#author("2025-05-01T03:04:40-07:00","","")
#author("2025-05-11T03:04:50-07:00","","")
*&ruby(うらがわ){裏側};&ruby(しゅび){守備};&ruby(ひょうじ){表示}; [#top]
 [[モンスター]]の[[表示形式]]の1つ。~
 裏側の[[守備表示]]。~
 [[モンスター]][[カード]]は裏向きかつ横向きに置く。~

-[[モンスター]]はこの形式以外で[[フィールド]]で[[裏側表示]]になることはない。~
--「[[裏側表示]]の[[モンスター]]」に関しての[[テキスト]]は、[[表示形式]]の変更、裏側守備表示での[[特殊召喚]]に関しては「裏側守備表示」、それ以外は[[モンスター]]のみが対象であっても「[[裏側表示]]の[[モンスター]]」で統一されている。~

-裏側守備表示になる状況
--[[モンスター]]を[[通常召喚]]する場合には、[[表側攻撃表示]]での「[[召喚]]」と、裏側守備表示での「[[セット]]」のどちらかを選ぶことができる。~
--すでに[[表側表示]]になっている[[モンスター]]を、[[メインフェイズ]]の[[表示形式]]変更で裏側守備表示にすることはできない。~
--[[マキシマムモード]]の[[マキシマムモンスター]]は[[カード]]の[[効果]]によって裏側守備表示に変更することはできない。~

-裏側守備表示から別の[[表示形式]]になる状況
--[[メインフェイズ]]に[[表示形式]]の変更を行い、[[表側攻撃表示]]にする。~
裏側守備表示から直接[[表側守備表示]]にすることはできない。~
--[[相手]][[モンスター]]から[[攻撃]]を受ける。~
裏側守備表示[[モンスター]]が[[攻撃]]を受けた場合、[[表側守備表示]]となってから[[ダメージ]]計算を行う。~
その[[戦闘]]で破壊されなければ[[表側守備表示]]のまま[[フィールド]]に残る。~
[[表側守備表示]]になるタイミングは[[攻撃宣言]]後の[[攻撃]]を受けた段階なので、[[罠カード]]の[[条件]]が「[[攻撃宣言]]時に[[表側表示]]の特定の[[モンスター]]がいる場合」ならば、[[攻撃]]を受ける裏側守備表示の[[モンスター]]は[[条件]]に含まれない。~

-裏側守備表示のメリットとデメリット
--[[相手]]は裏側守備表示[[モンスター]]の表面を確認することはできない。~
そのため、裏側守備表示[[モンスター]]を[[攻撃]]する場合、[[守備力]]の数値がわからないまま[[攻撃]]することになる。~
[[守備力]]の高い[[モンスター]]を[[セット]]し、[[相手]]が[[攻撃]]力の低い[[モンスター]]で[[攻撃]]してくれば、反射[[ダメージ]]を与えることができる。~
ただし、リリース数で[[下級]]、[[上級]]、[[最上級]]かは判別でき、更にその中での最高[[守備力]]という判断材料もある。~
--[[ステータス]]を指定した[[条件]]、[[効果]]の対象にならない。~
[[表側表示]]から裏側守備表示になり、[[ステータス]]が判明していたとしても同様。~
ただし[[リリース]]された際の[[ステータス]]は参照され、[[表示形式]]を指定しない[[フュージョン召喚]]であれば[[表側表示]]と同様に[[素材]]にできる。~
--裏側守備表示の[[効果モンスター]]は[[効果]]を使えず、その[[永続効果]]も適用されない。~
--[[表側表示]]から[[裏側守備表示]]になった場合、[[効果]]、[[永続効果]]による影響、どのように[[召喚]]されたか、自身の[[効果]]を[[発動]]したかの情報はリセットされる。~
再び[[表側表示]]になった場合もリセット済みであり、[[表示形式]]が変更された同一の[[ターン]]でも[[効果モンスター]]であれば再び[[効果]]を[[発動]]できる。~
--[[装備魔法]]を[[装備]]した[[モンスター]]が[[裏側守備表示]]になった場合、[[装備]]していた[[装備魔法]]は[[墓地へ送られる>墓地へ送る]]。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメSEVENSで第4話でガクトが使用して初登場し、DM・ZEXALに並び早期での登場となった。~
また、蘭世の[[デッキ]]は「[[モンスター]]を裏側守備表示で[[セット]]し、息をひそめて勝機を待つ[[デッキ]]」と解説されている。~

