#author("2025-03-25T06:06:57-07:00","","") #author("2025-04-01T04:32:12-07:00","","") *《フュージョンキャンセル》 [#top] 罠カード 【条件】自分または相手のモンスターが戦闘で破壊された時に発動できる。 【効果】自分または相手フィールドの表側表示のフュージョンモンスター1体を選んで持ち主のEXデッキに戻す。 その後、戻されたモンスターの持ち主は、 自身の墓地からそのモンスターに素材としてカード名が記されたモンスター一組を選んで自身のフィールドに表側表示で特殊召喚できる。 [[闇黒のレッドリブート]]で登場した[[罠カード]]。~ [[モンスター]]が[[戦闘破壊]]された時、[[フィールド]]の[[フュージョンモンスター]]1体を[[エクストラデッキ]]に[[戻し>戻す]]、その後その[[持ち主]]はその[[モンスター]]に[[素材]]として[[カード名]]が記された[[モンスター]]一組を自身の[[フィールド]]に[[蘇生]]できる[[効果]]を持つ。~ [[フィールド]]に[[フュージョンモンスター]]が存在していれば、比較的緩い[[条件]]で[[発動]]できる。~ 基本的に[[自分]]の[[フュージョンモンスター]]で[[相手]][[モンスター]]を[[戦闘破壊]]した場合、もしくは[[相手]]の[[フュージョンモンスター]]により[[自分]]の[[モンスター]]が[[戦闘破壊]]された場合に[[発動]]することになるだろう。~ [[自分]]の[[フュージョンモンスター]]に対して使用した場合、[[素材]]として記された[[モンスター]]を[[蘇生]]させ、追撃を狙う形となる。~ [[フュージョンモンスター]]の[[素材]]には[[上級>上級モンスター]]・[[最上級モンスター]]のような[[アタッカー]]が指定されていることも多く、[[ステータス]]に恵まれた[[モンスター]]を展開できれば大[[ダメージ]]が見込める。~ 一方で、[[ステータス]]が貧弱な[[モンスター]]が[[素材]]として指定されているケースも少なくないため、そのような[[モンスター]]は[[壁]]なり[[リリース]]に充ててしまうのが無難か。~ ただし、[[素材]]一組が[[墓地]]に存在していなければ後半の[[効果]]を適用できないため、[[《ドラゴン・トライブ・フュージョン》]]や[[コンタクトフュージョン]]等、[[素材]]を[[デッキ]]に[[戻して>戻す]]しまう手段での[[フュージョン召喚]]とのかみ合わせは良くない。~ また、''「[[素材]]として[[カード名]]が記された[[モンスター]]一組」''である必要があるため、一箇所でも特定の[[種族]]・[[属性]]等を持つ[[モンスター]]が[[素材]]に指定されている場合についても同様に、[[素材]]を[[特殊召喚]]できないため注意が必要。~ [[《プロト・サイバー・ドラゴン》]]や[[《E・HERO プリズマー》]]等、[[カード名]]を変更する[[効果]]を持つ[[モンスター]]を[[素材]]とした場合も、[[墓地]]では「[[素材]]として[[カード名]]が記された[[モンスター]]」ではなくなる為、同様に[[特殊召喚]]できない。~ 一方、[[《決戦のスカル・デーモン》]]のように、[[墓地]]で他の[[カード名]]になる[[カード]]であれば、[[《ブラック・デーモンズ・ドラゴン》]]や[[《ブラック・ドラゴンズ・デーモン》]]に[[素材]]として[[カード名]]が記された[[《デーモンの召喚》]]として扱う為、もう一方の[[素材]]も[[墓地]]に揃っていれば[[特殊召喚]]できる。~ [[相手]]の[[フュージョンモンスター]]に対して使用した場合、[[エクストラデッキ]]への[[バウンス]]を行う[[カード]]となる。~ [[フュージョンモンスター]]の中には[[破壊]][[耐性]]を持つものも少なくないが、[[バウンス]]への[[耐性]]は持っていないため、数少ない[[除去]]手段となる。~ [[自分]]の[[モンスター]]に対して使用した時とは逆に、[[相手]]の[[墓地]]に[[素材]]が存在していない状況下や、特定の[[種族]]・[[属性]]等を持つ[[モンスター]]が[[素材]]に指定された[[フュージョンモンスター]]に対して使用すれば、[[相手]][[フィールド]]に[[モンスター]]を展開させずに済む。