#author("2024-01-26T06:43:09-08:00","","")
#author("2025-02-28T07:32:10-08:00","","")
*《&ruby(うみ){海};》 [#top]
 フィールド魔法
 【条件】なし
 【効果】このカードがフィールドゾーンに表側表示である限り、
 お互いのフィールドの表側表示モンスター(魚族・海竜族・雷族・水族)の攻撃力・守備力は200アップし、
 お互いのフィールドの表側表示モンスター(機械族・炎族)の攻撃力・守備力は200ダウンする。

 [[デッキ改造パック 幻撃のミラージュインパクト!!]]で登場した[[フィールド魔法]]。~
 [[魚族]]・[[海竜族]]・[[雷族]]・[[水族]][[モンスター]]を[[強化]]し、[[機械族]]・[[炎族]][[モンスター]]を[[弱体化]]させる[[効果]]を持つ。~
 [[お互い]]の[[魚族]]・[[海竜族]]・[[雷族]]・[[水族]]を[[強化]]し、[[機械族]]・[[炎族]]を[[弱体化]]する[[効果]]を持つ。~

 [[強化]]できる[[種族]]の中では[[【水族】]]が実用性が高いが、[[水族]]専用の[[フィールド魔法]]として[[《アメガロポリス》]]・[[《バブル・キングダム》]]が存在する。~
 前者は[[水族]]以外の[[弱体化]][[効果]]を持つが、[[発動]]のためには[[水族]][[モンスター]]が2体必要となるため、場合によっては[[腐る]]可能性もある。~
 後者は[[強化]]値がこちらよりも高いものの、[[通常モンスター]]限定であるため、[[効果]]を生かすためには[[デッキ]]構成が特殊になってしまう。~
 [[光属性]]の[[お水]]系[[モンスター]]を用いるのであれば[[《魅惑の不夜城》]]も選択肢に入るが、[[光属性]]は有力[[モンスター]]が多いため[[相手]]に逆用されやすい。~
 これらの[[カード]]と比較した場合、この[[カード]]は[[デッキ]]構成を問わず、引いたら即座に使用でき、[[相手]]に与えるメリットが少ない点が優位点となる。~
 上記の[[カード]]をメインにする場合でも、[[フィールド魔法]]に関する[[条件]]・[[効果]]を持つ[[《治療の神童 ディアン・ケト》]]の[[効果]]を生かす目的で、この[[カード]]と併用する意義は充分ある。~

 [[サンダービート]]をはじめとする[[雷族]]にとっても数少ない[[サポートカード]]となる。~
 こちらも[[光属性]][[モンスター]]が多いが上記と同様の理由で[[《魅惑の不夜城》]]より、この[[カード]]の方が扱いやすいだろう。~

 [[魚族]]は微妙なところで、[[《波導砲ビッグ・マグロム》]]が[[攻撃力]]1000以下を指定しているため、この[[カード]]で[[攻撃力]]を上げると[[攻撃力]]が1000を上回り対象外となってしまう[[モンスター]]が多い。~
 [[条件]]はあるものの、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]を下げる[[《大海洋》]]の方が無難。~
 ただしこちらは[[条件]]を持たないため安定して[[発動]]することが可能であり、[[《アンカー・モーレイ》]]や[[《アクア・ブースト》]]の[[効果]]を狙いやすい。~

 [[《海竜-ダイダロス》]]を採用する[[【海竜族】]]では必須となる。~
 対応する[[種族]]が重なっている[[《グランド・エクストリーム》]]や[[《シェイプ・オブ・アクア》]]を使用した他[[種族]]との混成[[デッキ]]も組みやすい。~

 [[機械族]]・[[炎族]][[モンスター]]を[[弱体化]]させる[[効果]]もあるが、[[相手]]次第なので[[弱体化]]できればラッキー程度に考えておくといい。~
 ただ、[[汎用性]]の高い[[レジェンドカード]]である[[《人造人間-サイコ・ショッカー》]]など[[デッキ]]を選ばず採用される[[モンスター]]もいるので無駄にはならない。~

