#author("2025-02-03T07:00:00-08:00","","")
#author("2025-02-04T17:07:40-08:00","","")
*《ヴォイドヴェルグ・ゲヘナマギア》 [#top]
 フュージョン・効果モンスター
 星9/闇属性/ギャラクシー族/攻3400/守2500
 「ヴォイドヴェルグ・レクイエム」+「ヴォイドヴェルグ・ヘカトンケイル」
 【条件】このカードをフュージョン召喚した自分メインフェイズに、
 手札2枚を墓地へ送って発動できる。
 【効果】相手フィールドの裏側表示のカードを2枚まで選んで持ち主の手札に戻す。
 この効果の条件で通常魔法カード2枚を墓地へ送った場合、
 さらに次の相手ターン終了時まで、お互いは通常魔法カードを発動できない。

 [[最強ジャンプ(2025年3月号) 付属カード>書籍付属カード#SJ2025]]で登場した[[闇属性]]・[[ギャラクシー族]]の[[フュージョンモンスター]]。~
 [[フュージョン召喚]]した[[自分]][[メインフェイズ]]に[[手札]]2枚を[[墓地へ送る]]事で、[[相手]][[フィールド]]の[[裏側表示]][[カード]]を2枚まで[[手札]]に[[戻し>戻す]]、[[コスト]]が[[通常魔法]]2枚の場合は次の[[ターン]]終了時まで[[お互い]]に[[通常魔法]]を[[発動]]できなくなる[[効果]]を持つ。~

 [[素材]]は[[最上級モンスター]]2体と非常に[[重い]]。~
 [[《ヴォイドヴェルグ・レクイエム》]]は専用[[サポートカード]]も豊富だが、もう片方の[[《ヴォイドヴェルグ・ヘカトンケイル》]]は主力[[モンスター]]と[[レベル]]が合わず、ほぼこの[[カード]]のためだけの投入となる。~
 更に[[効果]]に[[手札コスト]]に2枚の[[カード]]が必要であり、[[フィールド]]に正規[[素材]]を揃えて[[フュージョン召喚]]を行う場合、[[素材]]の調達から[[発動]]までを1[[ターン]]で行うのはほぼ不可能。~
 相応の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]が求められるが[[墓地]]を[[素材]]にできる[[《ヴォイドダスト・フュージョン》]]を用いるのが最も有力な選択肢。~
 あちらの制約による[[攻撃]]制限で仕留められずとも、後半の[[効果]]が[[適用]]できていれば返しの[[ターン]]もある程度は[[相手]]の動きを鈍らせられる。~

 それ以外では[[レジェンドカード]]ではあるが、[[《E・HERO プリズマー》]]で後者の[[カード名]]を代用するのも理に適った運用と言える。~
 依存しにくいとはいえ、やや扱いづらい[[《ヴォイドヴェルグ・ヘカトンケイル》]]を採用せずに済むため[[デッキ]]スロットを他に回せる。~

 基本の[[効果]]は[[裏側表示]][[カード]]の2枚までの[[バウンス]]。~
 [[壁]]の[[除去]]や[[攻撃]]前の露払いとなる。~

 [[通常魔法]]2枚を[[コスト]]にした場合は次の[[ターン]]まで[[お互い]]の[[通常魔法]]の[[発動]]を封じる。~
 前半の[[バウンス]]で[[魔法カード]]を[[戻す]]事で次の[[ターン]]にそれらを[[腐らせる>腐る]]ことを狙える。~
 [[自分]]側はこの[[カード]]に[[リソース]]を割いているため影響も受けづらい。~
 ただし、[[通常魔法]]以外の[[魔法カード]]は封じられない点に注意。~

-[[相手]][[フィールド]]に[[裏側表示]][[カード]]が無い状態では、[[発動]]そのものが行えないので、後半の[[効果]]目当てに使用する事は不可能。~
また、[[セット]]状態になった[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]のみを[[バウンス]]した場合、[[手札]]に戻らなかったため後半の[[効果]]は[[適用]]されない。~
//https://www.db.yugioh-card.com/rushdb/faq_search.action?ope=4&cid=21337

-「ゲヘナ」とは聖書に登場する地名。~
イスラエルのエルサレム市の外れにあるゴミ捨て場の事で、そこから転じて「地獄」の意味合いで使われる。~
また、「マギア」はラテン語で[[魔法>魔法カード]]を意味する。~

--[[《ヴォイドヴェルグ・カオスマキア》]]や[[《ヴォイドヴェルグ・ギガントマキア》]]が存在するため[[間違えやすい>間違えやすいカード名]]が、[[カード名]]は「マ''キ''ア」ではなく「マ''ギ''ア」であるため、宣言の際には注意が必要。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメゴーラッシュ!!の「ズウィージョウvsダークマイスター」戦でズウィージョウが使用。~
[[《ヴォイドダスト・フュージョン》]]により[[墓地]]の[[《ヴォイドヴェルグ・レクイエム》]]と[[《ヴォイドヴェルグ・ヘカトンケイル》]]を[[素材]]に[[フュージョン召喚]]される。~
[[手札]]の[[《ヴォイド・コリドール》]]と[[《エクリプス》]]を[[コスト]]に[[効果]]を[[発動]]し、[[セット]][[モンスター]]2体を[[手札]]に[[戻し>戻す]]つつ、[[お互い]]に次の[[相手]][[ターン]]終了時まで[[魔法カード]]を[[発動]]できなくした。~
その後、[[《ダークマター・ドラゴン》]]を[[戦闘破壊]]する。~
ズウィージョウはこの[[カード]]で次のダークマイスターの[[ターン]]での[[《フュージョン》]]を封じる算段だったが、[[魔法カード]]を使わない[[コンタクトフュージョン]]という穴を突かれてしまう。~
そして[[フュージョン召喚]]された[[《ダークマター・エンペラー・ドラゴン》]]に[[戦闘破壊]]され、ズウィージョウは敗北した。~
[[攻撃]]名は「ラスト・ベルギャー・ゲドン」。[[効果]]名は「ダークシーリング・テナシティ」。~

--[[フュージョン召喚]]時の口上は「ワレ・ヨミガエリシ・ハテナキ・キョムニ…イノチ…ツナグ…ナンドモ…ナンドデモ…[[フュージョン召喚]]!《ヴォイドヴェルグ・ゲヘナマギア》!」。~

--アニメでは[[フュージョン召喚]]した[[ターン]]以外にも使用でき、[[手札コスト]]は2枚「まで」で、[[バウンス]]枚数は[[手札コスト]]の枚数分だった。~
また、追加[[効果]]の[[発動]]制限は[[魔法カード]]全般を封じるものであった。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[ヴォイドヴェルグ]]

-[[《ヴォイドヴェルグ・レクイエム》]]
-[[《ヴォイドヴェルグ・ヘカトンケイル》]]

//―《ヴォイドヴェルグ・ゲヘナマギア》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[最強ジャンプ(2025年3月号) 付属カード>書籍付属カード#SJ2025]] RD/SJMP-JP048 &size(10){[[Normal Parallel>Parallel]]};

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

**外部リンク [#link]
-[[カードデータベース>https://www.db.yugioh-card.com/rushdb/card_search.action?ope=2&cid=21337]]

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