#author("2023-01-21T20:29:29-08:00","","")
#author("2024-11-29T03:27:05-08:00","","")
*《エクディシス・カリギュレオン》 [#top]
 効果モンスター
 星８/闇属性/爬虫類族/攻2000/守   0
 【条件】なし
 【永続効果】このカードの攻撃力は、［自分の墓地のカードの数］×１００アップする。

　[[デッキ改造パック 創造のマスターロード！！]]で登場した[[闇属性]]・[[爬虫類族]]の[[最上級>最上級モンスター]][[効果モンスター]]。~
　[[墓地]]の[[カード]]の枚数に比例して自身を[[強化]]する[[永続効果]]を持つ。~

　[[強化]]倍率こそ×100であるものの、参照するのは[[墓地]]の[[カード]]の枚数であり、[[カードの種類]]を問わないため、飛躍的に[[攻撃力]]を上げることができる。~
　[[元々の攻撃力]]が2000あるため、[[墓地]]に[[カード]]が５枚あれば[[最上級モンスター]]の基準値である2500に達する。~
　そしてその数値から[[《ハーディフェンス・ミッション》]]の影響を受けないのも評価点。~
　[[条件]]もなく、[[【爬虫類族】]]のみならず様々な[[デッキ]]で活躍できる汎用的な[[モンスター]]である。~
　[[【爬虫類族】]]なら[[《カマレオン》]]で[[墓地を肥やす]]事はそう難しくない為、[[デュエル]]中盤以降で[[攻撃力]]3000をも超えるだろう。~

　[[墓地]]の[[カード]]が少ないと[[相手]]の[[マキシマムモンスター]]などに[[戦闘破壊]]される可能性はある。~
　[[墓地を肥やす]]ことが得意な[[デッキ]]で使い、[[攻撃力]]を大きく上げておきたいところ。~

　しかしながら、弱点もある。~
　まずは[[守備力]]が０であり、[[表示形式]]変更に弱い点。~
　採用率の高い[[《シエスタトレーロ》]]や、[[【機械族】]]の防御[[カード]]である[[《バトル左遷》]]・[[《獣機界奥義 獣之拳》]]など、[[表示形式]]変更[[カード]]は遭遇率も高いため、対処される可能性は高くなる。~
　[[貫通]]持ちの場合は、実質[[直接攻撃]]に等しい[[戦闘ダメージ]]となってしまう。~
　２つ目に[[ラッシュデュエル]]においてメジャーな[[墓地]][[メタ]]が刺さりやすい点。~
　主流の[[墓地]]メタ[[カード]]である[[《バックビート》]]を意識するなら、[[デッキ]]構築の段階で採用する[[モンスター]]の[[種族]]を散らすなどの工夫が必要になるだろう。~
　それでも、[[《グランド・エクストリーム》]]を擁する[[【海竜族】]]に対しては不利な状況も多くなる。

-[[イラスト]]では、カメレオン型の[[モンスター]]が何重にも積み重なり、龍の首のようなシルエットを模している。~

-[[カード名]]の「エクディシス」は英語で「脱皮」を意味する。~
後半の「カリギュレオン」は「カリギュラ」と「カメレオン」を掛けたものか。

--「カリギュラ」とは、ローマ帝国第3代皇帝ガイウス・カエサル・ゲルマニクスのこと。~
元々「カリギュラ」は、彼の幼少期の愛称であった。~

---ただし、ここでは「カリギュラ効果」のことを指しているのではないかと思われる。~
カリギュラ効果(カリギュラ現象)とは、禁止されるとかえってやってみたくなる心理現象、あるいはその逆(やれといわれるとしたくなくなる)を指す。~
上記の皇帝をモデルとした映画『カリギュラ』が、そのあまりに過激な内容からボストンなどで上映を禁止されたことで、かえって話題を呼んだことが由来とされる。

-原作・アニメにおいて―~
アニメSEVENSでゴーハ・ユウガが使用する切り札。~
初登場は「ルーク（遊我からの引継ぎ）vsユウガ」戦で、[[《メカレオン》]]２体を[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]される。~
ユウガの[[墓地]]に41枚の[[カード]]が存在することにより[[攻撃力]]を6100まで[[強化]]され、そのまま[[直接攻撃]]で勝負を決めようとしたが、[[罠カード]]《聖なる鏡》により[[攻撃]]を[[無効]]にされた。~
返しの[[ターン]]に、[[《ことのはの妖精》]]・[[《ささやきの妖精》]]の[[効果]]で[[墓地]]の[[モンスター]]を、[[魔法カード]]《１／∞》の[[効果]]で[[墓地]]の[[魔法カード]]を悉く[[デッキ]]に[[戻された>戻す]]ことにより、[[攻撃力]]が2800まで下げられた。~
（この[[ターン]]、ルークは[[《警告鱗光》]]の[[効果]]により[[攻撃力]]3000以上で[[攻撃]]できなかったため、ルークが勝利するには2800以下に[[弱体化]]する必要があった。）~
直後に[[《魔導騎士－セブンス・パラディン》]]に[[戦闘破壊]]され、ユウガは敗北した。~
[[攻撃]]名は「デザイア・オブ・ダークネス」。~

--[[召喚]]口上は、「お前のさらす シカバネがムクロが断末魔が！俺の糧となり強さとなる。出て来い、《エクディシス・カリギュレオン》！」。~

--その[[攻撃]]演出は非常に派手であり、対戦相手のみならずギャラリーまでもが爆発の衝撃で気を失う程であった。~
この影響なのかは不明だが、[[デュエル]]終了後にはこの時に気を失ったメンバーは全員[[《死者蘇生》]]の記憶封印の影響を受けていた。~

--ユウガは[[デッキ切れ]]の敗北を防ぐと同時にこの[[モンスター]]の[[攻撃力]]を極限まで上げるために[[墓地肥やし>墓地を肥やす]][[カード]]を多く採用した60枚[[デッキ]]を組んでいた。~
この狙いに気付いていた遊我は[[墓地]][[メタ]][[カード]]を[[デッキ]]に投入して[[デュエル]]に臨んでおり、それがルークの勝利に繋がる形となった。

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[レオン]]

-[[《シャドウ・グール》]]

―《エクディシス・カリギュレオン》の姿が見られる[[カード]]
-[[《警告鱗光》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【爬虫類族】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[デッキ改造パック 創造のマスターロード！！]] RD/KP08-JP022 &size(10){[[Ultra]],[[Rush]]};

//**FAQ [#faq]
//Ｑ：~
//Ａ：

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

**外部リンク [#link]
-[[カードデータベース>https://www.db.yugioh-card.com/rushdb/card_search.action?ope=2&cid=17298]]
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