#author("2024-11-08T03:37:09-08:00","","") #author("2025-04-20T14:04:37-07:00","","") *【アビス】 [#top] #contents **[[デッキ]]の概要 [#abstract] [[海竜族]]の[[アビス]]を中心とした[[【マキシマム召喚】]][[デッキ]]。~ 同じ[[シリーズカード]]ながらも、相反する[[効果]]から採用する[[マキシマムモンスター]]によって全く異なるタイプの[[デッキ]]を作れる。~ [[VSパック マキシマム・フォース]]で主要パーツが一通り揃い、実質的に竜宮兄弟の[[ファンデッキ>ネタ]]としても振る舞う。~ 《深淵竜神アビス・ポセイドラ》 マキシマム・効果モンスター 星10/闇属性/海竜族/攻2500/守 0 【マキシマムモード:攻4000】 「深淵竜神アビス・ポセイドラ[L]」「深淵竜神アビス・ポセイドラ[R]」と揃えてマキシマム召喚できる。 【条件】なし 【永続効果】自分の墓地にモンスターがいない場合、 このカードの攻撃宣言時に相手は罠カードを発動できず、 さらにこのカードがマキシマムモードの場合、このカードは相手の効果では破壊されない。 《深淵海竜アビス・クラーケン》 マキシマム・効果モンスター 星10/闇属性/海竜族/攻2500/守 0 【マキシマムモード:攻4000】 「深淵海竜アビス・クラーケン[L]」「深淵海竜アビス・クラーケン[R]」と揃えてマキシマム召喚できる。 【条件】なし 【永続効果】自分の墓地にモンスターがいない場合、 このカードは相手の効果では破壊されず、さらにこのカードがマキシマムモードの場合、 このカードの攻撃宣言時に相手は罠カードを発動できない。 《輝鋼超竜デヴァスター・オケアビス》 マキシマム・効果モンスター 星10/光属性/海竜族/攻2500/守 0 【マキシマムモード:攻3500】 「輝鋼超竜デヴァスター・オケアビス[L]」「輝鋼超竜デヴァスター・オケアビス[R]」と揃えてマキシマム召喚できる。 【条件】マキシマムモード:自分の墓地にモンスター(海竜族)が10体以上いる場合、手札1枚を墓地へ送って発動できる。 【効果】相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、 このカードの攻撃力はターン終了時まで、[選んだモンスターの攻撃力]だけアップする。 **[[デッキ]]構築に際して [#introduction] ***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster] ―[[アビス]][[マキシマムモンスター]]~ [[闇属性]]は積極的に[[墓地]]の[[モンスター]]を削り、[[光属性]]は[[墓地アドバンテージ]]を重視する。~ そのためこの2種を同時に採用すると[[デッキ]]コンセプトに無理が生じるので、どちらか一方の[[属性]]の[[マキシマムモンスター]]を採用するのが基本。~ いずれも全てのパーツが[[レベル]]10と[[重い]]ので、[[手札交換]][[カード]]は必須。~ また、[[《輝鋼超竜デヴァスター・オケアビス》]]の本体以外は単体で使用できる[[効果]]を持つので、場合によっては[[アドバンス召喚]]からも攻めていける。~ -[[《輝鋼超竜デヴァスター・オケアビス》]]([[光属性]]/[[海竜族]]/[[MAXIMUM ATK]]:3500)~ [[効果]]は以下の3つ。~ ●[[自分]][[墓地]]に[[海竜族]]が10体以上いる場合に[[手札コスト]]で[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃力]]分[[強化]]する[[効果]]~ ●500の[[ライフコスト]]で[[《アビスカイト・プロテクション》]]・[[《アビスカイト・プリベントウォール》]]1枚を[[サルベージ]]する[[効果]]([[マキシマムモード]]の時は更に[[《アビスカイト・アルティメイル》]]1枚を[[サルベージ]]できる)~ ●[[デッキの上]]から3枚を[[コスト]]に、[[自己強化]]する[[効果]]([[マキシマムモード]]の時は更に[[相手]]の[[レベル]]8以下の[[単体除去]]ができる)~ 本体の[[効果]]により[[攻撃表示]]に対しては3500の[[戦闘ダメージ]]が確定するので、重い一撃の[[ダメージ]]を与えやすい。~ [[耐性]]を持たない代わりに[[罠カード]]で付与していく形になるので、本体と合わせて[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]は重要となる。