《天帝龍樹ユグドラゴ》の編集

*《&ruby(てんていりゅうじゅ){天帝龍樹};ユグドラゴ》 [#top]
 マキシマム・効果モンスター
 星１０/光属性/サイバース族/攻2000/守   0
 【マキシマムモード：攻4000】
 「天帝龍樹ユグドラゴ［Ｌ］」「天帝龍樹ユグドラゴ［Ｒ］」と揃えてマキシマム召喚できる。
 【条件】マキシマムモード
 【永続効果】このカードは相手の罠カードの効果では破壊されない。

[[マキシマム超絶強化パック]]で登場した[[光属性]]・[[サイバース族]]の[[最上級>最上級モンスター]][[マキシマムモンスター]]。~
　[[マキシマム召喚]]ができ、[[マキシマムモード]]の場合は[[相手]]の[[罠カード]]では[[破壊されない]][[永続効果]]を持つ。~

[[マキシマムモード]]の場合、さらに[[《天帝龍樹ユグドラゴ［Ｌ］》]]・[[《天帝龍樹ユグドラゴ［Ｒ］》]]が持つ以下の[[効果]]も得る。~

【条件】マキシマムモード：デッキの上からカード３枚を墓地へ送って発動できる。
 【効果】相手フィールドの表側表示モンスター（レベル８以下）１体を選んで破壊する。

【条件】マキシマムモード：デッキの上からカード３枚を墓地へ送って発動できる。
 【効果】相手フィールドの守備表示モンスター１体を選んで表側攻撃表示にする。

//　[[マキシマムモード]]では以下の３つの[[効果]]を持つ。~
//テキストと重複するためCO
　自身の[[効果]]は[[罠カード]]の[[効果]]で[[破壊]]されない[[永続効果]]。~
　[[《ダーク・リベレイション》]]等に邪魔されないため、安定して[[攻撃]]を行うことができる。~
　なお[[破壊]]されないだけであり[[罠カード]]の[[効果]]は受けるため、[[《火の粉のカーテン》]]などで[[弱体化]]させることはできる。~

[[《天帝龍樹ユグドラゴ［Ｌ］》]]の[[効果]]は[[デッキの上]]から３枚[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[レベル]]８以下の[[相手]][[モンスター]]を[[破壊]]する[[効果]]。~
　高[[攻撃力]]の[[モンスター]]を[[破壊]]することで高い[[戦闘ダメージ]]を狙うことが可能だが、[[レベル]]８以下であるため[[マキシマムモード]]や一部の[[フュージョンモンスター]]の[[破壊]]は狙えない。~

[[《天帝龍樹ユグドラゴ［Ｒ］》]]の[[効果]]は[[デッキの上]]から３枚[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、[[守備表示]][[モンスター]]を[[攻撃表示]]にする[[効果]]。~
　この[[カード]]は[[貫通]]を持たないが、[[守備表示]]による遅延を許さず[[攻撃]]できる。~
　また、[[裏側守備表示]]にも対応するため[[《天帝龍樹ユグドラゴ［Ｌ］》]]で[[破壊]]できない[[裏側守備表示]][[モンスター]]を起こしてそのまま[[破壊]]するといった動きもできる。~

総じて攻撃的な３つの[[効果]]と4000という高い[[攻撃力]]により、[[マキシマム召喚]]に成功してしまえば毎[[ターン]]安定して[[ライフポイント]]を削ることができる。~
　[[レベル]]の高さと[[罠カード]]への[[耐性]]からある程度の場持ちも良く、[[守備表示]]にもならず[[攻撃力]]も高いので純粋な[[戦闘破壊]]も困難。~
　ただ、[[モンスター効果]]や[[魔法カード]]の[[破壊]]は受けるため[[《ブラック・ホール》]]１枚から突破される事もあるなど過信は禁物。~
　[[《相伴の想い》]]は[[強化]]と[[耐性]]付与を同時に行えるため、防御[[カード]]としてはかなり相性が良い。~

[[マキシマム召喚]]の難易度の高さに見合った性能を持つため、この[[モンスター]]の[[マキシマム召喚]]に特化する価値はあるだろう。~
　[[サイバース族]]には[[手札交換]]に特化した[[トロン]]がいるため、[[《天の加護》]]等と合わせて[[ドロー]]を繰り返せば[[手札]]へ集める事ができる。~
　[[サルベージ]]手段には[[《カオス・フェムトロン》]]・[[《ドウェルチェア・コード》]]・[[《スペース・シードライバー》]]といった[[カード]]が[[【サイバース族】]]では使いやすい。~
　[[《ディープスペース・インパクト》]]はパーツ一式をまとめて[[デッキトップ]]に戻せるため、次の[[ターン]]に再び[[マキシマム召喚]]ができるようになる。~

