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*【&ruby(ライブラリアウト){LO};】 [#top] #contents **概要 [#abstract] [[デュエルの勝利条件]]の1つ、「[[デッキ切れ]]」による勝利を目指す[[デッキ]]。~ [[相手]]の[[ライフポイント]]を0にする他の[[デッキ]]とは異なる独自のプレイングが要求される。~ 主な戦術として以下のものがあげられる。 +[[デッキ破壊]]をして[[相手]]の[[デッキ]]枚数を減らす。 +[[自分]]の[[ターン]]に[[手札破壊]]をして[[相手]]の[[通常のドロー]]枚数を増やす。 +[[自分]]の[[ライフポイント]]を[[回復]]し、[[ライフ>ライフポイント]]切れを防ぐ。 +[[自分]]の[[デッキ]]に[[カード]]を[[戻し>戻す]]、[[デッキ切れ]]を防ぐ。 +防御系[[カード]]・[[コントロール]][[カード]]で[[相手]]の動きを止め長期戦に持ち込む。 基本的に[[ビートダウン]]を楽しむゲームである[[ラッシュデュエル]]の趣旨に反する戦法と言えるためか積極的に[[デッキ破壊]]・[[手札破壊]]を行える[[カード]]は少ない。~ したがって、この[[デッキ]]の基本戦術は「[[相手]]に長期戦を強いて[[デッキ]]を消耗させつつ、[[自分]]は[[墓地]]の[[カード]]を[[デッキ]]に[[戻す]]などして[[デッキ切れ]]を回避する」というもの。~ 言わば「自滅待ち」がこの[[デッキ]]の勝ち筋である。~ [[デッキ]]名にある「LO」(ライブラリアウト:Library Out)とは、元祖TCG「Magic: The Gathering」において[[デッキ切れ]]の意味である。~ アルファベット通りに「エルオー」と呼ばれることもある。~ 《監獄の神 ディアン・ケト》 効果モンスター 星8/闇属性/水族/攻2500/守1000 【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。 【効果】相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んで墓地へ送る。 この効果でモンスター(レベル7以上)が墓地へ送られた場合、自分は1000LP回復する。 《手札抹殺》 通常魔法(LEGEND) 【条件】なし 【効果】手札があるプレイヤーは、手札を全て墓地へ送る。 その後、お互いは[この効果で自身が墓地へ送ったカードの数]だけドローする。 **[[デッキ]]構築に際して [#introduction] [[デッキ]]枚数は40枚が[[ラッシュデュエル]]の定石だが、この[[デッキ]]の場合は自身が[[デッキ切れ]]になるのを防ぐため多めにするのが望ましい。~ 40枚台後半あたりが理想的である。~ [[ラッシュデュエル]]独自の戦術として、[[手札]]が減ると[[通常のドロー]]枚数が増えて[[デッキ]]が減るため、[[手札破壊]]が間接的な[[デッキ破壊]]に繋がる。~ [[デッキ]]枚数が少なくなると[[相手]]は動くに動けず[[手札]]を余らせる事が多いため、[[手札破壊]]を仕掛ける事で[[デッキ破壊]]を加速できる。~ ***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster] [[ラッシュデュエル]]では基本的に[[種族]][[デッキ]]が強い。~ 【LO】でもそれは例外ではなく、「ある程度[[種族]]を統一した[[デッキ]]を組みつつ、そこに他[[種族]]の[[カード]]を入れることでライブラリアウト能力を高める」のが基本構築となる。~ この部分ではベース[[種族]]を問わず採用できる[[カード]]を紹介し、[[種族]]統一部分の[[カード]]は[[デッキの種類>#decktype]]にて後述する。