~ [[貫通]]を持たず、[[除去]]も[[表側表示]]のみなので[[セット]]で凌がれると弱い点を補いたい。~ -[[《深淵海竜アビス・クラーケン》]]([[闇属性]]/[[海竜族]]/[[MAXIMUM ATK]]:4000)~ [[効果]]は以下の3つ。~ ●[[自分]][[墓地]]に[[モンスター]]がいない場合、[[相手]]の[[効果]]で[[破壊されない]][[永続効果]]([[マキシマムモード]]の時は更に自身の[[攻撃宣言]]時に[[相手]]の[[罠カード]]の[[発動]]を封じる)~ ●[[モンスター]]5体までを[[墓地コスト]]に、その数だけ単体[[弱体化]]をする[[効果]]([[マキシマムモード]]の時は[[自分]][[墓地]]に[[モンスター]]がいない場合、更に[[魔法・罠除去]]ができる)~ ●[[手札コスト]]で[[相手]][[モンスター]]1体の[[表示形式]]を変更する[[効果]]([[マキシマムモード]]の時は更に[[貫通]]を得る)~ [[墓地]]の[[モンスター]]を減らしつつ、[[弱体化]]した[[モンスター]]の[[表示形式]]を変更し、[[罠カード]]の[[発動]]を封じて有利に[[戦闘]]を進められる。~ 高い[[攻撃力]]と[[破壊]][[耐性]]により、攻めにも守りにも適しており、堅実な戦いを期待できる。~ -[[《深淵竜神アビス・ポセイドラ》]]([[闇属性]]/[[海竜族]]/[[MAXIMUM ATK]]:4000)~ [[効果]]は以下の3つ。~ ●[[自分]][[墓地]]に[[モンスター]]がいない場合、自身の[[攻撃宣言]]時に[[相手]]の[[罠カード]]の[[発動]]を封じる[[永続効果]]([[マキシマムモード]]の時は更に[[相手]]の[[効果]]で[[破壊されない]])~ ●[[自分]][[墓地]]に[[海竜族]]が5体以上いる場合、[[モンスター]]全てを[[墓地コスト]]に、[[単体除去]]する[[効果]]([[マキシマムモード]]の時は[[コスト]]に3体以上の[[マキシマムモンスター]]がいた場合、更に[[相手]][[フィールド]]の[[全体除去]]ができる)~ ●[[自分]][[墓地]]に[[モンスター]]がいない場合、[[相手]]の[[モンスター]]の[[セット]]を封じる[[永続効果]]([[マキシマムモード]]の時は更に[[相手]][[フィールド]]に[[裏側表示]]の[[魔法・罠カード]]があれば、[[相手]]の[[手札]]からの[[魔法・罠カード]]の[[セット]]を封じる)~ [L]の[[効果]]をトリガーに本体と[R]の[[効果]]に繋げ、さらに[[全体除去]]で[[相手]]の反撃の芽を摘める。~ [[貫通]]こそ持たないものの、[[セット]]を封じる[[効果]]で[[守備表示]]にも強い。~ 重さに加えて[L]のために別の[[マキシマムモンスター]]も採用することになるので、[[手札事故]]がかなり起きやすい点は注意。~ ―[[マキシマムモンスター]]以外の[[モンスター]]~ -[[海竜族]]~ --[[アビスレイヤー]]~ ---[[《アビスレイヤー・ヴォジャノーイ》]]~ [[手札]]の[[光>光属性]]・[[闇属性]]・[[海竜族]]を[[デッキの下]]に[[戻し>戻す]]、1枚[[ドロー]]する。~ [[最上級モンスター]]を多く抱えるので[[手札事故]]の回避となる。~ [[《深海竜バットイール》]]も似たような役割を持つが、両方採用して[[デッキ]]を回転させるのもあり。~ ---[[《アビスレイヤー・アプサラス》]]~ [[《深海竜バットイール》]]や[[《気昇のウェザエール》]]を再利用する。~ さらに[[単体除去]]や高い[[攻撃力]]を備えるのでそのまま[[アタッカー]]としても攻めていける。~ [[闇属性]]を軸としている場合は[[墓地]]の[[モンスター]]が減るので、それらの[[効果]]にも繋げられる。~ ---[[《アビスレイヤー・クインティアマット》]]~ [[ドロー]]した上で[[デッキの上]]5枚の中にある[[レベル]]7以上の[[海竜族]]3体を加えられる。~ [[墓地コスト]]で[[墓地]]の[[カード]]を減らしつつ、[[マキシマムモンスター]]のパーツを揃えるという動きができる。~ ただし[[コスト]]には[[海竜族]][[マキシマムモンスター]]が最低1体は必要なので[[手札コスト]]等であらかじめ[[墓地]]へ送っておけるとよい。~ --[[《深海竜バットイール》]]~ [[手札]]の[[レベル]]10[[モンスター]]3体までを見せ、その数だけ[[ドロー]]し、見せた枚数の[[手札]]を[[デッキ]]に[[戻す]]。