#author("2024-11-16T03:20:41-08:00","","")
#author("2024-11-18T00:51:38-08:00","","")
*【雷族】 [#top]

#contents

**デッキの概要 [#abstract]
 [[雷族]]を中心とした[[種族]][[デッキ]]。~
 [[《小川》]]による[[全体強化]]と[[《嵐を呼ぶサンダービート》]]による[[全体除去]]を強みとする。~
 これらの[[条件]]・[[効果]]から、[[OCG:【ローレベル】]]に近い立ち回りを要求される。~

 《小川》
 フィールド魔法
 【条件】なし
 【効果】このカードがフィールドゾーンに表側表示である限り、
 お互いのフィールドの表側表示モンスター(レベル3以下/魚族・海竜族・雷族・水族)の攻撃力・守備力は600アップする。

 《嵐を呼ぶサンダービート》
 通常魔法
 【条件】自分フィールドの表側表示モンスター(レベル4以下/雷族)が3体の場合に発動できる。
 【効果】相手フィールドの表側表示の効果モンスター(レベル8以下)を全て破壊する。
 この効果でモンスターを破壊した場合、ターン終了時まで自分はモンスターを召喚・特殊召喚できない。


**[[デッキ]]構築に際して [#introduction]

***[[メインデッキ]]の[[モンスターカード]]について [#monster]
―[[下級モンスター]]~
 [[種族]]サポートの中でも強力な[[《嵐を呼ぶサンダービート》]]の[[条件]]に指定されている。~
-[[レベル]]4~
--[[《サージ・ボルト・リザード》]]・[[《チョウチンアンコイル》]]~
共に[[攻撃力]]1500の[[通常モンスター]]であり、[[下級>下級モンスター]][[アタッカー]]を担う。~
ただし、[[レベル]]3以下でも[[《小川》]]を使えばこれらを上回る[[攻撃力]]を得やすいため、こちらは[[《ストームボルト・デストロイヤー》]]を採用する場合に併用したい。~

--[[《舞踊る恵雷の精霊》]]~
[[お互い]]の[[墓地]]の[[カード]]を[[デッキ]]に[[戻し>戻す]]、[[相手]][[墓地]]の[[カード]]が5枚以下ならば1枚[[ドロー]]できる。~
[[墓地]]の妨害や[[レジェンドカード]]の再利用と幅広い動きができる。~
また、[[墓地]]では[[《恵雷の精霊》]]となるので[[サルベージ]]や[[条件]]といった部分でも役に立つ。~

--[[《ボルト・グリフォン》]]~
[[手札交換]]により[[墓地アドバンテージ]]を稼ぎながら[[デッキ]]を回せる。~

-[[レベル]]3以下~
[[《小川》]]の[[全体強化]]を受けられるため多少の[[攻撃力]]不足は十分に補える。~

--[[《イカズチのサンダー》]]・[[《ブラスト・ジョーズ》]]~
共に[[モンスター]]の[[攻撃力]]を変化させる[[効果]]を持ち、自身単体でも[[下級>下級モンスター]][[アタッカー]]の様に扱える。~
後者は[[相手]]の[[手札]]が1枚以下という[[条件]]があるので、確実な成功を狙うのならば[[ハンデス]]と併用したい。~

--[[《センサー・ダックビル》]]~
[[レベル]]5以上の[[雷族]]を[[サルベージ]]でき、そのまま[[アドバンス召喚]]するのが基本となる。~
特に[[レジェンドカード]]の[[《雷帝ザボルグ》]]と[[《創世神》]]は両者共に[[蘇生]]には適さない(できない)ため、この[[カード]]で回収する価値が高い。~

--[[《エミッタ・スタッグ》]]~
[[レベル]]5~8の[[雷族]]の[[レベル]]を下げる事で、[[上級>上級モンスター]]・[[最上級モンスター]]が存在しても[[《嵐を呼ぶサンダービート》]]が[[発動]]可能となる。~

