#author("2025-01-10T23:15:22-08:00","","") #author("2025-04-29T20:38:14-07:00","","") *【マキシマム召喚】 [#top] #contents **概要 [#abstract] [[手札]]の3体の[[モンスター]]を合体し、1体の強力[[モンスター]]として[[フィールド]]に出す[[ラッシュデュエル]]独自の召喚法、[[マキシマム召喚]]を主軸とした[[デッキ]]。~ **[[デッキ]]構築に際して [#introduction] [[マキシマム召喚]][[デッキ]]は「[[マキシマム召喚]]を行う」という点以外にあまり共通点がなく、様々な構築パターンが考えられる。~ 本項目ではまず【マキシマム召喚】における基本事項のみを解説する。~ ***[[マキシマムモンスター]]について [#maximum_monster] [[マキシマムモンスター]]は、[[マキシマム召喚]]時に中心に置かれる「本体」と、左に置かれる[L]、右に置かれる[R]の3枚の[[モンスターカード]]からなる。~ 例えば[[《天帝龍樹ユグドラゴ》]]は、[[《天帝龍樹ユグドラゴ[L]》]]、[[《天帝龍樹ユグドラゴ》]]、[[《天帝龍樹ユグドラゴ[R]》]]の3枚からなる。~ ([L]でも[R]でもない[[マキシマムモンスター]]は特に固有名がないが、本項目では区別のために「本体」と呼称する)~ 普通に[[通常召喚]]や[[特殊召喚]]を行うこともできるが、[[手札]]に同種の[L]「本体」[R]が揃った時、[[マキシマム召喚]]を宣言することで、3枚で1体の[[モンスター]]として[[フィールド]]に出すことができる。~ [[マキシマム召喚]]した場合のみ[[モンスター効果]]を使用でき、また[[攻撃力]]は通常より高い[[MAXIMUM ATK]]の値を適用する。~ ―採用枚数について。~ 下記の通り、[[マキシマムモンスター]]と両パーツの元々のレベルによって最適なバランスは異なる。~ ―採用する[[マキシマムモンスター]]について。~ [[マキシマムモンスター]]は現在以下の種類が存在しており、基本的にはこのうち1種類のみを起用するケースが多い。~ [[攻撃力]]や[[効果]]はそれぞれに一長一短があり、また[[種族]]や[[属性]]も違うので、それぞれ運用方法や[[サポートカード]]も変わってくる。~ 複数種の[[マキシマムモンスター]]を採用した[[デッキ]]を組む場合は、[[種族]]・[[属性]]等のある程度共通した[[サポートカード]]を受けられるよう工夫する必要がある。~ 以下の[[モンスター]]を中心とする[[シリーズカード]][[デッキ]]は別リンクを参照。~ [[アビス]]:[[【アビス】]]~ [[《火轟嵐凰ヴォルカライズ・フェニックス》]]:[[【ライズ】]]~ [[《機動砦 マキシマム・ガジェット》]]:[[【ガジェット】]]~ [[《終焔魔神ディスペラシオン》]]・[[《焔魔神ベルシュドロス》]]:[[【焔魔】]]~ [[ダイナ-ミクス]]:[[【恐竜族】]]~ [[《ハーピィ三姉妹》]]:[[【ハーピィ】]]~ [[マグナム・オーバーロード]]:[[【マグナム・オーバーロード】]]~ [[《真紅眼の極炎竜》]]:[[【真紅眼の黒竜】]]~ //五十音順 -本体が[[最上級モンスター]]、両パーツが[[下級モンスター]]のパターン~ 多くの[[マキシマムモンスター]]がこのパターンであり、[L]と[R]が[[下級モンスター]]、「本体」は[[レベル]]10の[[最上級モンスター]]である。~ [L]と[R]は[[下級モンスター]]なので、[[マキシマム召喚]]できない状況でも[[リリース]]要員として使用可能であり、基本的に3積みしてよい。~ 一方「本体」は[[最上級モンスター]]であり、かつ[[通常召喚]]すると[[攻撃力]]が低めで[[効果]]も使えないことから、2~3枚の間で調整したい。~ --[[《幻竜重騎ウォームExカベーター》]]([[地属性]]/[[幻竜族]]/[[MAXIMUM ATK]]:3500)~ [[効果]]は以下の3つ。