~ 最大3枚の[[手札交換]]により大きく[[デッキ]]を回転させられる。~ さらに[[闇属性]]・[[海竜族]]である事から[[サポートカード]]も共有でき、一般的な[[【マキシマム召喚】]]よりも活躍できる。~ --[[《気昇のウェザエール》]]~ 全てのパーツが[[レベル]]10のこの[[デッキ]]ならば[[加える]]確率も大きく上がる。~ こちらも[[光属性]]・[[海竜族]]である事から[[サポートカード]]を共有できる。~ --[[《ダークグロウ・アングラー》]]~ [[海竜族]]を[[手札コスト]]に1枚の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]と[[海竜族]][[マキシマムモンスター]]の[[サルベージ]]を行う。~ 不要な[[モンスター]]やパーツを捨て[[マキシマム召喚]]の準備を整える。~ --[[《烏賊合の衆》]]~ [[守備力]]0の[[蘇生]]により[[アドバンス召喚]]の[[リリース]]を確保する。~ [[海竜族]]には[[マキシマムモンスター]]以外で[[守備力]]0はそこまで多くなく、[[マキシマムモンスター]]を多めに投入した構築が活かしやすい。~ --[[《レガシーレクス・レガレクス》]]~ [[サルベージ]]により[[マキシマムモンスター]]のパーツを揃えるのが狙い。~ [[墓地]]の[[モンスター]]が5体以下という[[条件]]があるので、[[《輝鋼超竜デヴァスター・オケアビス》]]を軸としている場合はやや使いづらい。~ --[[《顕限竜マクスシール》]]~ [[レベル]]10の[[マキシマムモンスター]]を抱えるこの[[デッキ]]ならば、[[特殊召喚]]と公開[[コスト]]を1枚で賄える。~ [[レベル]]8以下の[[アドバンス召喚]]を封じて[[相手]]の攻め手を減らしつつ、[[自分]]は[[レベル]]10の[[アドバンス召喚]]や[[マキシマム召喚]]を行える。~ -その他の[[種族]]~ --[[《アメイジング・ディーラー》]]~ [[闇属性]]軸場合は[[墓地]]の[[モンスター]]が減るので中盤以降でも[[条件]]を満たせるようになる。~ 元々[[【マキシマム召喚】]]とは相性のいい[[カード]]なので動きの邪魔にもならない。~ //***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck] ***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap] 主な[[カード]]は[[【マキシマム召喚】]]や[[【海竜族】]]を参照。~ ―[[海竜族]]の[[サポートカード]]~ -[[《グランド・エクストリーム》]]~ [[ノーコスト]]で[[海竜族]]を展開でき、[[手札事故]]の軽減となる。~ さらに[[相手]]の[[墓地]]阻害もできるので、[[腐る]]場面が少ない。~ -[[《アビス・フラッシュ》]]~ [[表示形式]]変更により[[戦闘]]を有利に進めやすくする。~ [[条件]]で[[自分]]の[[墓地]]から[[モンスター]]がいなくなるので、[[闇属性]]軸では手軽に[[モンスター]]を減らす手段となれる。~ -[[《ラス・オブ・アビス》]]~ [[光>光属性]]・[[闇属性]]の[[海竜族]]が2体以上存在し、[[相手]]が[[召喚]]した時にその[[モンスター]]を[[破壊]]する[[罠カード]]。~ [[召喚]]のみではあるが[[相手]]の妨害手段に使え、[[マキシマム召喚]]ができない時の時間稼ぎとなる。~ [[自分]][[墓地]]に[[モンスター]]がいなければ[[全体除去]]もでき、積極的に[[墓地]]を減らす[[闇属性]]軸ではより頼りになってくれる。~ -[[《アビスカイト・プロテクション》]]・[[《アビスカイト・プリベントウォール》]]・[[《アビスカイト・アルティメイル》]]~ [[海竜族]]に[[耐性]]を与える[[罠カード]]群。~ [[サポートカード]]の[[《輝鋼超竜デヴァスター・オケアビス》]]との[[シナジー]]が高く、[[光属性]]軸では必須[[カード]]となる。~ [[闇属性]]軸でも[[戦闘破壊]][[耐性]]を付与する[[《アビスカイト・プリベントウォール》]]は守りの札として役立つ。~ //―その他の[[魔法・罠カード]] ***[[レジェンドカード]]について [#legend] ―[[モンスターカード]]~ -[[《偉大魔獣 ガーゼット》]]~ [[マキシマムモード]]の[[《深淵竜神アビス・ポセイドラ[L]》]]の[[全体除去]]後に[[リリース]]して[[アドバンス召喚]]すれば[[攻撃力]]8000となり[[直接攻撃]]で[[1ターンキル]]が成立する。