--「ガクトvsロミン」戦では[[《ララバインド》]]の[[効果]]で[[《魔将ヤメルーラ》]]が裏側守備表示となったが、この際映像では[[セット]][[カード]]の状態に戻るのではなく、子守唄で眠らされた[[《魔将ヤメルーラ》]]がフィールドに残り続ける、という演出がなされた。~
プレイヤー間では[[モンスター]]を[[守備表示]]にする事を「寝る・寝かす」と表現する事もあり、それも意識した演出だったのかも知れない。~

--「ガクトvsユウラン」戦では、ユウランが[[《千年の盾》]]でARC-Vのミエル以来の[[モンスター]]の裏側守備表示の[[アドバンス召喚]]を行っている。~
この作中での初の行為にガクトは「裏側守備表示で、[[アドバンス召喚]]!?」と驚いていた。~

--「オーティスvsユウガ」戦では、[[罠カード]]《マジカル・ハットトリック》の[[効果]]で[[特殊召喚]]された裏側守備表示の[[モンスター]]が、あちらの[[イラスト]]に描かれているシルクハットの状態で描写されていた。~
この演出は、アニメ「遊戯王デュエルモンスターズ」にて[[OCG:《マジカルシルクハット》]]を使用した際の演出に酷似している。~

--アニメゴーラッシュ!!においても第5話にて初登場し、早期の登場となっている。~
また、合羽衣テル、ダークマター帝国のダークメンがこの[[表示形式]]を利用した[[デッキ]]を使う。~
---第79話の「遊歩vsマナブ」戦では、[[アドバンス召喚]]時の処理が自身の[[攻撃力]]に関係する[[《ヴォルカライズ・イフリート》]]が裏側守備表示になった後に[[攻撃表示]]に[[リバース]]されている。~
1度[[セット]]状態を経由した事で[[アドバンス召喚]]時の処理がリセットされ、[[リバース]]後は[[元々の攻撃力]]のままとなる事例なのだが、初心者に対する配慮なのか作中において説明付きで解説された。~
---劇中にて、ダークメンたちはこの[[表示形式]]を「影守備」と称している。~

--漫画ゴーラッシュ!!では、この状態の[[モンスター]]は黒い人型のシルエットで描かれている。~

**関連カード [#card]

***裏側守備表示に変更する[[効果]]を持つ[[カード]] [#changetofacedown]
―[[自分]]の[[モンスター]]
-[[《ダークマター・ジェリー》]](自身)
-[[《フォルスムーン》]](自身)

―[[相手]]の[[モンスター]]
-[[《暗黒の熾天使》]]([[表側表示]]/[[レベル]]8以下/1体)
-[[《最強旗獣リードユニコーン》]]([[表側表示]]/[[レベル]]4以下/1体)
-[[《サイバー・バジリスク》]]([[表側表示]]/1体)
-[[《シエスタトレーロ》]]([[攻撃表示]]/[[レベル]]8以下/1体)
-[[《ダークネス・ファントマイト》]]([[表側表示]]/[[レベル]]9以下/1体)
-[[《ディープシー・ハンター》]]([[表側表示]]/[[レベル]]6以下/[[守備力]]1000以下/2体まで)
-[[《ネジマジロ》]]([[攻撃表示]]/[[レベル]]6以下/1体)
-[[《フォルスサン》]](1体)
-[[《不遜のアインビー》]]([[攻撃表示]]/[[効果モンスター]]/1体)
-[[《フリップ・ドラゴン》]]([[攻撃表示]]/1体)
-[[《ベリーフレッシュ・プレジャー》]](1体)
-[[《ライステラス・リペル》]]([[表側表示]]/[[通常モンスター]]/1体)
-[[《ワイバーンの黒騎士》]]([[表側表示]]/[[レベル]]8以下/1体)

-[[《ヴォイドヴェルグ・エリジウム》]]([[表側表示]]/1体)

//フュージョン
-[[《ダークマター・レクイエム》]]([[表側表示]]/1体)
-[[《メタリオン・ヴリトラスター》]](1体)

-[[《オートリバース》]]([[攻撃表示]]/全て)
-[[《昂光の呪縛》]](1体)
-[[《ジョインテック・ジョイント》]](1体)
-[[《ララバインド》]]([[表側表示]]/1体)