~ ●[[罠カード]]で[[破壊]]されない[[永続効果]]~ ●[[手札]]の枚数×300[[攻撃力]]を[[強化]]する[[永続効果]]~ ●[[墓地]]の[[カード]]1枚を[[デッキボトム]]に戻し、[[自分]]または[[相手]]の[[魔法・罠カード]]1枚を[[破壊]]して1枚[[ドロー]]し、[[フィールド魔法]]を[[破壊]]した場合はもう1枚[[ドロー]]できる[[効果]]~ [[自己強化]]の[[永続効果]]により、[[マキシマム召喚]]直後さえ凌げば[[攻撃力]]5000超を安定して叩き出せる。~ 更に[[除去]]と[[ドロー]]加速の[[効果]]も併せ持ち、[[《キングス・ディグニティ》]]等での延命を防ぎつつ、トドメの一撃を放つための[[《10sionMAX!!!》]]を引き込む事ができる。~ 攻守両面においてスキがない[[マキシマムモンスター]]である。~ --[[《天帝龍樹ユグドラゴ》]]([[光属性]]/[[サイバース族]]/[[MAXIMUM ATK]]:4000)~ [[効果]]は以下の3つ。~ ●[[罠カード]]で[[破壊]]されない[[永続効果]]~ ●[[デッキの上]]から3枚[[カード]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[レベル]]8以下の[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]~ ●[[デッキの上]]から3枚[[カード]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[相手]][[フィールド]]の[[守備表示]][[モンスター]]1体を[[表側攻撃表示]]にする[[効果]]~ [[守備表示]][[モンスター]]を[[攻撃表示]]にできるので、他の[[マキシマムモンスター]]と異なり[[壁]]を並べられても膠着状態にならない。~ 一方で[[攻撃力]]が4000以上にはならないので一撃で勝負をつけるのは難しく、また[[効果]]を使うたびに[[デッキ]]を削るので[[デッキ切れ]]のリスクがある。~ 対[[壁]]性能に優れ、持久戦を許さない[[マキシマムモンスター]]である。 --[[《灰覇炎神ヴァスト・ヴァルカン》]]([[炎属性]]/[[戦士族]]/[[MAXIMUM ATK]]:3300)~ [[効果]]は以下の3つ。~ ●[[罠カード]]で[[破壊]]されない[[永続効果]]~ ●[[デッキの上]]から[[カード]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[モンスター]]1体の[[攻撃力]]を800[[ダウン]]し、その後任意で[[相手]]の[[フィールド魔法]]の[[破壊]]と800の[[バーン]]が行える[[効果]]。~ ●[[デッキの上]]から[[カード]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[モンスター]]1体の[[攻撃力]]をその[[レベル]]×100だけ[[弱体化]]し、その数値分の[[バーン]]を与える[[効果]]~ パーツ側の[[効果]]がいずれも[[モンスター]]の[[弱体化]]と[[バーン]]で統一されており、上手くいけば多大な[[ダメージ]]を与えられる。~ [[フィールド魔法]]の[[破壊]]と追加[[バーン]]は[[相手]]依存なので安定はしないが、もう片方の[[効果]]は自身を選んでも[[発動]]できるため、[[壁]][[モンスター]]が並んでいる状態や[[先攻]]1[[ターン]]目でも機能する。~ [[自分]][[ターン]]における性能は高い反面、低めの[[MAXIMUM ATK]]も相まって[[相手]][[ターン]]では脆さが見られる[[マキシマムモンスター]]である。~ 実質専用[[サポートカード]]である[[《ヴァルカン・イグナイト・ハイパードライブ》]]を使うことで、[[条件]][[コスト]]のない[[単体除去]]ができるのも利点である。