#author("2025-10-17T08:00:19-07:00","","")
#author("2025-10-20T08:05:32-07:00","","")
*《&ruby(はかいおうてい){破界王帝};ウィッシュ・オブ・アウターバース》 [#top]
 マキシマム・効果モンスター
 星10/炎属性/機械族/攻2500/守   0
 【マキシマムモード:攻3800】
 「破界王帝ウィッシュ・オブ・アウターバース[L]」「破界王帝ウィッシュ・オブ・アウターバース[R]」と揃えてマキシマム召喚できる。
 墓地にいるこのカードのカード名は「OTS」になる。
 【条件】マキシマムモード
 【永続効果】相手フィールドの表側表示モンスター(ギャラクシー族以外)の攻撃力は3000ダウンする。
 自分ターンの間、このカードの種族はギャラクシー族になり、その攻撃は貫通する。

 [[オーバーラッシュパック3]]で登場した[[炎属性]]・[[機械族]]の[[最上級>最上級モンスター]][[マキシマムモンスター]]。~

 本来のパーツ3体は、いずれもが単体で使用できる[[効果]]を持たないため、[[マキシマム召喚]]前提、もしくは[[《OTS》]]となれる[[最上級モンスター]]の1体としての運用となる。~

 3体いずれもが[[レベル]]10と[[重い]]が、両側のパーツには[[手札]]でその[[カード名]]扱いとなる[[下級モンスター]]がそれぞれ存在する。~
 それらの[[下級モンスター]]で代用した場合は、取り回しが楽になる代わりにその分の固有[[効果]]を失うので一長一短となる。~
 本来のパーツ3体は、いずれも代用の[[下級モンスター]]の[[効果]]で[[サルベージ]]可能であり、[[墓地へ送った>墓地へ送る]]上で回収する動きでパーツを揃えることを狙いたい。~
 その他[[墓地]]にパーツが揃っている状況では[[《OTSデトネーション・フュージョン》]]でも[[手札]]に揃えられる。~
 パーツ集めに関しては[[《天の招来》]]・[[《天の加護》]]、[[墓地リソース]]は増えないが[[《深海竜バットイール》]]なども活用可能。~


 25年10月時点ではこちらとパーツ以外の[[OTS]][[最上級モンスター]]は[[《OTSバースト・オブリビオン》]]のみなので、【OTS】で[[最上級モンスター]]の数を増やしたい場合に採用できる。~
 【OTS】は[[手札コスト]]や[[手札]]から[[素材]]を使うが、代用パーツ以外の[[OTS]][[下級モンスター]]では[[手札]]を増やせないため、代用パーツも[[アドバンテージ]]を稼ぐためにセット採用できる。~
 [[《OTSバースト・オブリビオン》]]は[[手札コスト]]が[[条件]]の[[蘇生]]ができ、そのどちらにも対応している[[攻撃力]]2500と言う点で相性が良い。~
 しかし、単体では[[ギャラクシー族]]になれないため他の[[モンスター効果]]による[[攻撃]]制限がかかり、[[《OTSリバース・ドメイン》]]の対象外なので、[[コスト]]向けではある。~
 しかし、単体では[[ギャラクシー族]]になれないため他の[[モンスター効果]]による[[攻撃]]制限がかかり、[[自分]]の[[ターン]]の[[《OTSリバース・ドメイン》]][[適用]]外なので、[[コスト]]向けではある。~

 独自の強みとして[[墓地]]で[[機械族]]の[[《OTS》]]となれるため、[[種族]]を増やす意味のある【OTS】では他のパーツよりも優先度は高い。~
 [[ステータス]]では、[[レベル]]10・[[機械族]]では唯一の[[攻撃力]]2500であり、[[《超魔基地マグナム・オーバーベース》]]で[[マキシマムモード]]含め、[[相手]][[ターン]]にも[[効果破壊]][[耐性]]を得ることができる。~
 [[炎属性]]・[[マキシマムモンスター]]などのサポートも受けられるが、そちらとはそこまで相性が良くないか。~

 [[墓地]]の[[種族]]を増やす意味のある【OTS】で[[機械族]]の[[《OTS》]]となれるが、[[《OTSニードルメイカー》]]でも可能なので、この点においては他のパーツよりも優先度が低い。~
 [[種族]]を増やす目的で代用パーツを採用する際に[[マキシマム召喚]]の可能性を残すならこちらを優先しても良いだろう。~


 本来のパーツ3体での[[マキシマムモード]]では、自身に加えて下記の2つの[[効果]]も併せ持つ。~
 《破界王帝ウィッシュ・オブ・アウターバース[L]》
 【条件】マキシマムモード:デッキの一番上のカードを墓地へ送って発動できる。
 【効果】このターン、このカードは効果では破壊されない。
 さらに相手フィールドの表側表示モンスターを3体まで選んでその種族をターン終了時まで天使族にできる。

 《破界王帝ウィッシュ・オブ・アウターバース[R]》
 【条件】マキシマムモード
 【永続効果】相手ターンの間、このカードの攻撃力は、
 [相手フィールドの表側表示モンスター(ギャラクシー族以外)の数]×3000アップする。 