~ ―[[下級モンスター]]~ -[[《ロイヤルデモンズ・シャウト》]]~ [[手札]]1枚を[[コスト]]に、[[相手]]の[[手札]]2枚を[[墓地へ送る]][[効果]]を持つ[[下級モンスター]]。~ [[ラッシュデュエル]]独自の戦略である「[[手札破壊]]による[[デッキ破壊]]」が可能な1枚。~ -[[《祭神モドリーナ》]]~ [[《魔将ヤメルーラ》]]を[[手札]]に戻せる[[モンスター]]。~ [[効果]]を使った[[《魔将ヤメルーラ》]]を[[バウンス]]して再度[[召喚]]することで、連続での[[アドバンス召喚]]封印が狙える。~ ―[[上級モンスター]]~ -[[《洗浄のサンタクロス》]]~ [[相手]]に[[相手]][[モンスター]]の数だけ[[ドロー]]させ、[[自分]]は[[ドロー]]した数×300[[回復]]できる[[上級モンスター]]。~ 完全な[[デッキ破壊]]用[[カード]]で、[[相手]]が[[手札]]を余らせた終盤に[[効果]]を使うと効果的。~ 更に[[手札]]が増えたところで[[《手札抹殺》]]を打ち込めれば[[相手]]の[[デッキ]]を大幅に減らすことができる。~ ただ、[[手札破壊]]による[[デッキ破壊]]を狙う戦略とは水と油の相性なので、どちらかに絞ったほうが良い。~ ―[[最上級モンスター]]~ -[[《魔将ヤメルーラ》]]~ [[召喚]]した[[ターン]]に自身の[[表示形式]]を変更することで、[[相手]]の[[最上級モンスター]]の[[アドバンス召喚]]を1[[ターン]]封じられる。~ [[コントロール]]系[[モンスター]]の代表格であり、[[相手]]の[[デッキ]]を機能不全に陥らせ、攻勢を削ぐことができる。~ [[攻>攻撃力]][[守>守備力]]ともに2500と高く、[[攻撃表示]]なら[[《連撃竜ドラギアス》]]と相打ち、[[守備表示]]なら突破を防げる[[壁]]としても機能する。~ -[[《監獄の神 ディアン・ケト》]]~ [[手札コスト]]1枚で[[相手]]の[[手札]]を[[確認]]しその中から1枚[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、それが[[レベル]]7以上の[[モンスター]]なら[[ライフポイント]]を1000[[回復]]する[[効果]]を持つ。~ [[相手]]の[[手札]]を減らして[[ドロー]]枚数を増やし、[[手札破壊]]で[[相手]]の攻めの手を緩め、更に[[回復]]で自分の生存性を上げるという、【LO】にとって一石三鳥の[[カード]]。~ [[《魔将ヤメルーラ》]]との相性がよく、[[《魔将ヤメルーラ》]]の[[効果]]で腐っている[[最上級モンスター]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]][[回復]]につなげたり、逆に[[下級モンスター]]を[[墓地へ送ら>墓地へ送る]]せてから[[《魔将ヤメルーラ》]]で展開制限を掛けて[[相手]]の[[手札]]を腐らせても良い。~ [[攻撃力]]も2500あり、[[攻撃表示]]の[[壁]]として十分な数値を持つ。~ -[[《邪影ダーク・ルーカー》]]~ [[相手]]の[[魔法・罠カード]]1枚を[[破壊]]し、[[相手]]に1000[[ダメージ]]を与えて[[手札]]に戻る[[効果]]を持つ。~ [[ビートダウン]][[デッキ]]では攻め手が減るのが無視できない[[デメリット]]となる[[カード]]だが、【LO】では邪魔な[[モンスター]]の頭数を減らす[[攻撃]]さえ通れば良いので扱いやすい。~ [[守備力]]が2600と高く、[[壁]]としてもかなりの[[モンスター]]の[[攻撃]]を防げる。