《サイコな埋葬》のバックアップ(No.8)

《サイコな埋葬(まいそう)》 †

通常魔法
【条件】１０００ＬＰを払って発動できる。
【効果】自分のデッキの上からカード２枚を墓地へ送る。
相手フィールドのモンスターが３体の場合、
さらに自分のデッキの上からカード１枚を墓地へ送る事ができる。

　墓地を肥やすことができるが、軽くないライフコストが必要となる。
　墓地に存在するカードによって条件を満たしたり、アドバンテージを得られるトロンなどを使うデッキで使いたい。
　墓地からのサルベージが可能なカードを用いれば手札消費分を補うことも可能である。

　同じくライフコストを払い墓地を肥やせる《ロマンス・ピック》はこちらのライフコストによりあちらの条件が満たしやすくなるため相性が良く、他のサイキック族への間接的なサポートカードにもなれる。
　ただし、ライフコストは嵩みやすいため、ライフポイントの管理には気をつけたい。
　サイキック族のライフコストを払う役としては《アミュージー・パフォーマー》も存在するが、あちらは自身をリリースに使える・支払うライフコストが少ない代わりに墓地を肥やす能力は持たず、《シエスタホールド》などで妨害される可能性もあるため、相互互換といったところか。
　ドラゴン族デッキでは《フェニックス・ドラゴン》とコンボできれば、デッキのドラゴン族をそのまま手札に加えるかの様な動きをする事ができる。

OCGではOCG:《おろかな埋葬》に代表される「○○な埋葬」というカードが複数登場しており、このカードもそれを意識している。
特にイラストからするとOCG:《おろかな重葬》の続きであると思われる。
- また、「ライフコストを払う」という性質から、サイキック族をイメージしたカードであることもうかがえる。
  カード名の「サイコ」は、超能力を意味する「サイコキネシス」の略だろうか。

原作・アニメにおいて―
「ロミンvs寿司子」においてロミンが使用。
後攻１ターン目に発動し、《砕光のエスパレイド》と《エレンジェル》を墓地へ送った。
また、ロミンはこのカードのライフコストを利用し、《ロマンス・ピック》の条件を満たそうとしていたが、寿司子の罠カード《ローリング・カッパー》によりライフを回復されたことで失敗に終わった。