージョン》を使用している。
明確な描写は無いが、ズウィージョウがザ☆ルーグに自身が持つ《フュージョン》を献上したのだろうか?
- こちらでは紫の渦がないイラストのものが使用されている。
- 同作ではゴーハ堂とムツバ重機の協力の元で生み出されたカードとなっている。
《ザ☆ドラギアス》を使用するザ☆ルーグ対策用に作成したものの、完成したこのカードを受け取ったニャンデスターがザ☆ルーグ側に付いてしまったため、敵に塩を送る形となってしまった。
その後、ユウナが《フュージョン》の増産をムツバ重機に依頼するも断られたため、独力で《フュージョン》の作成を試みることとなった。
失敗を重ねながらも諦めずに《フュージョン》を作成しようとするユウナの姿を見たことで、最終的にムツバ重機の協力を得られ、2枚目の《フュージョン》が完成した。
この《フュージョン》はユウナがザ☆ルーグとの決戦に臨むに際してデッキに投入しており、「ユウディアス&アイツ(ユウナからの引継ぎ)vsザ☆ルーグ」戦においてユウナと交代したアイツと、デュエル終盤でチーム共有の墓地からサルベージしたユウディアスが使用した。
- 「ユウディアス&アイツ(ユウナからの引継ぎ)vsザ☆ルーグ」戦以降のデュエルでも登場しており、多くの主要キャラクターが使用している。
劇中では明確に描写されていないが、「ユウディアス&アイツ(ユウナからの引継ぎ)vsザ☆ルーグ」戦以降、《フュージョン》が増産されたのだろうか。
- 漫画『遊☆戯☆王SEVENS ルーク! 爆裂覇道伝!!』では、「ルークvsギャリアン」戦でギャリアンが初使用。
《ドリリング・マンドリル》と《ドリル鳥》を素材に《ドリリング・マンドリラー》をフュージョン召喚した。
漫画SEVENSでは遊我が6小に《フュージョン》を広めたという設定で、後にアサナ、ルーク、遊我も使用している。
関連カード †
―《フュージョン》に関係する効果・条件を持つカード
収録パック等 †
FAQ †
Q:魔法カード「《フュージョン》」を使ってフュージョン召喚する場合、裏側守備表示のモンスターを素材にできますか?
A:できません。(21/09/10)
Q:魔法カード「《フュージョン》」を使ってフュージョン召喚する場合、手札のモンスターを素材にできますか?
A:できません。(21/09/10)
外部リンク †