#author("2025-03-16T05:32:37-07:00","","")
#author("2025-04-20T13:54:20-07:00","","")
*《デーモンの&ruby(しょうかん){召喚};》 [#top]
 通常モンスター(LEGEND)
 星6/闇属性/悪魔族/攻2500/守1200
 闇の力を使い、人の心を惑わすデーモン。
 悪魔族ではかなり強力な力を誇る。

 [[デッキ改造パック 幻撃のミラージュインパクト!!]]で登場した[[闇属性]]・[[悪魔族]]の[[上級>上級モンスター]][[通常モンスター]]の[[レジェンドカード]]。~

 [[上級モンスター]]だが、[[攻撃力]]は[[最上級モンスター]]と同じ水準であり、ほとんどの[[モンスター]]を一方的に[[戦闘破壊]]できる。~
 [[リリース]]1体でこの[[攻撃力]]は破格であり、[[最上級モンスター]]と比較すると[[手札事故]]で[[腐る]]可能性も減るため非常に扱いやすい。~

 [[悪魔族]]なので[[《ロイヤルデモンズ・パンク》]]・[[《エクリケラス・ドラコーン》]]で[[サルベージ]]が可能であり、比較的容易に使い回しが可能。~
 [[《世紀末獣機界ビーストギア・ワールド》]]を併用すれば[[攻撃力]]2800となり、さらにあちらの[[弱体化]]により[[《青眼の白龍》]]すら[[戦闘破壊]]が可能。~
 その一方で[[【悪魔族】]]の主力[[サポートカード]]にはあまり対応しておらず、[[《ロイヤルデモンズ・ライブアリーナ》]]や[[《悪星の導き》]]は[[属性]]が合わず、[[レベル]]不足で[[《獣機界奥義 獣之拳》]]は発動できない。~

 弱点としては[[守備力]]が1200と低く、これは一部の[[下級>下級モンスター]][[効果モンスター]]に[[戦闘破壊]]されるほどであり、[[表示形式]]変更[[効果]]を受けると容易に突破されてしまう。~
 また、[[レベル]]6である点は[[メリット]]も多いが、多くの[[罠カード]]の範囲に引っかかってしまう[[デメリット]]もある。~

 また、同じ[[レジェンド>レジェンドカード]][[モンスター]]枠にはライバルも多く、それらとの競争が求められる。~
 [[《偉大魔獣 ガーゼット》]]・[[《虚無魔人》]]は[[レベル]]・[[属性]]・[[種族]]が完全に一致し、いずれも有用な[[モンスター効果]]も擁する。~
 前者は[[リリース]]先に左右される不安定さこそあれど、爆発的な[[攻撃力]]も得やすく、「高い[[攻撃力]]を得たい」という点ではあちらに分がある。~
 後者は[[お互い]]の[[特殊召喚]]を封殺する[[効果]]が刺さる[[デッキ]]には強烈に刺さり、場合によってはあちら1体で完封する事もあり得る。~
 一方、両者共に状況次第ではその力を発揮できない不安定さも抱えており、それに対してこちらは状況に左右されず構築を問わない安定性と、[[通常モンスター]][[サポート>サポートカード]]に対応する取り回しのしやすさで優れている。~

 [[種族]]は違えど、[[レベル]]が一致する[[効果モンスター]]の[[《人造人間-サイコ・ショッカー》]]・[[《風帝ライザー》]]・[[《氷帝メビウス》]]も競合先の1つ。~
 いずれも優勢時のダメ押し・不利な盤面の好転と[[デッキ]]を選ばない[[汎用性]]がある。~

 他には[[《サイバティック・ワイバーン》]]が、[[通常モンスター]]・[[攻撃力]]2500の[[レジェンドカード]]としてライバルとなる。~
 こちらはこの[[カード]]よりも[[守備力]]が高いのでこの[[カード]]よりも[[表示形式]]の変更に強く、また、[[《フォローウィング・ワールド》]]が存在すれば[[攻撃力]]が3000に達する。~
 [[攻撃力]]が全く同じ[[通常モンスター]]同士であるため、どちらを採用するかは同時に採用する[[サポートカード]]次第か。~