--[[《恵雷の精霊》]]~
[[自分]]の[[墓地]]を1枚増やしつつ、[[相手]]の[[墓地]]を1~2枚削れる[[汎用性]]の高さが利点。~
[[サポートカード]]が豊富な事も長所で、[[墓地]]に置いておくだけでも恩恵がある。~

---[[《恵雷のアモナ》]]~
[[召喚]][[ターン]]に[[《恵雷の精霊》]]を[[サルベージ]]できる。~
[[《恵雷の精霊》]]の[[効果]]の利用や[[アドバンス召喚]]の[[リリース]]確保ができる。~

---[[《恵雷のワコ》]]~
[[墓地]]に[[《恵雷の精霊》]]があれば[[相手]][[モンスター]]の[[表示形式]]の変更と[[《恵雷のかかし》]]の[[サルベージ]]ができる。~
単純な[[戦闘]]補助として[[汎用性]]が高く、返しの[[ターン]]も[[サルベージ]]した[[《恵雷のかかし》]]で守れる。~

--[[《電獅子バンデ》]]~
最大4枚の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]ができる。~
[[《センサー・ダックビル》]]の[[サルベージ]]先や、[[《ストームボルト・デストロイヤー》]]の[[蘇生]]先を確保可能。~

--[[《ライジングソルジャー》]]~
こちらも[[自分]]の[[墓地]]を1枚増やしつつ、[[相手]]の[[アタッカー]]の[[攻撃]]を封じる[[汎用性]]の高い[[効果]]を持つ。~
該当する[[相手]][[モンスター]]がおらずとも[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]は可能であるのも利点。~

--[[《プラゲ》]]~
複数の[[フュージョンモンスター]]の[[素材]]に指定されており、[[フュージョン召喚]]中心であれば必須[[カード]]と言える[[通常モンスター]]。~
単体では[[ステータス]]は低いため、採用は最小限に留めたい。~

―[[上級>上級モンスター]]・[[最上級モンスター]]~
-[[《雷帝ザボルグ》]]([[レジェンドカード]])~
2400の[[攻撃力]]と[[汎用的>汎用性]]な[[除去]][[効果]]を持つ扱いやすい[[上級モンスター]]であり、構築を意識せずとも採用しやすい。~
特に[[《嵐を呼ぶサンダービート》]]や[[《魔霧雨》]]が通用しない[[マキシマムモンスター]]を攻略できるのは大きな利点。~

-[[《ハンズレイ・デストライオ》]]~
[[相手]]の[[手札]]を2枚削れるので、[[相手]]の[[手札]]枚数が少ない場合に使用可能な[[効果]]を持つ他の[[雷族]]のサポートとなる。~

-[[《ストームボルト・デストロイヤー》]]~
[[雷族]]の[[下級>下級モンスター]][[通常モンスター]]を[[蘇生]]でき、上記の[[攻撃力]]1500を[[蘇生]]すれば2体で3900の総[[攻撃力]]を確保できる。~
[[相手]]の[[手札]]が2枚以下という[[条件]]は自然にしてても満たしやすいが、確実な成功を狙うのならば[[ハンデス]]と併用したい。~

-[[《雷闘騎トリガードラゴ》]]~
[[元々の攻撃力]]2500に加え、[[効果]]で300の[[強化]]([[相手]]の[[手札]]が0なら更に[[貫通]]も付与)により優良な[[アタッカー]]として機能する。~

-[[《創世神》]]([[レジェンドカード]])~
[[手札]]1枚は失うが、毎[[ターン]]任意の[[モンスター]]を[[蘇生]]できる[[効果]]は強力であり、[[守備力]]も3000と非常に高い。~
ただし[[蘇生]]できない関係上、自身の展開手段は[[アドバンス召喚]]にほぼ限られ、その場合は2300とやや低めの[[攻撃力]]を晒し気味になるのが欠点。~
何らかの[[表示形式]]変更[[カード]]か防御[[カード]]と併用して1[[ターン]]を凌ぎ、次の[[ターン]]に[[守備表示]]に変更できれば長い[[ターン]]の維持も視野に入る。~
なお、[[アドバンスセット]]で[[相手]]の[[攻撃]]による[[リバース]]を待つのも手ではあるが、【雷族】で[[アドバンスセット]]した時点でこの[[カード]]と見破られやすく、[[攻撃]]してこない可能性も高い。~