~ -本体と両パーツの全てが[[最上級モンスター]]のパターン~ 上記と異なりパーツを[[壁]]に時間稼ぎができないため、[[マキシマム召喚]]できない状況では他の[[カード]]で相手の[[攻撃]]を凌ぐ必要がある。~ --[[《大連撃竜ドラギアス・バースト》]]([[光属性]]/[[ドラゴン族]]/[[MAXIMUM ATK]]:3500)~ [[効果]]は以下の3つ。~ ●[[罠カード]]で[[破壊]]されない[[永続効果]]~ ●[[デッキトップ]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[モンスター]]への[[3回攻撃>2回攻撃]]が可能となる代わりに[[エンドフェイズ]]に[[デッキ]]に戻ってしまう[[デメリット]]を付与する[[効果]]~ ●[[手札]]3枚の[[コスト]]を払う事で自身の[[強化]]と[[貫通]]を得る[[効果]]~ 3枚全てが[[最上級モンスター]]の上にそれら単体での[[ステータス]]も低いため、[[手札]]で[[腐ら>腐る]]ないよう[[デッキ]]を構築する必要がある。~ [[マキシマム召喚]]できた場合でも[[効果]]を使うには莫大な[[コスト]]や[[デメリット]]が必要であり、現状の[[マキシマムモンスター]]の中でも群を抜いて扱いにくい[[モンスター]]と言わざるを得ない。~ [[マキシマム召喚]]後に[[条件]]を揃えられた場合の[[フィニッシャー]]性能は高いため、採用する場合は優秀な[[サポートカード]]が多い[[ドラゴン族]]であることを生かした[[【ドラゴン族】]]軸として構築すべきだろう。~ 幸い両パーツは[[【ドラゴン族】]]で優秀な[[モンスター]]が多い[[レベル]]7であるため[[サポートカード]]を共有しやすく、[[《七宝船》]]を積めば[[手札事故]]を回避しつつ[[デッキ]]を回転させられる。~ -本体と両パーツの全てが[[下級モンスター]]のパターン~ --[[《メガジョインテック・フォートレックス》]]([[地属性]]/[[機械族]]/[[MAXIMUM ATK]]:3000)~ [[効果]]は以下の3つ。~ ●[[レベル]]が6上がり、[[墓地]]に[[レベル]]7以上の[[機械族]]がいる場合は[[効果]]で[[破壊されない]][[永続効果]]~ ●[[地属性]]・[[機械族]]を[[手札コスト]]に、自身を[[弱体化]]して[[コイントス]]を行い、表ならば[[3回攻撃>2回攻撃]]、裏ならば[[モンスター]]への[[2回攻撃]]と[[貫通]]が可能となる[[効果]]~ ●[[お互い]]が[[相手]]の[[墓地]]の[[モンスター]]3体を[[デッキ]]に[[戻す]][[効果]]([[マキシマムモード]]の時は更にその中の[[地属性]]・[[機械族]]の数×100自己[[強化]]する効果)~ [[攻撃力]]は低いが、[[手札事故]]が起こりづらく、[L]と[R]は単体でも使える[[効果]]を持っている。~ [[地属性]]・[[機械族]]ゆえに[[サポートカード]]が豊富で、[[攻撃力]]の低さを補ってくれる。~ ***[[マキシマムモンスター]]以外の[[カード]]について [#other] -[[《アメイジング・ディーラー》]]~ 序盤の[[手札交換]]によりダブついた[[マキシマムモンスター]]の処理と新たな[[マキシマムモンスター]]の[[ドロー]]を兼ねる。~ ついでに[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]にもなるので、[[墓地コスト]]が必要な[[モンスター]]の[[条件]]も満たしやすくなる。~ [[手札交換]]に関しては[[機械族]]ならば[[《クラフター・ドローン》]]、[[幻竜族]]ならば[[《幻刃妖精ピッケロン》]]と[[種族]]にあった[[カード]]が存在するので、[[《灰覇炎神ヴァスト・ヴァルカン》]]や[[《大連撃竜ドラギアス・バースト》]]といった[[モンスター]]と合わせるとよい。~ -[[《超魔犬ロペロ》]]~ [[戦闘破壊]][[耐性]]による[[壁]]と[[マキシマムモンスター]]の[[サポートカード]]の[[サルベージ]]ができる。