#author("2024-11-04T08:26:42-08:00","","")
#author("2025-04-15T10:26:20-07:00","","")
*《&ruby(ししゃてんせい){死者転生};》 [#top]
 通常魔法(LEGEND)
 【条件】自分の墓地にモンスターがいる場合、手札1枚を墓地へ送って発動できる。
 【効果】自分の墓地のモンスター1体を選んで手札に加える。

 [[スターターデッキ強化パック>プロモカード#P003]]で登場した[[通常魔法]]の[[レジェンドカード]]。~
 [[手札]]1枚を[[墓地へ送る]]事で、[[モンスター]]1体を[[サルベージ]]する[[効果]]を持つ。~

 単純計算では[[手札]]1枚分の損になるが、[[墓地]]の任意の[[モンスター]]を[[サルベージ]]できる[[汎用性]]は高い。~
 [[腐った>腐る]][[上級>上級モンスター]]や[[最上級モンスター]]を[[下級モンスター]]と入れ替えることもできるので、[[手札事故]]回避にも使える。~
 一方で[[手札]]を1枚使ってしまうため、その[[ターン]]に展開できる[[モンスター]]は減少してしまう。~
 単体では[[モンスター]]の質を上げる代わりに、展開できる数を落とすという、トレードオフの関係にある[[カード]]と言える。~

 同じ[[レジェンドカード]]の[[《死者蘇生》]]と比較すると[[手札コスト]]が必要な上に[[レベル]]5以上の[[モンスター]]を[[サルベージ]]した場合は[[アドバンス召喚]]の為の[[リリース]]も必要となる。~
 どちらかを採用するなら基本的には[[《死者蘇生》]]の方を採用することになるだろう。~

 そもそもの問題として、[[レジェンドカード]]に頼らずとも[[デッキ]]の核となる[[モンスター]]の[[サルベージ]]は、多くの場合[[下級モンスター]]などで行えることが多い。~
 それらがある[[デッキ]]での[[レジェンド>レジェンドカード]][[魔法カード]]は、確実ではないが[[手札コスト]]が無く[[墓地]]状況に依存しない[[《強欲な壺》]]や[[《天使の施し》]]で目的の[[カード]]や回収手段の[[ドロー]]を狙う方がより[[汎用性]]がある。~

 この[[カード]]は下記のセット運用のためか、[[キーカード]]の[[サルベージ]]や[[蘇生]]を非常に重視し、それが[[召喚制限]]を持つ、[[召喚]]した[[ターン]]が[[条件]]、[[マキシマムモンスター]]などの理由がある[[デッキ]]で採用することになる。~
 [[戦士族]]ならば[[手札コスト]]の無い[[《戦士の生還》]]が存在するので、こちらはそれ以外の[[種族]]の[[サルベージ]]用になる。~

 [[【マキシマム召喚】]]とは比較的相性が良い。~
 [[マキシマム召喚]]は[[手札]]に特定の[[カード]]3枚を揃えることが必要であり、[[墓地]]から任意の[[カード]]を回収できる点で、明確に[[《死者蘇生》]]との差別化ができている。~
 [[マキシマムモンスター]]は序盤は[[《天の加護》]]による[[手札交換]]や[[リリース]]要員としての使用で[[墓地]]に落とすことが多く、[[マキシマム召喚]]の準備が整った中盤以降にこの[[カード]]で回収すれば効率的に揃えられる。~
 展開力が減る欠点に関しては、[[マキシマム召喚]]後に他の[[モンスター]]は出せないが、こちら以外で回収する手段や防御手段が減り、[[手札コスト]]や[[手札]]枚数を参照する[[効果]]とは相性が悪いためネックになる場合も有る。~
 そしてこの場合も回収手段の存在や、序盤から有効な[[《強欲な壺》]]や[[《天使の施し》]]での調整のくだりが当てはまるため、採用しない[[デッキ]]も少なくない。~

