#author("2024-03-25T05:15:12-07:00","","")
#author("2024-08-24T06:17:09-07:00","","")
*《&ruby(きんきゅうきかん){緊急帰還};》 [#top]
 罠カード
 【条件】相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
 【効果】自分フィールドの表側表示モンスター(レベル5以上)1体を選んで持ち主の手札に戻す。
 この効果でモンスターを手札に戻した場合、さらにその攻撃を無効にする。

 [[マキシマム超絶進化パック]]で登場した[[罠カード]]。~
 [[相手]]の[[攻撃宣言]]時に[[自分]]の[[レベル]]5以上の[[モンスター]]を[[バウンス]]し、[[攻撃]]を[[無効]]にする[[効果]]を持つ。~

 [[上級モンスター]]以上の[[バウンス]]が前提となるのは若干重いが、それ以外の制限はない[[攻撃]]を[[無効]]にする手段の一つ。~
 [[バウンス]]すると次の[[ドローフェイズ]]で[[ドロー]]できる[[カード]]が減り、回収した[[モンスター]]の[[アドバンス召喚]]のための[[リリース]]も必要になってしまい、基本的には効率が悪い。~
 [[攻撃]]を[[無効]]にするなら[[《ザ☆ガード》]]や[[《楽姫の独演》]]もあるため、こちらを採用するなら[[墓地コスト]]や[[相手]]の[[レベル]]を問わないこと、なにより[[バウンス]]のデメリットが少ない、むしろメリットとできる構築で扱いたい。~

 [[バウンス]]しても再度[[召喚]]・[[特殊召喚]]する価値がある場合は特に有効で、例えば、[[《魔将ヤメルーラ》]]なら[[強化]]された[[モンスター]]による[[戦闘破壊]]を回避しつつ[[アドバンス召喚]]制限をかけることが可能。~
 [[攻撃]]を凌がれた[[《イスの冥王ダユー》]]や[[《レザーライフ・ドラゴン》]]が[[弱体化]]した場合のフォローも可能である。~
 また[[バウンス]]しても再度[[召喚]]・[[特殊召喚]]が容易な、[[《サイバー・ドラゴン》]]や一部の[[エクスキューティー]]など、[[効果外テキスト]]などによる[[特殊召喚]]が可能な[[効果モンスター]]はデメリットが少ない。~

 そしてどちらにも当てはまる[[モンスター]]として、[[マキシマムモード]]の[[マキシマムモンスター]]が挙げられる。~
 強力無比な[[マキシマムモード]]で [[罠カード]]を使わざるを得ない状況というのは、一時的な[[強化]]、[[弱体化]]である場合が多く、もう一度[[マキシマム召喚]]をすることで状況を変えられる可能性が高い。~
 また[[マキシマムモード]]ではない高[[レベル]]の[[マキシマムモンスター]]を一旦[[手札]]に戻せる点も、場合によっては役に立つ。~

-[[バウンス]]される場合[[手札]]に[[戻ら>戻す]]ない([[エクストラデッキ]]に[[戻す]])[[フュージョンモンスター]]を選ぶこともできる。~
ただし、「[[手札]]に戻していない」ため、[[攻撃]]を[[無効]]にすることはできない。~
[[攻撃対象]]になった[[フュージョンモンスター]]を戻した場合、[[相手]]は[[攻撃対象]]を選び直すことになる。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメSEVENSの「遊我vsネイル」(2戦目)において遊我が使用。~
[[《超魔機神マグナム・オーバーロード》]]を[[バウンス]]し[[《天帝龍樹ユグドラゴ》]]の[[攻撃]]を[[無効]]にした。~
「アサナvsネイル」戦においてネイルも使用し、[[《天帝龍樹ユグドラゴ》]]を[[バウンス]]している。~

--アニメでは以下の[[テキスト]]となっていた。~
 【条件】相手モンスターの攻撃宣言時に、自分フィールドの表側表示モンスター(レベル5以上)1体を手札に戻して発動できる。
 【効果】その攻撃を無効にする。

--ネイルはこの[[カード]]による回避を[[マキシマム>マキシマムモンスター]]の特性を活かした策と評している。~

--アニメゴーラッシュ!!では「ユウディアスvsユウナ」戦でユウナが使用。~
[[《セブンスロード・マジシャン》]]が[[《ギャラクティカ・オブリビオン》]]に[[攻撃]]された際に[[発動]]され、[[《セブンスロード・マジシャン》]]を[[戻して>戻す]]あちらの[[攻撃]]を[[無効]]にした。~
しかし、[[《セブンスロード・マジシャン》]]を[[戻した>戻す]]ことが[[罠カード]]《フラックス・キャパシター》のトリガーとなり、[[《ギャラクティカ・オブリビオン》]]の[[直接攻撃]]を許すことになった。~
「遊我vs遊飛」(2戦目)では遊我が使用し、[[《魔導騎士-セブンス・チャリオット》]]を[[エクストラデッキ]]に[[戻し>戻す]]て[[フィールド]]をがら空きにする事で、《ジョインテック・デイノビークル》の[[攻撃]]を回避した。~
---この[[デュエル]]でも上記のアニメ版の[[テキスト]]のままなのだが、[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]は[[手札]]に[[戻せ>戻す]]ないため、アニメ版の[[効果]]のままでは[[発動]]そのものが行えない。~
過去のアニメ作品においても[[テキスト]]は変更されていないが[[効果]]は商品化されたものに変更された事例は見られたため(→[[OCG:テキスト]]参照)、この[[カード]]もそれに該当するものと思われる。~

---なお、《ジョインテック・デイノビークル》は[[通常魔法]]《ジョイント・パッション》の[[効果]]で[[モンスター]]にしか[[攻撃]]できず、この影響で[[直接攻撃]]が行えなかった。~
上記の通り、[[フュージョンモンスター]]は[[エクストラデッキ]]に[[戻る>戻す]]ため、(商品版の[[効果]]であっても)この[[カード]]の[[攻撃]][[無効]]は[[適用]]されない。~
しかし、作中ではこの点の説明がなされず、「デイノビークルの[[攻撃]]は[[無効]]にさせてもらった」と、あたかもこの[[カードの効果]]で[[無効]]になった様な台詞回しであった。~

--漫画ゴーラッシュ!!では、「ユウディアスvsズウィージョウ」(2戦目)でズウィージョウが使用。~
[[《エターナル・ギャラクティカ・オブリビオン》]]の[[攻撃宣言]]時に[[発動]]され、[[《ヴォイドヴェルグ・ゴッドレクイエム》]]を[[手札]]に[[戻す]]ことで[[攻撃]]を[[無効]]にしつつ、返しの[[ターン]]の[[《ヴォイドヴェルグ・ゴッドレクイエム》]]の[[ゴッドアドバンス召喚>アドバンス召喚]]に繋げた。~

//-コナミのゲーム作品において―~

//**関連カード [#card]

//―[[イラスト]]関連
//カードのイラストに描かれているカードが存在した場合、そのカードをリンク

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[マキシマム超絶進化パック]] RD/MAX2-JP004 &size(10){[[Rare]]};
-[[ジャンプ(2022年5月号) 付属の最強スターターデッキ>書籍付属カード#SJ2022]] RD/SST1-JP038

//**FAQ [#faq]
//Q:~
//A:

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。


**外部リンク [#link]
-[[カードデータベース>https://www.db.yugioh-card.com/rushdb/card_search.action?ope=2&cid=16572]]

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