~ [[手札コスト]]は[[重い]]が、後半の[[サルベージ]]も合わせられれば[[マキシマム召喚]]の手助けとなる。~ -[[《気昇のウェザエール》]]~ [[デッキ]]を2枚[[めくり>めくる]]、その中の[[レベル]]10[[モンスター]]1体を加えられる。~ 成功率はやや低いが、[[墓地コスト]]以外に[[条件]]や[[デメリット]]も無いので気軽に使える。~ -[[《深海竜バットイール》]]~ [[レベル]]10用の[[手札交換]]を行い、パーツを揃えるのに役立つ。~ [[戻す]][[カード]]は見せた[[カード]]でなくても良いので、[[手札]]に本体を残しつつ残りのパーツを集めるといった用途にも使える。~ -[[《スカイポーター・マックス》]]~ 10体の[[墓地コスト]]が必要だが、次の[[ターン]]の[[マキシマム召喚]]をほぼ確実なものとする。~ 使用する場合は[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]とこの[[カード]]の[[サルベージ]]手段を多くしておきたい。~ -[[《顕限竜マクスシール》]]~ [[マキシマムモンスター]]を公開という緩い[[条件]]で[[アドバンス召喚]]を封じられる。~ [[レベル]]10で構成された[[マキシマムモンスター]]ならば[[特殊召喚]]や[[アドバンス召喚]]により、より優位な状況を作り出せる。~ //ヤメルーラは流石にもう時代遅れ -[[《天の加護》]]~ [[手札]]の[[モンスター]]を任意の枚数だけ捨て、その[[レベル]]が10以上の場合に2枚[[ドロー]]できる[[通常魔法]]。~ 「本体」を捨てれば2枚消費で2枚[[ドロー]]でき、損失のない[[手札交換]]ができる。~ [[マキシマム召喚]]の準備が整わない状況で[[手札]]に来てしまった「本体」を捨てて戦線維持用の[[カード]]を引き込む、逆にもう一歩で[[マキシマム召喚]]可能な状況でその他の[[モンスター]]を捨てて[[マキシマムモンスター]]を引き込む、といった運用が可能。~ -[[《天の選別》]]~ [[自分]][[モンスター]]の[[レベル]]合計が10以上の場合に[[魔法・罠カード]]を[[破壊]]できる[[通常魔法]]。~ [[マキシマムモード]]の時、あるいは本体1体のみを[[アドバンス召喚]]した時に使用すれば[[弱体化]]による[[戦闘]]補助も[[適用]]できる。~ -[[《天の招来》]]~ 3枚の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]と、[[自分]][[フィールド]]に[[モンスター]]がいなければ[[レベル]]10[[モンスター]]1体を[[サルベージ]]できる[[通常魔法]]。~ 前半の[[効果]]で[[サルベージ]]対象や[[墓地コスト]]を確保でき、後半の[[効果]]でパーツ集めが行える。~ -[[《地層調査》]]~ [[デッキトップ]]を[[相手]]の場の[[カード]]の数だけ[[確認]]し、好きな順番で[[デッキトップ]]ないし[[デッキボトム]]に[[戻す]][[通常魔法]]。~ 特定の[[カード]]を[[手札]]に揃えることを目的とする【マキシマム召喚】にとって便利な[[効果]]であり、例えば次の[[ターン]]に[L]が[[ドロー]]できる事が分かっていれば[[手札]]の[L]は[[リリース]]に使ってしまうなど、今後を見越した動きが可能となる。~ 特に[[《天の加護》]]と併用した場合が強力で、[[マキシマムモンスター]]のパーツを[[デッキトップ]]に固定し[[《天の加護》]]で[[ドロー]]することで、[[マキシマム召喚]]を加速できる。~ -[[《貫通!》]]~ [[自分]][[モンスター]]1体に[[貫通]]を付与する[[通常魔法]]。~ [[マキシマム召喚]]後は1[[ターン]]に1体の[[モンスター]]でしか[[攻撃]]できないため、[[相手]]が[[壁]]を並べてくると[[プレイヤー]]に[[ダメージ]]を与えることができず、膠着状態に陥ることが多い。