 このように単体のポテンシャルは悪くないが、他の[[レジェンド>レジェンドカード]][[モンスター]]と比較すると「単純に[[攻撃力]]が高い」というのは[[メリット]]となりにくい。~
 そのためこの[[カード]]の最大の強みである[[サポートカード]]を駆使した専用[[デッキ]]を組むのが妥当なところ。~
 [[サポートカード]]の中でも特に[[《魔雷冥》]]の[[墓地]][[メタ]]能力は[[ラッシュデュエル]]の中でも最高峰と言える。~
 更に、[[レジェンドカード]]関連では[[《未熟な魔王》]]・[[《レジェンド・マジシャン》]]・[[《原初の一振り》]]等にも対応しており、[[サポートカード]]の豊富さでは[[レジェンドカード]]でも上位と言えよう。~

-[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ]]にも登場していた[[カード]]の1枚である。~
「遊☆戯☆王」原作初期から登場していた[[カード]]であり、[[《青眼の白龍》]]も登場した原作最初の[[デュエル]]において、[[《ブラック・マジシャン》]]よりも先に主人公・[[武藤遊戯>OCG:《トークン》(闇遊戯)]]に切り札として使用されていた経歴を持つ最古参の[[カード]]。~
さすがに[[《青眼の白龍》]]にこそ劣るが、作中では「[[悪魔族]]最強」の名をほしいままにし、活躍の機会も多かった。~

--モデルは別TCGである「Magic: the Gathering」のクリーチャー、「奈落の王/Lord of the Pit」であると思われる。~

-[[《ブラック・マジシャン》]]や[[《真紅眼の黒竜》]]と同様に複数の専用[[サポート>サポートカード]]を持つ[[レジェンドカード]]だが、それらが[[OCG]]の頃から存在する専用[[サポート>サポートカード]]が多いのに対し、こちらは[[ラッシュデュエル]][[オリジナルカード]]が多い点が異なる。~
また、この[[モンスター]]の専用[[サポート>サポートカード]]の多くは「[[レベル]]7以上の[[悪魔族]][[通常モンスター]]」もサポート範囲に指定している。~
現状は数が少ないものの、[[レジェンドカード]]以外も含める事で[[《ブラック・マジシャン》]]や[[《真紅眼の黒竜》]]の専用[[サポート>サポートカード]]に対してわずかながら[[腐る]]リスクを減らせられる。~

-[[フレイバー・テキスト]]では「[[悪魔族]]ではかなり強力な力を誇る。」とあるが、[[遊戯王ラッシュデュエル]]においては「かなり」どころか[[最上級モンスター]]の[[《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》]]らと並び[[悪魔族]]では最強クラスの[[攻撃力]]を誇っている。~
--現在は更新されてしまったものの、[[レベル]]6で2500という[[攻撃力]]は[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ]]においても登場当時は破格のもので、しばらくの間はこの[[カード]]だけが持っていた[[ステータス]]であったため、多くの[[プレイヤー]]に愛用されていた。~

--一方で、専用の[[サポートカード]]を持つ[[レジェンドカード]]という点ではその[[フレイバー・テキスト]]に恥じぬカリスマであるだろう。~

-[[悠久のギャラクティカ]]収録の新規[[イラスト]]は[[OCG]]にも存在しなかった完全新規の構図である。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメSEVENSの「遊我vsオーティス」(2戦目)でオーティスが使用。~
[[先攻]]1[[ターン]]目に[[《グレムリン》]]を[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]され、[[《魔迅雷》]]の[[発動]]につなげた。~
返しの[[ターン]]に[[《セブンスロード・マジシャン》]]に[[戦闘破壊]]されるが、すぐさま[[《デーモンの受肉》]]により[[蘇生]]される。~
次のオーティスの[[ターン]]に[[《魔殲光》]]により[[フィールド]]をがら空きにしつつ、[[《ローグ・オブ・デーモン-デーモンの使役者》]]の[[効果]]により[[破壊]][[耐性]]を得て、遊我に[[直接攻撃]]を決めた。~
その後も[[サポートカード]]を駆使して遊我を圧倒するも、最終的に再び[[《セブンスロード・マジシャン》]]に[[戦闘破壊]]された。~
[[攻撃]]名は、原作と同じく「魔降雷」。

