蒼救カードと複数のフュージョンモンスターを駆使して、ビートダウンとロックの要素を併せ持つデッキ。
メインデッキは戦士族と天使族、エクストラデッキは天界戦士族で構成されやすく、《フュージョン》に関係する効果も多い。
《フュージョン》との繋がりが深いため、あちらを複数採用した上で、そのサポートカードも検討したい。
―蒼救
大別すると、レベル1の天使族とレベル2~4の戦士族に分類される。
フュージョンモンスターにおけるそれぞれの素材の組み合わせは以下の通りとなる。
(左列の「属性」はフュージョンモンスターと天使族の属性を意味する。)
属性 | フュージョンモンスター | 素材(天使族) | 素材(戦士族) |
光 | 《蒼救の一閃 ディグレイス》 | 《蒼救天使 ソレイル》 | 《蒼救騎士 ダンクス》 |
《蒼救の光耀 ガルフレア》 | 《蒼救騎士 ランガ》 | ||
《蒼救の閃光 ソルシュエール》 | 《蒼救騎士 シエーラ》 | ||
闇 | 《蒼救の晦冥 ネルクリタ》 | 《蒼救天使 ルーア》 | 《蒼救騎士 セイル》 |
《蒼救の泡影 アルティエラ》 | 《蒼救騎士 シエーラ》 | ||
《蒼救の幻影 ドルクムーア》 | 《蒼救騎士 ダンクス》 |
―相性の良いモンスター
《蒼救騎士 シエーラ》・《蒼救騎士 ダンクス》の効果の制約から、アタッカーは極力戦士族か天使族を採用したい。
メインデッキを軸とする構築なら下記以外にも汎用性の高い戦士族か天使族のアタッカーを採用しても良いだろう。
―蒼救フュージョンモンスター
いずれもレベル9の天界戦士族であり、素材指定は蒼救の天使族+戦士族の組み合わせである(上記の表も参照)。
特徴としては、光属性は選択効果、闇属性は永続効果を有する。
《蒼救騎士 シエーラ》・《蒼救騎士 ダンクス》の効果で見せるための運用も考慮し、少なくとも5種類はエクストラデッキに採用しておきたい。
―それ以外のフュージョンモンスター
蒼救フュージョンモンスターの種類が増えた現在では他の天界戦士族は必須ではなくなった。
一応、《天翔流麗ヤメテラス》辺りは素材の《魔将ヤメルーラ》がデッキと相性が良いためフュージョン召喚もできなくはない。
天界戦士族以外では以下のモンスターらが候補になるが、こちらも出す機会があれば程度に捉えておいて良いだろう。
―蒼救
―その他相性の良いカード
特に必須カードはないので、明確なシナジーを考慮せず汎用性の高いものを採用しても問題はない。
理想としては蒼救フュージョンモンスターを安定して立たせられる状況である。
特に、通常魔法を多用するデッキに対しては《蒼救の泡影 アルティエラ》を多少無理をしてでも出していきたい。
ただ、戦力をフュージョンモンスターに依存しすぎるとフュージョン召喚のパーツが揃わなかった場合にどうしようもなくなるので、他の勝ち筋も用意はしておくと無難。
一応、上級モンスター程度ならば《蒼救騎士 シエーラ》・《蒼救騎士 ダンクス》で攻略でき、《蒼救の証》等の戦闘補助と併用すれば最上級モンスターにも対応できる。
汎用性の高い除去効果を持つ《蒼救の願い》に加え、《ダイスマイトガール・ラップス》を加えたコントロールデッキ。
《ダイスマイトガール・ラップス》が守備力2700なので《七宝神-良財》・《七宝神-米大》とも混ぜやすく、それらが全て天使族なのでサポートカードも共有しやすい。
《ダイスマイトガール・ラップス》をサルベージできる《ダイスキー・リボン》・《ダイスキー・メクル》も候補であり、よりダイスに寄せた【ギャンブル】型も作れる。
フュージョン召喚に付き物の手札事故はどうしても懸念材料となる。
メインデッキの蒼救モンスターは単体で運用できるのは《蒼救騎士 シエーラ》・《蒼救騎士 ダンクス》程度なのもそれを助長する。
残りは効果の発動に手札の状況を問うので、状況次第ではバニラ化してしまうのは不安定な要素と言えよう。