~ [[貫通]]を付与すればその点を補い[[ダメージ]]を与えることが可能。~ [[マキシマム召喚]]前に[[《連撃竜ドラギアス》]]等を用いて[[ダメージ]]を与えておくタイプならこちらを使うとよいか。~ -[[《10sionMAX!!!》]]~ [[手札]]を1枚捨て、[[自分]][[モンスター]]1体に[[攻撃力]]400アップ+[[貫通]]を付与し、更にそれが[[レベル]]10[[モンスター]]なら[[相手]]に1000[[ダメージ]]を与える[[通常魔法]]。~ [[貫通]][[ダメージ]]を与えるだけなら[[《貫通!》]]でもよいが、こちらは[[強化]]と[[効果ダメージ]]も与えられるため、より大きな[[ダメージ]]を見込める。~ [[手札]]を持て余すこともあり[[手札コスト]]が逆に[[手札交換]]を促すことにつながる。~ [[《天帝龍樹ユグドラゴ》]]は[[守備表示]][[モンスター]]を強制的に[[攻撃表示]]にする[[効果]]を持つため必ずしも必要ではないが、他の[[マキシマムモンスター]]を使う際には必須[[カード]]と言える。~ -[[《B・B・B》]]~ [[マキシマムモンスター]]2体を[[墓地コスト]]として1枚[[ドロー]]し、[[マキシマムモード]]の[[モンスター]]に永続的な[[貫通]]を付与できる[[通常魔法]]。~ [[ドロー]]により損失無く[[墓地]]に落ちたパーツを回収できる。~ [[貫通]]も有用になる場面が多く、[[マキシマム召喚]]後も使っていける。~ 後半の[[貫通]]付与は[[フィールド]]・[[墓地]]に[[マキシマムモンスター]]が多く必要になるので、2種類以上の[[マキシマムモンスター]]の混合構築だとより活かしやすい。~ -[[《天帝の威眼》]]~ [[手札コスト]]1枚で[[モンスター]]の[[表示形式]]を変更し、[[レベル]]10[[モンスター]]がいれば1枚の[[ドロー]]が可能な[[通常魔法]]。~ [[壁]]を出されて中々[[ダメージ]]を与えられない状況を減らせ、[[手札交換]]も可能となる。~ [[壁]]対策という用途では[[《10sionMAX!!!》]]と被ることが多いが、こちらは[[攻撃表示]][[モンスター]]を[[守備表示]]にして[[戦闘破壊]]補助もできる。~ -[[《魔法石の採掘》]]~ [[手札コスト]]2枚で[[墓地]]から[[魔法カード]]を[[サルベージ]]できる。~ [[デッキ]]に1枚しか入れられない[[レジェンドカード]]でも[[魔法カード]]であれば再利用が可能となる。~ [[手札コスト]]が重いが、[[腐っている>腐る]][[カード]]やダブったパーツを[[コスト]]にすれば[[ディスアドバンテージ]]は軽減できる。~ -[[《終焔の絶望》]]~ [[マキシマムモンスター]]に[[攻撃]]してきた[[レベル]]8以下の[[相手]][[モンスター]]を[[デッキ]][[バウンス]]する。~ [[マキシマムモード]]でなくとも良いので、パーツが揃わずに単体で[[召喚]]した[[マキシマムモンスター]]でも守る事ができる。~ -[[《楽姫の独演》]]~ [[自分]][[モンスター]]が1体のみの場合に[[攻撃]]してきた[[レベル]]8以下の[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を止める。~ 上記に比べると[[除去]]できない代わりに[[マキシマムモンスター]]以外の[[攻撃]]に対しても[[発動]]できるため、汎用[[モンスター]]を多く採用した構築で[[腐り>腐る]]にくい利点を持つ。~ -[[墓地]]の[[マキシマムモンスター]]を[[デッキ]]に[[戻す]][[カード]]~ [[マキシマムモンスター]]の特定のパーツが、予期せず全て[[墓地]]に落ちてしまう事がある。~ 例えば、「本体」を[[《天の加護》]]で捨てた後、残りの「本体」2枚が[[《連撃竜ドラギアス》]]の[[コスト]]で[[墓地]]に送られてしまう、といった状況である。