~ ただし後述する【LO】自身の弱点でもあるため、[[ミラーマッチ]]では特に注意したい[[モンスター]]。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap] -[[《楽姫の独演》]]~ [[自分]][[モンスター]]が1体だけの時、[[レベル]]8以下の[[モンスター]]の[[攻撃]]を[[無効]]にできる[[罠カード]]。~ 防御系[[罠カード]]としてはトップクラスの汎用性を誇る。~ 普通の[[デッキ]]では「どの[[モンスター]]を守るか選べない」という欠点が響きがちな[[カード]]だが、この[[デッキ]]はとにかく[[ライフポイント]]が削られない事が重要なので、採用しやすい。~ -[[《地縛霊の誘い》]]~ [[相手]][[モンスター]]の[[攻撃対象]]を変更できる[[罠カード]]。~ [[《風使いトルネ》]]に[[攻撃表示]]にされた[[モンスター]]への[[攻撃]]を[[守備表示]][[モンスター]]に移し替える、[[《連撃竜ドラギアス》]]の[[攻撃]]を[[守備表示]]の[[《魔将ヤメルーラ》]]に誘導して[[連続攻撃]]を阻止するなど、様々な使い方が可能。~ また[[モンスター]]の[[レベル]]を問わず有効なので、[[マキシマムモンスター]]の[[貫通]][[攻撃]]を[[守備力]]の高い[[モンスター]]に誘導して致命的[[ダメージ]]を防ぐなどの使い方もできる。~ -[[《拡がるささやき》]]~ [[相手]]が[[モンスター]]を[[セット]]した時、[[自分]]または[[相手]]の[[墓地]]の[[モンスター]]を5枚まで[[デッキ]]に[[戻せる>戻す]][[罠カード]]。~ [[デッキ]]枚数を5枚回復できるので大きな延命効果が見込める。~ [[《魔将ヤメルーラ》]]の[[効果]]を使うと[[相手]]は[[モンスター]]を[[セット]]する事が多いため、この[[カード]]の[[発動]]が狙いやすくなる。~ ***[[レジェンドカード]]について [#legend] -[[《手札抹殺》]]~ [[ラッシュデュエル]]では最高峰の[[デッキ破壊]][[カード]]。~ [[お互い]]の[[手札]]を全て[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、同じ枚数分だけ[[ドロー]]する[[効果]]を持つ。~ [[相手]]が[[手札]]を持て余している状況で、[[自分]]の[[手札]]を減らしてから[[発動]]することで、[[相手]]の[[デッキ]]枚数だけを効率的に減らすことが可能。~ 特に[[《洗浄のサンタクロス》]]と合わせて使用した場合には、一度の[[発動]]で10枚以上の[[ドロー]]を強要できることもある。~ **戦術 [#strategy] [[ラッシュデュエル]]は[[デッキ]]が減りやすいルールなので、積極的に[[デッキ破壊]]を仕掛ける必要は薄く、まずは「[[ライフポイント]]を削られない」事を最優先に動く。~ 防御を固めることも重要だが、[[《魔将ヤメルーラ》]]や[[手札破壊]]、[[除去]][[効果]]によって、[[相手]]に思うような動きをさせない事も[[ライフポイント]]を守ることに繋がる。~ 初期[[デッキ]]枚数と[[デッキ]]を回復させる[[カード]]の枚数で【LO】側は優位を取っているので、とにかく[[ライフポイント]]さえ0にさせなければ先に[[デッキ切れ]]になるのは[[相手]]である。~ 基本的に、[[ラッシュデュエル]]は守る側に有利なルールである。~ [[モンスターゾーン]]が3つしかなく、[[モンスター]]の[[通常召喚]]を無限に行えるため、毎[[ターン]]3枚の[[壁]][[モンスター]]を出し続ければ、基本的に[[プレイヤー]]が[[ダメージ]]を受けることはない。