通常魔法 【条件】なし 【効果】自分のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。 自分の手札が0枚の場合、さらに自分の墓地の通常モンスターを2体まで選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。
デッキ改造パック 創造のマスターロード!!で登場した通常魔法。
デッキトップを墓地へ送り、手札0枚ならば更に通常モンスターを2体まで蘇生可能な効果を持つ。
《潜入開始》と並ぶ最上級通常モンスターの強力な展開手段であり、【通常モンスター】の核となるカード。
蘇生先は通常モンスターという縛り以外は制約もデメリットも一切なく、表示形式も自由なので活用の幅は非常に広い。
単純に最上級モンスター2体を出すだけでも、アドバンス召喚には手札を6枚も要する盤面を手札1枚で作れた事になり、破格のアドバンテージと言える。
2体「まで」と融通も利き、墓地の通常モンスターが1体のみの場合や、モンスターゾーンの空きが1つの場合でも蘇生できる。
欠点として、手札0枚で発動しないと、1枚の墓地肥やしを行うだけのカードになってしまう。
また、このカードの蘇生先となる最上級モンスターを多めに採用すると、それらが手札で余ってしまい手札を0枚にできなくなる危険性がある。
したがって、このカードを軸としたデッキでは「効率的に墓地に通常モンスターを送り込みつつ、手札を0枚にする」ギミックが求められる。
上記の通りこのカードの発動が通れば手札6枚分に匹敵する展開ができるので、ハンド・アドバンテージは度外視し手札を積極的に捨てるカードを多く搭載するのが良い。
抜群の相性を誇るカードとして、手札を2枚捨ててこのカードを回収できる《魔法石の採掘》が挙げられる。
かつては《魔法石の採掘》で《魔法石の採掘》を回収することで、意図的に手札を減らす事も可能ではあったが、あちらが制限カードに指定された事によって不可能となってしまった。
手札が何枚あっても能動的に0枚にできる《手札活殺》も使いやすい。
手札の最上級通常モンスターを捨てつつこのカードを引き込む手段としては、《七宝船》・《ドスオドン》・《天の加護》などがある。
場合によってはフィールドにセットして条件を満たすまで発動を待つのも手である。
蘇生先の主力は、《潜入開始》と同様レベル7・攻撃力2500の最上級モンスターとなる。
一方《潜入開始》と異なりレベル制限なく蘇生できるので、レベル8・攻撃力3000の《青眼の白龍》が出せるのは魅力的である。
逆にレベルの低いモンスターも出せるので、《疾風幻獣パズズ》を出して《フォローウィング・ワールド》でアタッカーにする運用も可能。
これらでアタッカーを並べて攻め立てるのが良いだろう。
また表側守備表示でも出せるので、戦略によっては《ロイヤルデモンズ・ノーウェイブ》などの高守備力モンスターを壁として出すのも良い。
《火麺特忍ミソインスタント》・《月輪龍アンブランサーF》・《メタリオン・キングコブラスター》といった、高レベル通常モンスターを素材とするフュージョン召喚の補助にも向いている。