~ この状況を解決する[[《死者転生》]]は[[レジェンドカード]]であり1枚しか搭載できないので、できれば[[墓地]]の[[マキシマムモンスター]]を[[デッキ]]に戻せる[[カード]]を併用する事が望ましい。~ [[マキシマムモンスター]]ならいずれも[[守備力]]0のため、[[《セツリの流転》]]で[[デッキ]]に[[戻す]]ことが可能。~ 汎用的なものでは[[《拡がるささやき》]]や[[《トライアングル・リボーン》]]、[[《メガジョインテック・フォートレックス》]]なら[[機械族]]サポートの[[《鋼機神ミラーイノベイター》]]が使える。~ [[マキシマムモンスター]]を[[デッキ]]に[[戻す]]ことは[[デッキ]]の[[マキシマムモンスター]]比率を高め、[[マキシマムモンスター]]を揃えやすくする効果も見込めるため、[[デュエル]]後半では積極的に狙いたい。~ ***[[レジェンドカード]]について [#legend] ―[[モンスターカード]]~ -[[《偉大魔獣 ガーゼット》]]~ [[マキシマムモード]]の[[モンスター]]を[[リリース]]すれば[[MAXIMUM ATK]]の倍の数値が得られ、文字通り一撃必殺の[[アタッカー]]となる。~ また、[[上級モンスター]]である事から膠着状態になった時に[[フィールド]]を空ける手段としても利用可能。~ ―[[魔法カード]]~ -[[《死者転生》]]~ [[墓地]]の[[モンスター]]1枚を[[手札]]に戻せる[[通常魔法]]。~ [[マキシマムモンスター]]との相性が極めてよく、序盤に[[リリース]]や[[《天の加護》]]の[[コスト]]として[[墓地]]に落とした[[マキシマムモンスター]]をピンポイントで回収、[[マキシマム召喚]]に繋げられる。~ ひたすら[[ドロー]]して[[マキシマムモンスター]]を揃えるよりはるかに効率的なので、ぜひとも併用したい。~ [[《灰覇炎神ヴァスト・ヴァルカン》]]を使用する場合は[[ノーコスト]]版の[[《戦士の生還》]]を採用しよう。~ -[[《強欲な壺》]]~ 2枚[[ドロー]]できる[[カード]]。~ 単純に[[手札]]が増え、[[デッキ圧縮]]にもなる。~ -[[《天使の施し》]]~ [[手札]]は増えないが、[[デッキ]]の上3枚を[[手札]]に加えられるのは強力。~ ダブった本体など[[腐っている>腐る]][[カード]]を[[捨てる]]ことで次の[[ドロー]]を増やすこともできる。~ -[[《悪夢再び》]]~ [[マキシマムモンスター]]は全て[[守備力]]0のため、[[闇属性]]であれば2枚のパーツを一気に揃えられるので[[マキシマム召喚]]の難易度が減る。~ **[[デッキ]]の種類 [#decktype] [[マキシマムモンスター]]とその[[サポートカード]]だけでは[[デッキ]]の枠は埋まらない。~ 【マキシマム召喚】[[デッキ]]は、それらの[[カード]]を既存の[[デッキ]]に組み込む事で完成する。~ 概ね[[マキシマムモンスター]]8~9枚、[[《天の加護》]]2~3枚、[[《死者転生》]]1枚を投入すれば、事故率を抑えつつ安定した[[マキシマム召喚]]が可能になるだろう。~ [[貫通]]を持たない[[マキシマムモンスター]]を使う場合は、[[壁]]対策として[[《10sionMAX!!!》]]も2~3枚入れたほうが良い。~ 各[[カード]]の枚数や[[《地層調査》]]の有無は[[デッキ]]の枠との相談となる。~ ***[[【魔法使い族】]]型 [#Spellcaster] 地力の高い[[【魔法使い族】]]に[[マキシマムモンスター]]を組み込んだタイプ。~ [[魔法使い族]]自体は[[マキシマムモンスター]]を擁さないが、[[《ミスティック・ディーラー》]]による[[ドロー]]加速が[[マキシマム召喚]]と相性がよい。~ また、[[《ダーク・リベレイション》]][[《マジカル・ストリーム》]]と高性能な[[サポートカード]]が多いことから、そもそも[[種族]]デッキとして強く、[[マキシマムモンスター]]を組み込んでも無理なく[[デッキ]]を回すことができる。~ 基本的には[[【竜魔】>【グッドスタッフ】#Ryuma]]の[[【ドラゴン族】]]要素を[[マキシマムモンスター]]と入れ替えたものとなる。