獣族を中心とした種族デッキ。
ただし、後述するように守備力200のモンスターを中心とした【キャット】では他種族も混ざる混合構築が基本となる。
2023年2月現在では、純獣族で構築しようとする場合は【羊界】や【炎属性】軸になりやすい。
【炎属性】軸については【炎属性】のページで詳しく述べられているため、このページではそれ以外について解説する。
―獣族通常モンスター
獣族関連のカードには通常モンスターに関係するものが多く、デッキとしての重要度は高い。
―相性の良い他種族のモンスター
【キャット】専用のモンスターは下記を参照。
【キャット】や【炎属性】軸など、個別の構築ならば採用できるものは存在するが、【獣族】全体で採用できそうなものは現状存在しない。
【羊界】がフュージョンモンスター自体を必要としない構築であることも理由の一つである。
―相性の良いカード
羊界カードを主軸とした構築であり、通常モンスターの割合とそれに関連する効果が多いのが特徴。
《魔法羊女メェ~グちゃん》がキーカードとなるため、《魔法羊女メェ~グちゃん》軸とも呼べる。
蘇生・サルベージ・墓地コストと兎に角墓地を活用(参照)する効果が多く、墓地肥やしの重要性は非常に高い。
特に《魔法羊女メェ~グちゃん》が墓地に存在するか否かはその後の動きにも深く関わるため、序盤はあちらを墓地へ送る事を1つ意識しても良いだろう。
レベル9以上の大型モンスターは《魔法羊女メェ~グちゃん》単体で太刀打ちできず、《メロメロメェ~グ☆ウ~ルトラビーム》でも除去できないので難敵と言える。
レジェンドカードを含めた汎用カードで対処するか、何らかの戦闘補助と併用して強引に戦闘破壊で突破したい。
守備力200で統一されたキャットを中心としたビートダウンデッキ。
全体としては獣族の割合が多いが、アタッカーは獣戦士族や戦士族も務めやすい。
また、上記種族以外にも採用は可能だが、関連カードは守備力200のモンスター全体に作用するものと、特定種族のみ作用するものが混在している。
使用の際には間違えない様に注意した上で採用バランスを決めると良い。
全体的な特徴としては蘇生手段に長けており、やはり墓地肥やしは重要と言える。
ややコンボ性が強い構築故に手札事故のリスクはあるが、逆転性も高いので劣勢状況でも諦めずにプレイすれば勝利も見えてくる。
―この構築で採用される獣族サポート
他構築でも採用可能な汎用獣族サポートについては上記を参照。
炎属性・獣族に関連した効果が中心であり、採用する獣族も炎属性に偏りがちとなる。
詳細は【炎属性】のページを参照。
《魔法羊女メェ~グちゃん》を狙い撃ちしてくる《極奏のマッハヴァイオ》を抱える【サイキック族】が苦手。
カードプールの増加により多少解消されたが、攻撃力に関してはやや不足気味。
戦闘補助と併用しても攻撃力3000を超えるモンスターには及ばない事が多く、耐性も強力なマキシマムモンスターとなると非常に厄介。
また、墓地リソースが重要であるがために墓地からデッキに戻すカードに弱い。
特に【羊界】は種族統一且つ採用する通常モンスターを分散させる関係上、《バックビート》と《暴風輪》の両方が刺さる。