 本体と[[[R]>《破界王帝ウィッシュ・オブ・アウターバース[R]》]]の[[効果]]により、[[自分]]・[[相手]][[ターン]]共に圧倒的な[[攻撃力]]格差を生み出せる。~
 [[ギャラクシー族]]以外では単体であっても、[[攻撃力]]9900でないと[[戦闘破壊]]できず、[[《花牙乱心メイカ・エトランゼアイズ》]]などで極端な[[弱体化]]をしても[[攻撃]]力3100以上は必要となる。~
 [[相手]]が[[【ギャラクシー族】]]であったとしても、[[自分]][[ターン]]では[[[L]>《破界王帝ウィッシュ・オブ・アウターバース[L]》]]の[[効果]]で[[相手]][[モンスター]]を[[天使族]]に変更でき、本体の[[効果]]は基本的には有用である。~
 ただし、この場合は[[相手]][[ターン]]に[[[R]>《破界王帝ウィッシュ・オブ・アウターバース[R]》]]の[[効果]]の[[適用]]が難しく、[[戦闘破壊]]されるラインは[[攻撃力]]6900まで下がる。~
 なお、[[相手]]が[[【ギャラクシー族】]]以外であっても[[[L]>《破界王帝ウィッシュ・オブ・アウターバース[L]》]]の[[効果]]で[[効果破壊]][[耐性]]が得られるので、基本的には[[相手]][[モンスター]]の[[種族]]にかかわらず[[発動]]しておきたい。~

 上記の通り、[[相手]]が[[【ギャラクシー族】]]ならば[[[R]>《破界王帝ウィッシュ・オブ・アウターバース[R]》]]の[[効果]]が、[[【ギャラクシー族】]]以外ならば[[[L]>《破界王帝ウィッシュ・オブ・アウターバース[L]》]]の[[効果]]の恩恵は下がる。~
 [[下級モンスター]]で[[マキシマム召喚]]を代用する際には、この点も踏まえたプレイングが良いだろう。~

 通常時も[[レベル]]による疑似的な[[耐性]]はあるが、自前の[[効果破壊]][[耐性]]は通常時はもちろん[[マキシマム召喚]]時、及び[[相手]][[ターン]]には機能しない。~
 [[マキシマムモード]]では[[《OTSリバース・ドメイン》]]の[[適用]]外のため、運用の際は注意したい。~
 [[マキシマムモード]]では[[相手]]の[[ターン]]での[[《OTSリバース・ドメイン》]][[適用]]外のため、運用の際は注意したい。~

-両側に複数のパーツを所有するのは[[《大恐竜駕ダイナ-ミクス》]]に続く2例目。~
あちらは両側のパーツそれぞれの[[ステータス]]は完全に一致していたが、こちらは[[レベル]]が異なる。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメゴーラッシュ!!で翁丁臼とドールが使用する[[OTS]]に属する1枚。~
初登場は「ズウィージョウ&マナブvs翁丁臼&ドール」戦。~
この時は両側のパーツを[[《OTSウィッシュ・オブ・エンジェリーヴァ》]]と[[《OTSウィッシュ・オブ・デビルギャー》]]で代用して[[マキシマム召喚]]された。~
予め[[効果モンスター]]《OTSパラサテライト》の[[効果]]で[[《ヴォイドヴェルグ・フォビドゥン・レクイエム》]]の[[種族]]を[[天使族]]に変更していたため、自身の[[永続効果]]が[[適用]]される。~
対するズウィージョウも[[罠カード]]に《インスティンクト・ヴォイドヴェルグ》の[[効果]]で[[《ヴォイドヴェルグ・レクイエム》]]と入れ替えるも、そのままあちらを[[戦闘破壊]]して[[フィニッシャー]]となった。~
(《インスティンクト・ヴォイドヴェルグ》の[[発動]]に対して翁丁臼は無駄な悪足掻きと嘲笑していたが、ズウィージョウは「今、足掻かずしていつ足掻く」と返している。)~
ラスト[[デュエル]]となる「ユウディアスvs翁丁臼」(2戦目)では、本来のパーツを用いた完全体として[[マキシマム召喚]]されている。~
[[攻撃]]名は「デモニエル・マシンブラスター」、[[効果]]名は「トリクルダウン・エンジン」。~

--アニメ版では、[[全体弱体化]]は[[自分]][[フィールド]]も[[適用]]範囲内であった。~
また、[[貫通]][[効果]]は本体のこの[[カード]]ではなく、[[[R]>《破界王帝ウィッシュ・オブ・アウターバース[R]》]]の方に割り当てられていた。~

--代用時の[[マキシマム召喚]]時の口上は「慟哭せよ天使!嗚咽せよ悪魔!桎梏のマシンが楔打ち顕界宇宙に押し入らん!《破界王帝ウィッシュ・オブ・アウターバース》!」~
完全体での[[マキシマム召喚]]の際には「マシン」が「魔神」に変化していた。~

--両側のパーツを代用しての[[マキシマム召喚]]を、対戦相手のマナブは「メタモルマキシマム」と名付けている。~

//-コナミのゲーム作品において―~

**関連カード [#card]
-[[OTS]]

-[[《破界王帝ウィッシュ・オブ・アウターバース[L]》]]([[《OTSウィッシュ・オブ・エンジェリーヴァ》]])
-[[《破界王帝ウィッシュ・オブ・アウターバース[R]》]]([[《OTSウィッシュ・オブ・デビルギャー》]])
-[[《OTS》]]

//―《破界王帝ウィッシュ・オブ・アウターバース》の姿が見られる[[カード]]
//他のカードにこのカードのイラストが含まれている場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[オーバーラッシュパック3]] RD/ORP3-JP059 &size(10){[[Normal]],[[Overrush]]};

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

**外部リンク [#link]
-[[カードデータベース>https://www.db.yugioh-card.com/rushdb/card_search.action?ope=2&cid=22259]]

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