-上記の通り、通常の[[モンスター]]相手では無類の強さを誇るものの、対[[マキシマムモンスター]]は苦手とする。~
[[マキシマムモード]]時のいずれの[[効果]]も[[マキシマムモンスター]]には通用しない。~
[[MAXIMUM ATK]]は高いものの、[[《大恐竜駕ダイナ－ミクス》]]以外の[[マキシマムモンスター]]は自身の[[攻撃力]]を上げる・あるいは相手の[[攻撃力]]を下げる[[効果]]を持つため、[[戦闘破壊]]される可能性がある。~
（ただし、[[《焔魔神ベルシュドロス》]]や[[《ハーピィ三姉妹》]]のように一部は[[効果]]を用いても[[攻撃力]]4000に届かないものもいる。）~
相手が[[マキシマムモンスター]]を使うようであれば出しただけで安心せず、しっかり[[罠カード]]等でカバーしたい。~

-名前に『龍』『樹』とあるが[[ドラゴン族]]でも[[植物族]]でもなく[[サイバース族]]である。~
この[[カード]]の[[マキシマム召喚]]をサポートする[[トロン]]が接頭辞を[[カード名]]に含むことから、こちらも数学というモチーフ繋がりでグラフ理論における「木」を模しているのだろう。~

-名前の由来は「[[ユグドラシル>ユグドラゴ]]」＋「ドラゴ（ン）」だろう。~
また「天帝」は、古代中国の思想において、天地・万物を支配する神を意味する。~

-原作・アニメにおいて―~
アニメSEVENSにおいて西園寺ネイルが使用する[[マキシマムモンスター]]。~
初登場は「vs遊我」（１戦目）であり、[[《天帝龍樹ユグドラゴ［Ｌ］》]]・[[《天帝龍樹ユグドラゴ［Ｒ］》]]と共に[[マキシマム召喚]]された。~
[[《天帝龍樹ユグドラゴ［Ｌ］》]]の[[効果]]で[[《セブンスロード・マジシャン》]]を[[破壊]]し、[[MAXIMUM ATK]]4000の[[直接攻撃]]を通して１ターンキルで勝利した。~
「vs遊我」（２戦目）でも登場し、ここではこの[[カード]]の[[耐性]]で[[《マジカルテット・ショック》]]の[[破壊]]に耐え、[[《天帝龍樹ユグドラゴ［Ｒ］》]]の[[効果]]で[[《はぐれ使い魔》]]を[[攻撃表示]]にしている。~
[[《超魔機神マグナム・オーバーロード》]]及び[[《セブンスロード・マジシャン》]]の[[攻撃]]による自身の[[戦闘破壊]]を[[罠カード]]《不条理の解放》・[[《不条理の虚孔》]]で回避して遊我を追い詰めたが、最終的に[[攻撃力]]9400になった[[《超魔機神マグナム・オーバーロード》]]に[[戦闘破壊]]され、ネイルは敗北した。~
後にカイゾーを経由する形で遊我に貸し出されたが、遊我は自身の方法で[[《超魔機神マグナム・オーバーロード》]]の再入手に挑んだため、遊我の[[デッキ]]には投入されなかった。~
その後はネイルに返却され、以降の彼の[[デュエル]]で使用されている。~
後にネイルが[[《死者蘇生》]]の儀式により記憶封印を受けた際、「セツリに反する」とセバスチャンにこの[[カード]]の処分を命じたが、セバスチャンは処分せず所持していた。~
そして「セバスチャンvsネイル」戦でセバスチャンが使用し、こちらでは最終的に[[《シグルステート・ソル》]]に[[戦闘破壊]]されたものの、ネイルの記憶を取り戻す事に成功した。~
最終決戦と呼べる「遊我vsオーティス」（３戦目）では遊我が使用（この時の遊我の[[デッキ]]は仲間たちの[[モンスター]]全てを採用した特殊な構築である）。~
[[《セブンスロード・マジシャン》]]を[[効果破壊]]したが、直後に[[罠カード]]《ダークネス・リボーン》により[[戦闘破壊]][[耐性]]付きで[[蘇生]]されたため[[戦闘ダメージ]]を与えるに留まり、返しの[[ターン]]に[[《ロード・マジック－ダークナイト》]]によって[[破壊]]された。~
[[攻撃]]名は「ラグナロック・トライバースト・ストリーク」。（[[《天帝龍樹ユグドラゴ［Ｒ］》]]と[[《天帝龍樹ユグドラゴ［Ｌ］》]]の[[効果]]名はそれぞれのページを参照）~