―相性の良い[[モンスター]]~
-[[《抑竜ステルンプテラ》]]~
[[条件]]なしで[[ハンデス]]が行えるので、上記の[[相手]]の[[手札]]が関係する[[効果]]のサポートとして機能する。~


***[[エクストラデッキ]]の[[モンスター]]について [#extradeck]
―[[フュージョンモンスター]]~
-[[《ポセイギョン・アドベンチャラー》]]~
[[素材]]の内、[[《チョウチンアンコイル》]]は特に問題なく採用できるが、もう片方の[[《プラゲ》]]はほぼ[[素材]]専用の[[汎用性]]の低さが欠点。~
[[モンスター効果]]も[[雷族]]の[[全体強化]]と癖は少ないが大きなリターンを得られるものでもなく、積極的に狙うよりも出せる機会が来たら出すくらいのつもりでも良いか。~

-[[《シャワーリング・インフェルギョ》]]~
[[モンスター効果]]は[[サルベージ]]・[[バーン]]・[[自己強化]]・[[相手]]の[[弱体化]]と4役を熟せるものであり、機能すれば強力である。~
しかし、後半の2つが[[相手]][[フィールド]]の状況に左右される不安定さがあり、[[素材]]の2体も[[汎用性]]も低いため構築に少々無理が強いられると欠点も多い。~

-[[《サージ・ボルテックス・ドラグーン》]]~
[[素材]]に指定された[[《サージ・ボルト・リザード》]]が無理なく採用できる[[下級]][[アタッカー]]であるため、専用構築にせずとも採用しやすい。~
[[サルベージ]]対象の[[《放電》]]も【雷族】全体で採用できる優秀な[[サポートカード]]である。~

***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap]
―[[雷族]]の[[サポートカード]]~
-[[《小川》]]~
[[レベル]]3以下に限られるが600と高い数値の[[全体強化]]が行える[[フィールド魔法]]であり、[[攻撃力]]の底上げに大きく貢献してくれる。~
優秀な[[カード]]だが[[相手]]の該当4[[種族]]も[[強化]]させてしまうため、[[相手]]の[[デッキ]]によっては打点差が埋められないケースも起こり得る。~

-[[《閃駆雷撃》]]~
[[雷族]]専用の[[魔法・罠除去]]であり、とりあえず採用できる[[汎用性]]の高さを持つ。~

-[[《嵐を呼ぶサンダービート》]]~
[[レベル]]4以下の[[雷族]]3体という[[条件]]から[[腐る]]リスクはあるが、決まれば一方的に[[全体除去]]([[レベル]]8以下)を行える強力な[[効果]]を持つ。~
[[発動]]後は展開できないため[[上級>上級モンスター]]・[[最上級モンスター]]で攻め込む事はできないが、[[《小川》]]で[[強化]]できれば打点不足は補える。~
[[《エミッタ・スタッグ》]]の[[効果]]で[[レベル]]を下げればその状況でも[[発動]]できるが、その場合は[[雷族]]3体を展開する方にやや工夫が求められる。~

-[[《クラッピング・サンダー》]]~
[[雷族]]2体以上で400の[[全体弱体化]]ができ、3体で[[発動]]すれば追加1[[ドロー]]が可能な[[通常魔法]]。~
複数の[[雷族]]を並べるという点では上記の[[《嵐を呼ぶサンダービート》]]と共通するのだが、[[効果]]の相性自体はあまり良くないため両者の採用バランスはよく考えたい。~