 基本的には[[サポートカード]]である[[《イマジナリー・リアクター》]]とのセット運用が前提となる。~
 そちらの[[効果]]が[[墓地]]のこの[[カード]]を[[デッキの下]]に[[戻す]]ことでの2枚[[ドロー]]と非常に強力で、[[ドロー]]まで[[適用]]できない場合も[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]ができる[[下級モンスター]]として[[腐る]]ことが少ない。~
 [[下級モンスター]]の枠と[[デッキ]]との相性の問題もあるが、[[手札]]補強として優秀なセットとなっている。~

 セットとしては、元々[[《イマジナリー・リアクター》]]を採用する[[【メタリオン】]]でこちらを採用する他、[[《イマジナリー・リアクター》]]を採用でき[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]に注力するタイプの[[デッキ]]での採用が考えられる。~
 その中でも[[シャッフル]]の発生頻度で再利用のしやすさが変わるため、場所を指定せず[[デッキ]]に[[戻す]]ことが多い[[デッキ]]、特に[[《イマジナリー・リアクター》]]を[[墓地コスト]]にできる[[デッキ]]とは相性が良い。~
 あちらの[[条件]]となる[[デッキ]]枚数の関係上、複数枚の[[墓地コスト]]を要求する[[カード]]と組み合わせることも考えられるが序盤に弱くなるため、構築はうまく調整したい。~

-[[汎用性]]もあるが、この[[カード]]が[[レジェンドカード]]なのは簡単に[[レジェンドカード]]の[[モンスター]]を再利用させないための配慮とも考えられる。~
--[[カード]]プールの変遷により評価を変えた[[カード]]となる。~
初期は回収手段が少なかった[[マキシマム召喚]]用として評価されていたが、[[サルベージ]]手段が増加してからは[[手札コスト]]が足を引っ張り評価が下がっていった。~
2024/11現在は後に登場した専用[[サポートカード]]の[[《イマジナリー・リアクター》]]とのセット採用時の強力さを評価されている。~
後に専用[[サポートカード]]の[[《イマジナリー・リアクター》]]が登場してからは、そちらとのセット採用時の強力さを評価されている。~

-[[遊戯王OCG]]にも登場していた[[カード]]の1枚である。~

--[[レジェンドカード]]の中では初めて原作漫画「遊☆戯☆王」に登場していない[[カード]]である。~
(「遊☆戯☆王」を原作とするアニメシリーズ第1作「遊戯王DM」のアニメオリジナルパート、及びその後の複数のアニメ作品には登場している。)~
[[OCG]]の[[環境]]でも、一部の1ターンキル[[デッキ]]のパーツになった程度で、単体で際立ったカードパワーを持っていた訳ではないが、[[ラッシュデュエル]]では[[手札コスト]]の消耗を補いやすい点を評価されての選出だろうか。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメSEVENSの「遊我vsユウオウ」戦でユウオウが使用。~
[[《イマジナリー・アクター》]]を[[サルベージ]]して即座に[[召喚]]し、[[《フュージョン》]]の布石となった。~

--ギャラリーのロミンからは「強力な[[カード]]」とコメントされている。~

//--アニメでは、LEGENDのアイコンは付いていなかった。~
//これは他のレジェンドカードにも共通する

-コナミのゲーム作品において―~
『デュエルリンクス』では専用サポートスキルとして「メタリオン・スクリプト」が存在する(詳細は[[《イマジナリー・アクター》]]を参照)。~

**関連カード [#card]
-[[レジェンドカード]]
-[[OCG:《死者転生》]]

-[[《フェニックス・ドラゴン》]]

―[[サポートカード]]
-[[《イマジナリー・リアクター》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【マキシマム召喚】]]
-[[【メタリオン】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[スターターデッキ強化パック>プロモカード#P003]] RD/P003-JP003 &size(10){[[Super Parallel>Parallel]]};
-[[ジャンプ(2022年5月号) 付属の最強スターターデッキ>書籍付属カード#SJ2022]] RD/SST1-JP031
-[[真・レジェンド覚醒パック]] RD/LGP2-JP039 &size(10){[[Super]],[[Ultra Parallel>Parallel]]};

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

**外部リンク [#link]
-[[カードデータベース>https://www.db.yugioh-card.com/rushdb/card_search.action?ope=2&cid=16305]]

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