~ もちろん、[[《連撃竜ドラギアス》]]などその状態を崩しに来る[[モンスター]]も居るので、[[《連撃竜ドラギアス》]]らによる「4回目の[[攻撃]]」を如何に防ぐかが課題となる。~ これを念頭に置いた上で[[《楽姫の独演》]]等の[[罠カード]]をどこまで積み増すかを判断したい。~ この[[デッキ]]で[[攻撃]]を行うのは序盤に厄介な[[モンスター]]を置かれた時くらいで、中盤以降はほぼ[[攻撃]]を行わなくなる。~ むしろ、中盤以降は[[相手]][[フィールド]]に[[罠カード]]が貯まるので、下手な[[攻撃]]は通らないと考えるべきである。~ [[《ダーク・リベレイション》]]などを警戒するならば[[攻撃]]しない方がよい。~ **[[デッキ]]の種類 [#decktype] ***[[【魔法使い族】]]軸 [#Spellcaster] 《ダーク・リベレイション》 罠カード 【条件】相手モンスターの攻撃宣言時、自分の墓地のモンスター(魔法使い族)4体をデッキに戻して発動できる。 【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。 [[相手]]の[[攻撃]]を防ぎ[[デッキ]]を4枚も[[回復]]できる[[カード]]でもある[[《ダーク・リベレイション》]]を使うため、[[下級モンスター]]は[[魔法使い族]]を中心に組むタイプ。~ 採用する[[モンスター]]は、[[【魔法使い族】]]のページに記載されているものから扱いやすいものを中心に選ぶ。~ 【LO】独特の事情として、[[モンスター]]を[[守備表示]]で出すことが多いため、[[守備力]]が高い[[モンスター]]の起用が有効的である。~ [[《10sionMAX!!!》]]等による[[貫通]][[ダメージ]]を減らせる他、[[下級モンスター]]の[[攻撃]]を受け止める事ができれば次の[[ターン]]の防御にかなり有利となる。~ [[守備力]]1400の[[《はぐれ使い魔》]]や[[《ドリアード》]]が候補に上がるだろう。~ また、防御[[カード]]である[[《火の粉のカーテン》]]を回収できる[[《スパークハーツ・ガール》]]も優先度が高い。~ [[【はぐれ使い魔】>【攻撃力0】#Hagure]]自体の高い[[デッキ]]パワーから、通常の[[ビートダウン]]から切り替えて戦うことも可能。~ [[《ダーク・リベレイション》]]には「[[相手]]を全滅させて[[攻撃]]を1[[ターン]]防ぐ」「[[デッキ]]を4枚回復する」以外に、[[相手]]のプレイングを縛る副次的効果も見込める。~ 一般的な[[《ダーク・リベレイション》]]対策として、[[モンスター]]3体を[[攻撃表示]]で[[攻撃]]せず、2体を[[攻撃表示]]、1体を[[守備表示]]にして[[攻撃]]する」というものがある。~ これは対戦[[相手]]が[[ビートダウン]]デッキであれば正解なのだが、[[ライフポイント]]が0にならなければよい【LO】としては[[相手]]の攻め手が緩むのでむしろありがたい行為と言える。~ 同様に[[《ささやきの妖精》]]や[[《クリア・アイス・ドラゴン》]]で[[墓地]]の[[魔法使い族]]を[[デッキ]]に[[戻す]]のも有名な[[《ダーク・リベレイション》]]対策だが、これも[[デッキ]]枚数が増えるほど有利になる【LO】としてはむしろ恩恵がある行為である。~ ***[[【植物族】]]軸 [#LO] [[墓地]]の[[カード]]を[[デッキ]]に[[戻す]][[カード]]を多数擁する[[【植物族】]]をベースとするタイプ。~ [[《花牙踏み》]]で2枚、[[《花牙舞戻り》]]で3枚、[[《真花牙クノイチ・ガーランド》]]は[[墓地]]1枚+[[フィールド]]から1枚[[デッキ]]に[[戻せる>戻す]]ので、[[デッキ]]枚数を維持しながら持久戦を仕掛けることができる。~ このタイプ独自の利点として、[[《花牙シノビ・ガトリング》]]による[[除去]]が可能という点がある。