--[[マキシマム召喚]]の口上は「天、地、光、闇、創造、絶望、永遠、終焉、運命……それは世界を貫き羽ばたく、新たなる神話……三組の眼で、今こそ万物に理を与えんがため……MAXIMUM！！出でよ！《天帝龍樹ユグドラゴ》！！」。~
再登場時には「MAXIMUM！！」の箇所が「[[マキシマム召喚]]！」に変化していた。~
また、[[攻撃]]時にも「新たなる創世の日の出を迎えるため、宇宙を揺るがす鉄槌で全てを焼き払え！」と口上めいた台詞が見られた。~

--アニメSEVENSにおいて初めて[[マキシマム召喚]]された[[モンスター]]である。~

--初登場となった「vs遊我」（１戦目）では全体像が薄いシルエットで覆われおり、対戦相手やギャラリーには具体的な[[モンスター]]情報は明かされなかった。~
また、その回の本編終了後のモンスター紹介ではこの[[カード]]が選出されているが、ここでも通常の紹介とは異なり具体的な能力には触れられなかった。~
再登場の「vs遊我」（２戦目）で初めてシルエットが無い全体像が明らかとなり、同時にその[[攻撃力]]や[[モンスター効果]]などが説明された。~
また、その回の本編終了後のモンスター紹介で改めてこの[[カード]]が紹介され、今度は通常回と同じ形式での紹介となった。~

---モンスター紹介で複数回紹介された初の[[カード]]である。~

--非常に巨大な[[モンスター]]であり、ゴーハ本社内部で開始された「vs遊我」（２戦目）では召喚と同時に社屋を突き破り周辺に若干の被害が出た。~
その巨大さは遠目からでも[[確認]]でき、胴体はゴーハ本社に巻き付く程である。~

--後に、ゴーハ社幹部であるトップ・オブ・ヘキサゴンの[[IDカード>使用不可カード]]を書き換えて製造された事が明かされた。~
（その際、No.1、No.2、No.4の[[IDカード>使用不可カード]]がそれぞれ書き換えられており、残りの[[カード]]は変換できなかった。）~
[[IDカード>使用不可カード]]の状態が良かった為か、ネイルのプログラミングの腕が良かった為かは不明だが、遊我・アサナの製造した[[マキシマムモンスター]]とは異なり、終盤まで安定した状態を保っていた。~

--漫画『遊☆戯☆王SEVENS ルーク！ 爆裂覇道伝!!』でもネイルが使用している。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[遊戯王ラッシュデュエル 最強バトルロイヤル!!>ゲーム付属カード]]では、アニメ本編と同様にネイルが使用した際のセリフが用意されている。~
[[マキシマム召喚]]時の口上の順番が若干変更されており、「[[マキシマム召喚]]！天、地、光、闇、創造、絶望、永遠、終焉、運命……それは世界を貫きはばたく 新たなる神話 三組のまなこで 今こそ万物に理を与えんがため　出でよ！《天帝龍樹ユグドラゴ》！」となっている。~

--デュエルリンクスではネイルのエースモンスターとして登場しており、彼で[[マキシマム召喚]]するとムービーが流れる。~
また、24/03/01の実装と同時にLIMIT3指定となった。~
ネイル専用スキルとしてこの[[カード]]をサポートする「スタートラッシュ－ユグドラゴ」が存在する。~
[[デュエル]]開始時に[[発動]]する。~
[[デッキ]]に《天帝龍樹ユグドラゴ》・[[《天帝龍樹ユグドラゴ［Ｌ］》]]・[[《天帝龍樹ユグドラゴ［Ｒ］》]]を１体ずつ、それぞれ４枚を超えないように追加する。~
---25/04/25以前は追加枚数の上限が無い代わりに[[デッキ]]に[[マキシマムモンスター]]がいない状態で設定する必要があった。~

**関連カード [#card]
-[[ユグドラゴ]]

-[[《天帝龍樹ユグドラゴ［Ｌ］》]]
-[[《天帝龍樹ユグドラゴ［Ｒ］》]]

―《天帝龍樹ユグドラゴ》の姿が見られる[[カード]]
-[[《セツリの流転》]]
-[[《天帝の威眼》]]

//**このカードを使用する代表的なデッキ [#deck]
//-[[【】]]

**収録パック等 [#pack]
-[[マキシマム超絶強化パック]] RD/MAX1-JP011 &size(10){[[Ultra]],[[Rush]]};
-[[最強バトルデッキ ネイル －マキシマムヘイブン－]] RD/SBD6-JP002
-[[ゴールドラッシュパック]] RD/GRP1-JP006 &size(10){[[Goldrush]]};
-[[オーバーラッシュパック2]] RD/ORP2-JP005 &size(10){[[Normal]],[[Overrush]]};

//**FAQ [#faq]
//Ｑ：~
//Ａ：

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」のいずれかを(05/01/01)のような形式でＡ：の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『Ａ：（発売をお待ちください）』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。

**外部リンク [#link]
-[[カードデータベース>https://www.db.yugioh-card.com/rushdb/card_search.action?ope=2&cid=15905]]