--[[召喚]]時の口上は、「地獄の漆黒を喰らい、混沌を生み落とす者よ。ソロモンすら一目置く頂上の恐怖よ。今こそすべての光を滅びの色に染めんがため…いでよ!《デーモンの召喚》を[[召喚]]!」。~
[[《真紅眼の黒竜》]]と同様に、過去作品でも登場している[[カード]]であるが、専用の[[召喚]]口上が付くのはこれが初めてである。~

--原作「遊☆戯☆王」及びアニメ「遊戯王デュエルモンスターズ」でこの[[カード]]を[[召喚]]する際、「《デーモンの召喚》を[[召喚]]」という言い回しは避けられていたが、オーティスが使用した際は上記の通り「《デーモンの召喚》を[[召喚]]!」と発言している。~

---但し、アニメ版でモブキャラは「《デーモンの召喚》を[[召喚]]!」と発言したことがある。詳しくは[[OCG版のページを参照>OCG:《デーモンの召喚》]]。

--この[[カード]]が現れた際、「闇の力で心を惑わす、[[悪魔族]]ではかなりの[[レアカード]]」と、[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ]]での[[エラッタ]]前の[[フレイバー・テキスト]]にちなんだ紹介がなされている。~

--[[デュエル]]以外では、アニメSEVENSの第25話において、デュエル博物館に展示された模型の1つとして登場している。~
また、第39話の移動デュエル装置R零号の開発場面で、壁に投影されていた[[カード]]の1枚としても登場している。

-コナミのゲーム作品において―~
[[遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル!!>ゲーム付属カード]]では、アニメ本編と同様にオーティスが使用した際のセリフがアップデートにて追加されている。~

**関連カード [#card]
-[[デーモン]]

-[[OCG:《デーモンの召喚》]]

―[[カード名]]を《デーモンの召喚》として扱う[[カード]]
|CENTER:|CENTER:|CENTER:|c
|''[[カード名]]''|''変更される場所''|''変更の仕方''|h
|~[[《決戦のスカル・デーモン》]]|[[手札]]・[[墓地]]|[[効果外テキスト]]|
|~|[[フィールド]]|[[発動]]する[[効果]]|
|~[[《惑乱のスカル・デーモン》]]|[[手札]]・[[墓地]]|[[効果外テキスト]]|
|~|[[フィールド]]|[[発動]]する[[効果]]|
|~[[《デーモンの顕現》]]|[[フィールド]]|[[永続効果]]|

―[[サポートカード]]
-[[《昇格の魔鏡》]]
-[[《チェンジ・スライム-悪魔竜形態》]]
-[[《デーモンの伝令》]]

-[[《デーモンの槍兵》]]

-[[《デーモンの顕現》]]

-[[《デーモンの供物》]]
-[[《魔霧雨》]]
-[[《魔迅雷》]]
-[[《魔殲光》]]
-[[《メテオフレア・フュージョン》]]

-[[《デーモンの受肉》]]
-[[《魔雷冥》]]

&aname(fusion);
―《デーモンの召喚》を[[素材]]に指定する[[フュージョンモンスター]]
-[[《デーモンの顕現》]]
-[[《メテオ・スカル・デーモン》]]

-[[《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》]]
-[[《ブラック・ドラゴンズ・デーモン》]]
--[[《真紅眼の黒竜》]]

―《デーモンの召喚》の姿が見られる[[カード]]
-[[《デーモンの供物》]]

-[[《デーモンの受肉》]]
-[[《デーモンの雷撃》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【デーモン】>【通常モンスター】#Archfiend]]
-[[【デーモン】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[デッキ改造パック 幻撃のミラージュインパクト!!]] RD/KP03-JP000 &size(10){[[Rush]]};
-[[レジェンド覚醒パック]] RD/LGP1-JP018 &size(10){[[Rare]]};
-[[トーナメントバトル 2023年6月 上位賞>プロモカード#S23P-JP003]] RD/S23P-JP003 &size(10){[[Ultra Parallel>Parallel]]};
-[[トリプルビルドパック エボリューション・インパクト]] RD/TB02-JP077
-[[悠久のギャラクティカ]] RD/KP20-JP000 &size(10){[[Overrush]]};

**外部リンク [#link]
-[[カードデータベース>https://www.db.yugioh-card.com/rushdb/card_search.action?ope=2&cid=15781]]

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