-[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ]]にも登場していた[[カード]]の1枚である。~
あちらでは[[カード名]]を《海》として扱う[[カード]]に加え、《海》に関連する[[効果]]を持つ[[カード]]が多数存在している。~

-下記の通り、この[[カード]]を指定した[[サポートカード]]が複数存在している。~
この内、[[《海竜-ダイダロス》]]以外の[[カード]]は《海》と同時に[[《大海洋》]]も指定しており、両者は[[サポートカード]]を共有している。

-原作・アニメにおいて―~
アニメSEVENSの「ルークvsユウジーン」戦にて、ユウジーンが使用。~
[[先攻]]1[[ターン]]目に[[発動]]され、ユウジーンの[[海竜族]][[モンスター]]を[[強化]]する。~
次のユウジーンの[[ターン]]に[[《海竜-ダイダロス》]]の[[コスト]]で[[墓地]]に送られるが、返しの[[ターン]]に[[《海豚反撃》]]の[[条件]]で[[墓地]]から[[デッキ]]に戻った。~
その後、[[《海豚反撃》]]の[[効果]]でこの[[カード]](あるいは[[《大海洋》]])を[[ドロー]]できればユウジーンは勝利できたが、彼が[[ドロー]]したのは[[《小川》]]であった。~
「ガクトvsフラッシュ海深子」戦では海深子が使用。~
海深子の[[雷族]][[モンスター]]を[[強化]]していったが、最終的に[[《秘剣!流麗割撃》]]の[[効果]]で[[破壊]]された。~

--同作では、この[[カード]]の関連[[カード]]として、七海が[[《アンカー・モーレイ》]]・[[《アクア・ブースト》]]を、ユウジーンが[[《海竜-ダイダロス》]]・[[《イルクァの荒波》]]・[[《海豚反撃》]]を使用している。~

--海深子は[[強化]]を受ける[[種族]]を「水大好き的[[モンスター]]」、[[弱体化]]を受ける[[種族]]を「水無理っぽい[[モンスター]]」と独特の表現で例えている。~

--漫画「遊☆戯☆王SEVENS ルーク! 爆裂覇道伝!!」の「ルークvs七海」戦では七海が使用。~
七海の[[魚族]][[モンスター]]を[[強化]]した。~

//-コナミのゲーム作品において―~
-コナミのゲーム作品において―~
『デュエルリンクス』では専用サポートスキルとして「海竜王の領域」が存在する。~
[[デッキ]]の[[モンスター]]が[[水属性]]のみで、[[レベル]]2~4の[[モンスター]]が[[海竜族]]のみで設定した場合に[[発動]]できる。~
[[自分]][[フィールド]]の[[レベル]]7以上の[[モンスター]]1体の[[元々の攻撃力]]を2900にする。~
[[自分]]の[[フィールドゾーン]]に[[カード]]が無い場合、[[デュエル]]中に一度だけさらに[[デッキ]]・[[墓地]]からこの[[カード]]を[[セット]]できる。~

**関連カード [#card]
-[[OCG:《海》]]

-[[《大海洋》]]

―[[サポートカード]]
-[[《アンカー・モーレイ》]]
-[[《カタオモイルカ》]]
-[[《カルイルカ》]]
-[[《海星の騎兵》]]

-[[《ヘッドバッドキャシャロット》]]
-[[《海竜-ダイダロス》]]([[レジェンドカード]])

-[[《アクア・ブースト》]]

-[[《海豚反撃》]]
-[[《イルクァの荒波》]]

**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
-[[【海竜族】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[デッキ改造パック 幻撃のミラージュインパクト!!]] RD/KP03-JP052 &size(10){[[Rare]]};
-[[バトルパック Vol.3]] RD/B003-JP004 &size(10){[[Normal]],[[Super]]};
-[[VSパック マキシマム・フォース]] RD/VSP1-JP045

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

**外部リンク [#link]
-[[カードデータベース>https://www.db.yugioh-card.com/rushdb/card_search.action?ope=2&cid=15820]]

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