~ [[墓地]]に[[素材]]が送られない[[コンタクトフュージョン]]に対しては強烈な[[メタ]]となる。~ [[相手]]の[[墓地]]に[[素材]]一組が揃っていればこちらが追撃を受けてしまうため、[[《はたらくことのは》]]等の[[カード]]で[[相手]]の[[墓地]]から[[モンスター]]を[[戻して>戻す]]おくなり、[[相手]][[モンスター]]の[[特殊召喚]]をトリガーに[[発動]]する[[罠カード]]を別途用意しておくなどのケアがあるとなお良い。~ いずれにしても、[[フュージョンモンスター]]が[[フィールド]]に存在しなければ[[腐って>腐る]]しまう[[カード]]である。~ そのため、[[フュージョン召喚]]を安定して行える[[デッキ]]に投入する形となる。~ [[罠カード]]のためタイムラグがあり、再利用したいほどの[[素材]]を[[墓地へ送る]][[フュージョン召喚]]はそもそもが[[重い]]ため、[[コンボ]]以前の[[フュージョン召喚]]の流れを阻害しないかも採用の際には気を付けたい。~ その上で、基本的には[[自分]]の[[フュージョンモンスター]]に対して使用することをメインとし、状況に応じて[[相手]]の[[フュージョンモンスター]]の[[バウンス]]を狙う形を取るのが良いだろう。~ -「[[素材]]として[[カード名]]が記された[[モンスター]]一組」が[[墓地]]に存在しているなら、それがどのような方法で[[墓地へ送られた>墓地へ送る]]のかは問わない。~ 例えば、[[《エレメンタル・サーキュレーション》]]で[[墓地へ送られた>墓地へ送る]][[《E・HERO ネオス》]]と[[戦闘]]で[[破壊]]された[[《N・アクア・ドルフィン》]]が[[自分]]の[[墓地]]に存在し、他の[[《E・HERO ネオス》]]と[[《N・アクア・ドルフィン》]]を[[素材]]として[[コンタクトフュージョン]]した[[自分]]の[[《E・HERO パルス・ネオス》]]に対してこの[[カード]]を使用した場合でも、問題なく[[《E・HERO ネオス》]]・[[《N・アクア・ドルフィン》]]が[[自分]]の[[墓地]]から[[特殊召喚]]される。~ -[[【蒼救】]]においては、使用に注意を要する。~ [[《蒼救天使 ソレイル》]]・[[《蒼救天使 ルーア》]]は互いに[[カード名]]を入れ替える[[効果]]を持つため、[[蒼救]][[フュージョンモンスター]]が[[戻された>戻す]]際に、[[素材]]として記された「[[蒼救天使>蒼救]]」が[[墓地]]に存在しない場合があり、その場合は[[素材]]の[[特殊召喚]]ができない。~ -初の[[自分]]の[[攻撃]]で[[戦闘破壊]]された時に[[発動]]できる[[罠カード]]。~ 遅さはあるがこの[[カード]]の登場により[[自爆特攻]]に意味が出た。~ -[[カード名]]・[[効果]]・[[イラスト]]から、[[OCG:《融合解除》]]を意識した[[カード]]だろう。~ あちらは[[OCG:融合モンスター]]用の[[OCG:速攻魔法]]であり、任意のタイミングで使用できる[[カード]]となっている。~ [[効果]]も細部で異なっており、あちらは「[[自分]]の[[墓地]]に存在する、[[OCG:融合召喚]]に使用した[[モンスター]]を[[特殊召喚]]」となっており、特定の[[種族]]・[[属性]]等を持つ[[モンスター]]が[[OCG:融合素材]]に指定されていても[[特殊召喚]]できるようになっている。~ また、[[自分]]の[[墓地]]からしか[[特殊召喚]]できない為、[[相手]][[モンスター]]に使用した場合は[[自分]]の[[モンスター]]のみが[[OCG:融合素材]]となっていない限り[[OCG:融合素材]][[モンスター]]を[[特殊召喚]]しないようになっている。~ さらに、こちらは「[[素材]]として[[カード名]]が記された[[モンスター]]」であればその[[モンスター]]の[[フュージョン召喚]]に使用したものでなくてもその[[同名カード]]であれば[[特殊召喚]]できるが、あちらはその[[OCG:融合召喚]]に使用した[[モンスター]]でなければ[[特殊召喚]]できない。