~ 【LO】では[[攻撃]]を行わない都合上、[[デュエル]]後半になると[[相手]][[フィールド]]に[[罠カード]]が貯まり、[[《連撃竜ドラギアス》]]や[[《風使いトルネ》]]といった脅威となる[[カード]]の排除ができなくなるという欠点がある。~ [[《花牙シノビ・ガトリング》]]は[[モンスター]]を[[効果]]で[[破壊]]できるため、こうした[[カード]]の頭数を[[攻撃]]を介さず減らすことができる。~ 2枚の[[手札コスト]]や[[攻撃]]に制限が掛かる点も、終盤になると[[手札]]が余るこの[[デッキ]]なら問題にならない。~ [[ライフポイント]]の大幅な[[回復]]が狙える[[《花牙僧のミモザ》]]も持久力を上げてくれる。~ ***[[【悪魔族】]]軸 [#Fiend] 《キングス・ディグニティ》 罠カード 【条件】相手モンスターの攻撃宣言時、 自分の墓地の通常モンスター(レベル1/悪魔族)1体をデッキに戻して発動できる。 【効果】その攻撃を無効にする。 [[墓地]]の[[レベル]]1・[[悪魔族]]・[[通常モンスター]]を[[デッキ]]に[[戻す]]ことで、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を[[無効]]にする[[《キングス・ディグニティ》]]を採用するタイプ。~ [[《キングス・ディグニティ》]]は[[マキシマムモンスター]]の[[攻撃]]を[[無効]]にできる数少ない[[罠カード]]であり、[[《10sionMAX!!!》]]使用時の[[攻撃]]を[[無効]]にできれば[[マキシマムモンスター]]を出されても[[デッキ切れ]]勝利が狙える。~ [[属性]]にはこだわらないので、採用する[[レベル]]1・[[悪魔族]]・[[通常モンスター]]は、[[守備力]]に優れる[[《子守りゴート》]]が最優先である。~ [[壁]][[モンスター]]を強制的に[[攻撃表示]]にしてくる[[《風使いトルネ》]]を[[戦闘]]を行わずに処理できる[[《キングス・リワード》]]を採用するのも良い。~ ギミックを動かす上であまり枚数は必要ないので、他[[種族]]を軸にした上でサブギミックとして採用するのも良い。~ ***[[【ドラゴン族】]]軸 [#Dragon] こちらもサブギミックとなりうる[[種族]]の1つ。~ [[《反攻の竜撃》]]により、[[マキシマムモード]]の[[マキシマムモンスター]]を除くほぼ全ての[[モンスター]]をピンポイントで[[破壊]]できる。~ 上記した[[《連撃竜ドラギアス》]]のような「4回目の[[攻撃]]」を仕掛けてくる[[モンスター]]」を破壊することで、[[ライフポイント]]を守る事ができる。~ [[《ダーク・リベレイション》]]のために枚数が要る[[魔法使い族]]と異なり、[[ドラゴン族]]と[[《反攻の竜撃》]]が場に揃えば機能するので、枚数はさほど必要ない。~ こちらも[[《手乗りドラコ》]]等、[[守備力]]重視の方が無難。~ また、[[《真紅動の撃速竜》]]と[[《ドラゴンズ・ブースト・フュージョン》]]の組み合わせで7枚の[[デッキ破壊]]が可能な点で優れる。 ***[[【攻撃力0】]]軸 [#Atk0] 《イスの鏡王ダユー・エイビス》 効果モンスター 星7/闇属性/悪魔族/攻 0/守2400 【条件】自分の墓地のモンスター(攻撃力0)を好きな数だけデッキに戻して発動できる。 【効果】このカード以外の自分または相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、 その攻撃力をターン終了時まで、[この効果の条件でデッキに戻したモンスターの数]×300ダウンする。 このカードの攻撃力はターン終了時まで、[この効果の条件でデッキに戻したモンスターの数]×300アップする。 [[《イスの鏡王ダユー・エイビス》]]により[[墓地]]の[[カード]]を[[デッキ]]に[[戻し>戻す]]やすい。~ 元々[[ブロッカー]]の豊富な[[デッキ]]のため、「ダユー」や[[《レザーライフ・ドラゴン》]]による[[ビートダウン]]での勝利が難しければ[[デッキ切れ]]狙いに切り替え、ひたすら守りを固めても良いだろう。~ ***[[【エクスキューティー】]] [#ExCutie] 《エクスキューティー・スカウト!》 通常魔法 【条件】自分の墓地のカード名が異なるモンスター(レベル6/守備力500)4体をデッキに戻して発動できる。 【効果】自分は2枚ドローする。 このターン、自分はモンスター(レベル7以上)で攻撃できない。 [[《エクスキューティー・スカウト!》]]により[[墓地]]の[[カード]]を[[デッキ]]に[[戻し>戻す]]つつ[[ドロー]]も加速させる。~ 本来は速攻を掛けるための[[カード]]だが、劣勢時は【LO】を意識しても良いだろう。~ [[エクスキューティー]]は[[ブロッカー]]が存在しない[[シリーズカード]]のため不思議がられるだろうが、[[《邪影ダーク・ルーカー》]]を採用しやすいためこのような戦法も取ることが可能。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint] 勝利するまで[[相手]]の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を手伝うという、ほとんどの[[デッキ]]に対して利敵行為を行い続けることになる。~ カードプールが増加してからは特にその傾向が強く、[[デッキ破壊]]手段、遅延向きの[[罠カード]]も増えたが[[墓地を肥やす]]ことで使いやすくなる[[蘇生]]、[[除去]]、[[墓地]]での[[フュージョン召喚]]なども増えたことで、抑えきれないほど[[相手]]の攻め手を増やす可能性も高くなった。~ [[【マキシマム召喚】]]相手には対処が非常に難しい。~ 基本的に[[《魔将ヤメルーラ》]]より強い[[アタッカー]]が居らず、[[マキシマムモンスター]]を[[戦闘破壊]]する事がほぼ不可能である。~ そして[[マキシマムモンスター]]は[[《ダーク・リベレイション》]]等の[[罠カード]]で[[破壊]]されない[[モンスター]]が多い上、[[《楽姫の独演》]]をはじめとする防御系[[罠カード]]の大半は[[レベル]]10の[[マキシマムモンスター]]に効かない。~ 勝利までに時間の掛かる[[デッキ]]のため、そのうち[[《10sionMAX!!!》]]を引かれて致命的な[[攻撃]]を受けてしまう可能性が濃厚である。~ [[手札破壊]]搭載型では[[マキシマムモンスター]]を揃えさせないという選択肢があるが、[[手札破壊]]を使わない[[デッキ]]はコンセプトレベルで相性が最悪である。~ [[ビートダウン]]を防ぐ事を念頭に[[デッキ]]を構築し、長期戦で勝つ事を目的とするため、[[バーン]]も対処が難しいところ。~ 特に[[バーン]]+[[魔法・罠カード]][[破壊]][[効果]]を持つ[[《邪影ダーク・ルーカー》]]は天敵であり、1体で[[ライフポイント]]を一方的に削られてしまう。~ 守りを捨てて突っ込んでくる[[【フルモンスター】>【グッドスタッフ】#fullmonster]]を[[相手]]にすると速度で劣る点が致命的になる。~ //**代表的なカード [#keycard] **備考 [#bikou] -原作・アニメにおいて―~ アニメSEVENSでは洗井新太が[[《洗浄のサンタクロス》]]をキーカードとしたこの[[デッキ]]のタイプを使用している。~ **関連リンク [#link] -[[OCG:【デッキ破壊】]] -[[デッキ集]]