~ [[闇属性]]・[[守備力]]0なので[[《悪夢再び》]]を共有できるのもポイント。~ ―[[魔法カード]]~ -[[《悪夢再び》]]~ [[闇属性]]軸であれば[[ノーコスト]]でパーツ2枚を[[サルベージ]]できる。~ [[墓地]]の[[モンスター]]を減らしやすい[[デッキ]]でもあるので、[[発動]]のタイミングに注意。~ -[[《天使の施し》]]~ 損失無く[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]と[[デッキ]]の回転を兼ね備えるので、[[《輝鋼超竜デヴァスター・オケアビス》]]と相性がいい。~ //―[[罠カード]]~ **戦術 [#strategy] [[【マキシマム召喚】]]と同じく、[[ドロー]]や[[サルベージ]]でパーツを集めていく。~ 単体で戦力となる[[モンスター]]がいるため、それらを利用して戦線維持も図れる。~ 全体的に[[効果モンスター]]や[[罠カード]]を中心とするため、[[《蒼救の泡影 アルティエラ》]]に対して強い。~ [[闇属性]]軸の場合は展開過程で[[墓地]]の[[モンスター]]を取り除き、それらの[[効果]]を[[適用]]できるようにする。~ [[《深淵竜神アビス・ポセイドラ[L]》]]の[[全体除去]]を狙う場合は[[墓地]]に[[海竜族]]5体以上かつ[[マキシマムモンスター]]が3体以上必要になるので、必要以上に[[墓地]]を減らす事は避けたい。~ [[光属性]]の[[《輝鋼超竜デヴァスター・オケアビス》]]を軸とする場合は[[《天の加護》]]や[[《天の招来》]]で積極的に[[墓地を肥やし>墓地を肥やす]]、[[海竜族]]と[[サルベージ]]先の[[罠カード]]の両方を落としておこう。~ 採用する[[マキシマムモンスター]]が1種類のみであれば[[デッキ]]に枠を作れ、汎用[[カード]]によるサポートもやりやすくなる。~ いずれの[[モンスター]]も[[永続効果]]や[[罠カード]]により[[破壊]][[耐性]]を付与できるので場持ちはいい。~ 攻撃的な[[効果]]も持ち合わせているので、[[相手]]が疲弊した所に大きな一撃を叩き込めばそのまま勝利へと繋がる。~ //**[[デッキ]]の種類 [#decktype] **[[デッキ]]の派生 [#variation] ***【[[アビスカイト]]】[#abysskite] ***[[【アビスカイト】]] [#abysskite] [[攻撃力]]800・[[守備力]]0の[[アビスカイト]]を[[《アビスカイト・パーティ》]]で[[強化]]して攻めるロー[[レベル]][[デッキ]]。~ このタイプの[[デッキ]]の中でも、[[強化]]手段を[[強化]]対象で間接的に[[サルベージ]]でき、重ね掛けもできる上に[[相手]][[ターン]]終了時まで[[強化]]が続くのが強み。~ 本来の[[《輝鋼超竜デヴァスター・オケアビス》]]のサポートも可能なので、同時採用しても良い。~ 詳細はリンク先を参照。~ 公式サイトでは[[デッキ]]名を【アビス】として扱っている。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint] [[レベル]]10を多く抱える以上[[手札事故]]は避けられない。~ 特に[[闇属性]]軸は2種類の[[マキシマムモンスター]]を採用できるので枚数を調整しないと何もできない事もある。~ [[手札交換]]は主に[[下級モンスター]]に任せるので[[レベル]]の低さから妨害を受けやすいのも悩みの種。~ //**この[[デッキ]]の歴史 [#history] //カードプールの変遷でデッキ構築が著しく変化している場合、それに触れる。 **代表的なカード [#keycard] -[[《深淵竜神アビス・ポセイドラ》]] --[[《深淵竜神アビス・ポセイドラ[L]》]] --[[《深淵竜神アビス・ポセイドラ[R]》]] -[[《深淵海竜アビス・クラーケン》]] --[[《深淵海竜アビス・クラーケン[L]》]] --[[《深淵海竜アビス・クラーケン[R]》]] -[[《輝鋼超竜デヴァスター・オケアビス》]] --[[《輝鋼超竜デヴァスター・オケアビス[L]》]] --[[《輝鋼超竜デヴァスター・オケアビス[R]》]] //**サンプルレシピ [#sample] **関連リンク [#link] -[[アビス]] -[[【マキシマム召喚】]] -[[【海竜族】]] -[[デッキ集]]