-[[《アニマジカ・マジェスティ》]]([[効果]]で選んだ[[モンスター]]の[[レベル]]より低い[[レベル]]を持つ[[モンスター]]/2体まで)
-[[《埋め盾》]]([[召喚]]された[[モンスター]]/1体)
-[[《ヴォイド・ヴェール》]]([[表側表示]]/[[レベル]]8以下/1体)
-[[《エーテル・エスケープ》]]([[召喚]]された[[レベル]]7以上の[[モンスター]]/1体)
-[[《エクスキューティー・キャッチ!》]]([[表側表示]]/[[レベル]]8以下/1体)
-[[《落とし蓋》]]([[表側表示]]/[[レベル]]8以下/2体まで)
-[[《花牙眩まし》]]([[召喚]]された[[モンスター]]/1体)
-[[《迎撃するガイア》]]([[表側表示]]/1体)
-[[《砂塵のバリア -ダスト・フォース-》]]([[表側表示]]/全て)
-[[《シエスタホールド》]]([[召喚]]された[[レベル]]4以下の[[モンスター]]/1体)
-[[《スパイスクロース・シークレットレシピ》]]([[表側表示]]/[[レベル]]9以下/1体)
-[[《聖塔の危機》]]([[表側表示]]/[[レベル]]8以下の[[効果モンスター]]/1体)
-[[《対峙する黒竜》]]([[召喚]]された[[効果モンスター]]/1体)
-[[《2ブロック》]]([[表側表示]]/2体まで)
-[[《帝王の機才》]]([[召喚]]された[[モンスター]]/1体)
-[[《天の冥福》]]([[表側表示]]/1体)
-[[《ドラゴニック・ディスオーダー》]]([[召喚]]された[[レベル]]7以上の[[モンスター]]/1体)
-[[《P・M スマートオウル》]]([[表側表示]]/1体)
-[[《マルチプル・アダプター・ユニット》]]([[召喚]]された[[モンスター]]/1体)
-[[《ライステラス・クライシス》]]([[表側表示]]/[[レベル]]の合計が12以下/2体まで)
-[[《ラララバインド》]]([[表側表示]]/[[レベル]]8以下/1体)
-[[《リパルシブ・フォース》]]([[表側表示]]/1体)

//―[[自分]]と[[相手]]の[[モンスター]]

―[[自分]]または[[相手]]の[[モンスター]]
-[[《プライム・ファントマイト》]]([[攻撃表示]]/[[レベル]]7以上/1体)

-[[《ダークマター・フレイヤ》]]([[表側表示]]/1体)

-[[《闇の訪れ》]]([[表側表示]]/1体)

-[[《シャイニーシェイディー》]]([[表側表示]]/[[効果モンスター]]/2体まで)

***裏側守備表示から別の[[表示形式]]に変更する[[効果]]を持つ[[カード]] [#changetofaceup]
//-指定なし

-[[表側攻撃表示]]
--[[《秘密捜査官ミスリード》]]([[自分]]または[[相手]]/1体)
--[[《フォークホーク》]]([[相手]]/1体)

--[[《ドリリング・マンドリル》]]([[相手]]/[[自分]][[フィールド]]の[[機械族]]の数まで)

--[[《オートリバース》]]([[相手]]/3体まで)
--[[《ワンサイド・リバース》]]([[相手]]/1体)

-[[表側守備表示]]
--[[《ライトニングブレイバー》]]([[相手]]/1体)

***裏側守備表示に関する[[効果]]を持つ[[カード]] [#other]
[[裏側表示]]も参照~

-[[《スター・リプレイサー》]]([[レベル]]4以下)
-[[《手縫いドラコ》]]([[レベル]]1/[[攻撃力]]0/[[守備力]]1400)
-[[《烏賊合の衆》]]([[守備力]]0)
-[[《フォルスムーン》]]([[ギャラクシー族]]/[[守備力]]1300)

-[[《和仮真戦士》]]([[通常モンスター]]/[[戦士族]]または[[鳥獣族]])

-[[《大行進前夜》]]([[レベル]]4以下/[[獣族]])

-[[《かっぱの甲羅干し》]]([[通常モンスター]]/[[レベル]]4以下/[[水族]])
-[[《ゴールド・ラッシュ》]]([[レベル]]7以上)
-[[《自己回避》]]

**関連リンク [#link]
-[[表側表示]]
--[[表側攻撃表示]]
--[[表側守備表示]]
-[[裏側表示]]
//--[[裏側守備表示]]

-[[攻撃表示]]
-[[守備表示]]

-[[公式用語集]]

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