~ [[最強バトルデッキ 遊我 -ハイパーマシンロード-]]を購入するだけでほぼ基本形が完成する。~ ***[[【ドラゴン族】]]型 [#Dragon] 左右のパーツが[[ギアス]]と[[サポートカード]]を共用できる[[《大連撃竜ドラギアス・バースト》]]を運用するタイプ。~ [[【レベル7】>【グッドスタッフ】#LV7]]を参照。 ***[[【恐竜族】]]型 [#Dinosaur] 異なる2種類の[L][R]で戦略を変えられる[[《大恐竜駕ダイナ-ミクス》]]を運用するタイプ。~ [[種族]]内で汎用的な[[ドロー]]ソースが複数種あり、パーツの両枠を最大6枚体制とできるため[[マキシマム召喚]]がしやすい。~ ***[[【幻竜族】]]型 [#Wyrm] [[【幻竜族】]]の[[サポートカード]]を駆使して[[《幻竜重騎ウォームExカベーター》]]を運用するタイプ。~ [[《幻竜重騎ウォームExカベーター》]]のパーツを[[《幻刃妖精ピッケロン》]]で[[手札交換]]したり、[[《幻刃急攻》]]の[[コスト]]にしたりと、[[種族]]を活用できるのがポイント。~ [[マキシマム召喚]]以外にも[[《夢幻重騎ビルド・ドラグーン》]]その[[効果]]による[[フュージョン召喚]]と[[マキシマムモンスター]]以外にも攻め手は多い。~ ***[[【サイバース族】]]型 [#Cyberse] [[【サイバース族】]]の[[サポートカード]]を用いて[[《天帝龍樹ユグドラゴ》]]の[[マキシマム召喚]]を狙うタイプ。~ [[守備力]]0の[[サイバース族]]に関わる[[カード]]が多く、[[サルベージ]]により[[手札]]にパーツを集めやすい。~ また、[[サポートカード]]を共有できる[[《スペース・ユグドラゴ》]]を採用し、それを[[素材]]とする[[フュージョンモンスター]]で[[ビートダウン]]を狙う戦略へ切り替える事も可能。~ ***[[【焔魔】]] [#Enma] [[炎属性]]・[[悪魔族]]で統一された[[焔魔]]を中心に[[《終焔魔神ディスペラシオン》]]と[[《焔魔神ベルシュドロス》]]を混合させた構築。~ 詳細はリンク先を参照。~ ***[[【アビス】]] [#Abyss] [[海竜族]]で統一された[[アビス]]を中心にした構築。~ 詳細はリンク先を参照。~ ***[[【マグナム・オーバーロード】]] [#Machine] [[機械族]]の[[マグナム・オーバーロード]]を中心とした構築。~ 詳細はリンク先を参照。~ ***[[【ハーピィ】]] [#Harpie] [[風属性]]・[[鳥獣族]]で(ほぼ)統一された[[ハーピィ]]を中心にした構築。~ 詳細はリンク先を参照。~ ***【[[ギャラクティカ]]】 [#Galactica] [[《超銀河王ロード・オブ・ギャラクティカ》]]及び[[ギャラクティカ]]を中心にした構築。~ 詳細は[[【ギャラクシー族】]]を参照。~ ***[[【真紅眼の黒竜】]] [#Red-Eyes] [[レッドアイズ]]と[[メテオ]]を中心に[[《真紅眼の極炎竜》]]の[[マキシマム召喚]]を狙う構築。~ 詳細は[[【真紅眼の黒竜】]]を参照。~ **戦術 [#strategy] [[マキシマム召喚]]した[[マキシマムモンスター]]の圧倒的な性能による制圧を狙う。~ [[マキシマム召喚]]した[[マキシマムモンスター]]の圧倒的な性能による[[制圧]]を狙う。~ 殆どの[[マキシマムモード]]は[[罠カード]]の[[効果]]で[[破壊]]されないため、[[《ダーク・リベレイション》]]を始めとする罠による[[除去]]を受けない。~ 更に[[レベル]]が10のため、[[レベル]]8以下を指定している[[《ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル》]]など、大半の[[除去]][[カード]]の[[効果]]を受けない。~ そうなると当然[[戦闘]]での[[破壊]]を狙うしかないが、[[元々の攻撃力]]でさえ3500超が多く圧倒的に戦闘力も高いため、[[デッキ]]内に[[マキシマムモンスター]]を倒せる[[カード]]は多くて数枚だろう。