-[[《シェイプ・オブ・アクア》]]~
任意の[[雷族]]を[[蘇生]]できるが、[[手札コスト]]が必要な点を考慮するとなるべく[[上級>上級モンスター]]・[[最上級モンスター]]を[[蘇生]]したい。~
[[蘇生]]した[[ターン]]は[[攻撃力]]が800[[弱体化]]するので攻め込むのにはやや向かないが、次の[[ターン]]からの動きを計算に入れれば影響は抑えやすい。

-[[《サンダービート・ギフト》]]・[[《魔霧雨》]]~
前者は[[バーン]]、後者は[[モンスター除去]]ができるが、[[発動]][[ターン]]に[[攻撃]]できない欠点が痛い。~
なるべくならば1[[ターン]]に纏めて[[発動]]し、[[デメリット]]の影響をなるべく抑えたい。~

-[[《放電》]]~
[[雷族]]の[[墓地コスト]]2体で[[攻撃]]した[[相手]][[モンスター]]を800[[弱体化]]できる[[罠カード]]。~
[[弱体化]]数値が大きいため[[戦闘]]補助としては優秀であり、微弱ながら[[バーン]]もあるため[[ライフ・アドバンテージ>アドバンテージ]]も得やすい。~

-[[《恵雷のかかし》]]~
[[レベル]]4以下の[[雷族]]を[[墓地コスト]]に、[[相手]]の[[攻撃]]を[[無効]]にする。~
[[無効]]にする[[モンスター]]や[[攻撃対象]]に制限が無く、防御[[カード]]として[[汎用性]]が高い。~

―相性の良い[[カード]]~
-[[《手札活殺》]]~
[[お互い]]に[[ハンデス]]を行った後に[[自分]][[モンスター]]1体を[[強化]]する。~
[[相手]]の[[手札]]が関係する[[効果]]のサポートとして機能し、特に[[《雷闘騎トリガードラゴ》]]とは[[シナジー]]が強い。~

**戦術 [#strategy]
 [[サポートカード]]の中でも[[全体除去]]から一斉[[直接攻撃]]が見込める[[《嵐を呼ぶサンダービート》]]が優秀。~
 あちらの[[条件]]を満たすためには[[下級モンスター]]の比率を高める必要があるが、懸念となる[[攻撃力]]の低さも[[《小川》]]で補える。~
 また、[[蘇生]]手段にも優れており、[[《創世神》]]や[[《シェイプ・オブ・アクア》]]で[[上級]]・[[最上級モンスター]]も展開しやすい。~
 [[相手]]の[[手札]]枚数に関わる[[効果]]も複数見られるため、[[ハンデス]]とも相性が良い。~

//**[[デッキ]]の種類 [#decktype]
//***[[]]軸 [#decktype1]

//**このデッキの派生 [#variation]
//***[[【】]]混合構築 [#variation1]

**このデッキの弱点 [#weakpoint]
 [[《嵐を呼ぶサンダービート》]]・[[《魔霧雨》]]と[[モンスター除去]]の手段に優れた[[デッキ]]ではあるが、いずれも[[マキシマムモンスター]]に通じないのが欠点。~
 [[マキシマムモンスター]]を相手にした場合は[[《クラッピング・サンダー》]]や[[《放電》]]といった[[戦闘]]補助で攻略したい。~
 また、[[攻撃力]]補助を[[《小川》]]に頼る場合、[[相手]]も該当[[種族]]([[魚族]]・[[海竜族]]・[[水族]])を使っていると差が埋まらないので計算が狂う。~

 そもそも特に致命的なのは切り札を[[《嵐を呼ぶサンダービート》]]や[[《創世神》]]に依存しきっており、構築そのものの幅が狭く[[情報アドバンテージ]]の面で弱いことだろう。~

//**この[[デッキ]]の歴史 [#history]

**代表的なカード [#keycard]
-[[《小川》]]
-[[《サンダービート・ギフト》]]

**関連リンク [#link]
//-[[【】]]

-[[デッキ集]]

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