~ --なお、原作の[[OCG:《融合解除》]]は、[[相手]][[モンスター]]に対して使用した場合でも[[OCG:融合素材]]となっていた[[モンスター]]を[[特殊召喚]]するようになっていた。~ この[[カード]]が[[相手]][[フュージョンモンスター]]に使用した場合に[[素材]]を[[特殊召喚]]するようになっているのも、原作の[[効果]]を意識していると思われる。~ -原作・アニメにおいて―~ アニメゴーラッシュ!!の「ザイオンvsザ☆ルーグ」戦で両者が使用。~ 先にザ☆ルーグが使用し、《氷山の一角竜》が[[《デュアルスペース・ユグドラゴ》]]に[[戦闘破壊]]された時に[[発動]]される。~ [[《デュアルスペース・ユグドラゴ》]]を[[エクストラデッキ]]に[[戻す]]事で後続の[[連続攻撃>2回攻撃]]を阻止し、ザイオンは[[《スペース・ユグドラゴ》]]2体を[[守備表示]]で[[蘇生]]させた。~ その後ザイオンが使用し、[[《ディープスペース・ユグドラゴ》]]で[[《ザ☆ドラギアスター》]]を[[戦闘破壊]]した時に[[発動]]した。~ [[《ディープスペース・ユグドラゴ》]]を[[エクストラデッキ]]に[[戻し>戻す]]、[[《スペース・ユグドラゴ》]]3体を[[蘇生]]させて追加[[攻撃]]によるゲームエンドへ持ち込んだ。~ 「遊飛vsダークマイスター」戦では遊飛が使用。~ [[《ハイブリッドライブ・スクリュードライバー》]]が[[《ダークマター・エンペラー・ドラゴン》]]に[[戦闘破壊]]されたことで[[発動]]し、[[《ダークマター・エンペラー・ドラゴン》]]を[[エクストラデッキ]]に[[戻した>戻す]]。~ 同[[デュエル]]にて、遊飛は[[コンタクトフュージョン]]対策として[[デッキ]]に投入したことを明かしているが、その考えもダークマイスターの想定の範囲内であり、[[罠カード]]《ダークマター・ヘイズ》を[[発動]]させてしまった。~ その他、ユウディアスの[[デッキ]]に投入されている事が確認できる。~ 「ユウディアスvs翁丁臼」(2戦目)ではユウディアスが使用。~ 3[[ターン]]目に[[セット]]されるが、6[[ターン]]目に[[通常魔法]]《&ruby(アウターバース){OTS};スコーチング・ストリーム》の[[効果]]で[[破壊]]された。~ しかし、5[[ターン]]目に巻き戻り、未来が変わった事で《アルティメット・トリニティ・スターゲイザー》が《マジェスティ・オブ・アウターバース》を[[戦闘破壊]]した事で[[発動]]される。~ 《アルティメット・トリニティ・スターゲイザー》を[[エクストラデッキ]]に[[戻し>戻す]]て[[《ギャラクティカ・オブリビオン》]]・[[《ジョインテック・レックス》]]・[[《碧牙の爆速竜》]]を[[蘇生]]させ、同[[デュエル]]の[[エンドカード]]となった。~ //-コナミのゲーム作品において―~ **関連カード [#card] -[[フュージョン]] ―[[サポートカード]] -[[《ミスト・アサシン》]] -[[《フュージョニック・ディフェンス》]] //**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck] //-[[【】]] **収録パック等 [#pack] -[[闇黒のレッドリブート]] RD/KP15-JP066 &size(10){[[Super]],[[Secret]]}; -[[ストラクチャーデッキ キメラテック・サイバー]] RD/SD0C-JP039 //**FAQ [#faq] //Q:~ //A: //質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。 //記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。 //未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。 //ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。 **外部リンク [#link] -[[カードデータベース>https://www.db.yugioh-card.com/rushdb/card_search.action?ope=2&cid=19701]]