効果モンスター 星1/光属性/ドラゴン族/攻 0/守 0 【条件】自分がモンスターをフュージョン召喚した自分メインフェイズに、 自分フィールドの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。 【効果】自分は1枚ドローする。 その後、自分の墓地のフュージョンモンスター(ハイドラゴン族)1体を選んで自分フィールドに表側表示で特殊召喚できる。 この効果で特殊召喚した場合、さらに自分の墓地の「フュージョン」または「融合」1枚を選んで手札に加える事ができる。
最強ジャンプ(2023年9月号) 付属カードで登場した光属性・ドラゴン族の下級効果モンスター。
自分がフュージョン召喚したメインフェイズに自分フィールドの自身を墓地へ送る事で、1枚ドローし、ハイドラゴン族フュージョンモンスター1体を蘇生でき、さらに《フュージョン》か《融合》1枚をサルベージできる効果を持つ。
フュージョン召喚したターンにドローができる。
基本的に「指定の3枚以上を揃えて消費するフュージョン召喚の際に、このカードも用意できるのか」という問題があり、安定してフュージョン召喚ができないとバニラとなるため扱いは難しい。
墓地から素材を調達できるデッキ等であれば利用しやすいが、ドローのみでは損失が無いだけに留まるので、後半の効果を活かすためにフュージョン召喚軸の【ドラゴン族】で運用するべきだろう。
下級モンスター同士や《ミラーリング・ワイバーン》を活用してフュージョン召喚できる《ダブルレイ・ドラゴンズ》が、条件や後半の効果の適用に適している。
蘇生先はハイドラゴン族に限定されており、一度フュージョン召喚を行った上で墓地へ送る必要がある。
既にハイドラゴン族が墓地にいる場合に蘇生できれば、条件となったフュージョン召喚によるフュージョンモンスターと共に高い攻撃力で攻めていく事ができる。
また、墓地に他のハイドラゴン族がおらず、フュージョン召喚したターンに活用する場合、コストにする等でも消費上損は無く、蘇生前後で効果を2回発動できる。
ただし、このカードとフュージョン召喚用カードに加え、コストにするカードを揃えるという前提が非常に重く、効果に関しても手札コストが必要なものは連続使用が難しい。
他の効果は自己強化が殆どなので、活用できるのは《朧撃龍ミラギアスターF》や《虚撃龍ゼロガイギアス》、もしくはよっぽど手札が良い場合等に限られる。
そのため、基本的に除去された際のリカバリー手段として見てもいいが、下記の《ミラーリング・ワイバーン》のコンボも一応狙える。
蘇生後は《フュージョン》か《融合》のサルベージができる。
サルベージ先は条件となるモンスターや蘇生先のハイドラゴン族を出す過程で墓地にある事がほとんどだが、それ以外の《ドラゴン・トライブ・フュージョン》等を採用するなら適用を諦めるか要調整。
そのターンにフュージョン召喚ができなくても、このカードを採用するデッキであれば次への備えとして優秀な効果と言える。
もしそのターンで活用する場合、《ミラーリング・ワイバーン》で《ダブルレイ・ドラゴンズ》か《ザ☆ドラギアスター》をリリースして素材を蘇生していれば、再度フュージョン召喚ができる。
その場合、このカードで蘇生したものと合わせて、同名フュージョンモンスター2体を並べることができ、《ザ☆ドラギアスター》であればドロー分を手札コストにして2体に2回攻撃も付与できる。
《ドラゴニック・プログレス》でフュージョン召喚用カードと共にサルベージできるため、条件その他を満たせる状態になるまで墓地に確保しておき、必要に応じてサルベージもできる。
なお、汎用性のあるカードやそもそもの素材のためにも活用できるため、こちらと相性は良いがこちらをサルベージするほどの余裕があるかはまた別の問題となる。
そして、同時にサルベージされるのが自身の効果でサルベージできるものとは別のフュージョン召喚用カードなので、蘇生までの適用とするか、それぞれ同時採用する形になる。
条件を満たせない場合は、ハイドラゴン族の素材となるモンスターは上級・最上級モンスターが多いので、それらのアドバンス召喚のリリースに使うのがいいか。