~ 対処札が相手の[[デッキ]]になくなった時点で、[[自分]]の勝利は確定したと言って良い。~ もちろん長期戦に持ち込むまでもなく、高[[攻撃力]]で[[相手]]の[[ライフポイント]]を削りきって勝利できればその方が良い。~ 逆に言えば、[[相手]]の[[デッキ]]タイプによっては[[マキシマムモンスター]]を撃破できる[[カード]]が何枚かはあるという事である。~ [[マキシマム召喚]]は闇雲に序盤から狙うのではなく、[[相手]]の[[デッキ]]を見てタイミングを図ったほうが良い。~ [[相手]]がこれらの[[カード]]をある程度消耗してから[[マキシマムモンスター]]を出せば、そのまま詰みに持っていけるだろう。~ 逆に[[相手]]が対[[マキシマムモンスター]]の処理を苦手としているようならば、序盤から[[マキシマム召喚]]を狙っていけばよい。~ [[マキシマム召喚]]前にどのように戦うかは[[デッキ]]構築次第である。~ 遅延を重ねて[[マキシマム召喚]]を行う事を優先する[[デッキ]]もあれば、[[《連撃竜ドラギアス》]]等で[[攻撃]]を重ね[[相手]]の反撃リソースを削ってから[[マキシマム召喚]]に持ち込む[[デッキ]]もある。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#weak_point] 単体では[[効果]]を持たず、[[ステータス]]も低い[[カード]]を[[デッキ]]に10枚近くも投入する事になるため、非[[マキシマム召喚]][[デッキ]]よりも[[マキシマム召喚]]前の戦力は劣る。~ そのため、[[マキシマム召喚]]の準備中にも容赦なく攻め立ててくる速攻型の[[デッキ]]に対しては基本的に分が悪い。~ 守りを捨てて突っ込んでくる[[【フルモンスター】>【グッドスタッフ】#fullmonster]]、長期戦を捨てた速攻[[デッキ]]の[[【サイキック族】]]、[[《グランド・エクストリーム》]]で大型[[モンスター]]を出して速攻を仕掛けてくる[[【魚族】]]・[[【海竜族】]]などは相性が悪いといえる。~ せっかく揃いかけた[[マキシマムモンスター]]を捨てさせられる[[手札破壊]][[効果]]も苦手である。~ 特にピンポイントで[[捨てる]][[《監獄の神 ディアン・ケト》]]や[[《押収》]]は相性が悪く、前者の場合は[[最上級モンスター]]を選ばれると[[回復]]までされてしまう。~ [[マキシマム召喚]]後も油断はできない。~ 多くの[[マキシマムモンスター]]は[[罠カード]]にしか[[耐性]]を持たず、[[モンスター効果]]・[[魔法カード]]による[[破壊]]は防げない。~ [[《ロイヤルデモンズ・デスドゥーム》]]・[[《最強戦旗エースブレイカー》]]・[[《ロード・マジック-ダークナイト》]]・[[《ドラゴニック・プレッシャー》]]等、各[[デッキ]]に対処法は存在する。~ 汎用[[カード]]では[[《ブラック・ホール》]]があり、[[相手]]が自身の[[モンスター]]を巻き込んでも[[アドバンテージ]]上ではこちらが不利な場合が多い。~ これらに対抗するために[[《アルテネの加護》]]のような[[耐性]]を付与する[[カード]]も投入しておきたい。~ [[バウンス]]だけはどうにもならないが、それができるのは[[《風帝ライザー》]]や[[《ロード・マジック-バックフロー》]]、[[《Aくま・リリス》]]程度に限られるので場持ちを大きく改善する事はできる。~ [[フュージョンモンスター]]や[[装備魔法]]が増えた影響により、自慢の[[攻撃力]]も上回られ[[戦闘破壊]]されるケースも増えてきた。~ こちらも[[フィールド魔法]]や[[装備魔法]]を増やす、[[《終焔の絶望》]]や[[コンバットトリック]]の[[罠カード]]を増やす等の対策を考えたい。~ [[《ヴォイドヴェルグ・カオスマキア》]]は[[マキシマムモード]]と[[フィールド魔法]]をまとめて[[除去]]してくる天敵。~ **関連リンク [#link] -[[デッキ集]]