*【&ruby(ライブラリアウト){LO};】 [#top] #contents **概要 [#abstract] [[デュエルの勝利条件]]の1つ、「[[デッキ切れ]]」による勝利を目指す[[デッキ]]。~ [[相手]]の[[ライフポイント]]を0にする他の[[デッキ]]とは異なる独自のプレイングが要求される。~ 主な戦術として以下のものがあげられる。 +[[デッキ破壊]]をして[[相手]]の[[デッキ]]枚数を減らす。 +[[自分]]の[[ターン]]に[[手札破壊]]をして[[相手]]の[[通常のドロー]]枚数を増やす。 +[[自分]]の[[ライフポイント]]を[[回復]]し、[[ライフ>ライフポイント]]切れを防ぐ。 +[[自分]]の[[デッキ]]に[[カード]]を[[戻し>戻す]]、[[デッキ切れ]]を防ぐ。 +防御系[[カード]]・[[コントロール]][[カード]]で[[相手]]の動きを止め長期戦に持ち込む。 基本的に[[ビートダウン]]を楽しむゲームである[[ラッシュデュエル]]の趣旨に反する戦法と言えるためか積極的に[[デッキ破壊]]・[[手札破壊]]を行える[[カード]]は少ない。~ したがって、この[[デッキ]]の基本戦術は「[[相手]]に長期戦を強いて[[デッキ]]を消耗させつつ、[[自分]]は[[墓地]]の[[カード]]を[[デッキ]]に[[戻す]]などして[[デッキ切れ]]を回避する」というもの。~ 言わば「自滅待ち」がこの[[デッキ]]の勝ち筋である。~ [[デッキ]]名にある「LO」(ライブラリアウト:Library Out)とは、元祖TCG「Magic: The Gathering」において[[デッキ切れ]]の意味である。~ アルファベット通りに「エルオー」と呼ばれることもある。~ 《監獄の神 ディアン・ケト》 効果モンスター 星8/闇属性/水族/攻2500/守1000 【条件】手札1枚を墓地へ送って発動できる。 【効果】相手の手札を確認し、その中からカード1枚を選んで墓地へ送る。 この効果でモンスター(レベル7以上)が墓地へ送られた場合、自分は1000LP回復する。 《手札抹殺》 通常魔法(LEGEND) 【条件】なし 【効果】手札があるプレイヤーは、手札を全て墓地へ送る。 その後、お互いは[この効果で自身が墓地へ送ったカードの数]だけドローする。 **[[デッキ]]構築に際して [#introduction] [[デッキ]]枚数は40枚が[[ラッシュデュエル]]の定石だが、この[[デッキ]]の場合は自身が[[デッキ切れ]]になるのを防ぐため多めにするのが望ましい。~ 40枚台後半あたりが理想的である。~ [[ラッシュデュエル]]独自の戦術として、[[手札]]が減ると[[通常のドロー]]枚数が増えて[[デッキ]]が減るため、[[手札破壊]]が間接的な[[デッキ破壊]]に繋がる。~ [[デッキ]]枚数が少なくなると[[相手]]は動くに動けず[[手札]]を余らせる事が多いため、[[手札破壊]]を仕掛ける事で[[デッキ破壊]]を加速できる。~ ***[[メインデッキ]]の[[モンスター]]について [#monster] [[ラッシュデュエル]]では基本的に[[種族]][[デッキ]]が強い。~ 【LO】でもそれは例外ではなく、「ある程度[[種族]]を統一した[[デッキ]]を組みつつ、そこに他[[種族]]の[[カード]]を入れることでライブラリアウト能力を高める」のが基本構築となる。~ この部分ではベース[[種族]]を問わず採用できる[[カード]]を紹介し、[[種族]]統一部分の[[カード]]は[[デッキの種類>#decktype]]にて後述する。~ ―[[下級モンスター]]~ -[[《ロイヤルデモンズ・シャウト》]]~ [[手札]]1枚を[[コスト]]に、[[相手]]の[[手札]]2枚を[[墓地へ送る]][[効果]]を持つ[[下級モンスター]]。~ [[ラッシュデュエル]]独自の戦略である「[[手札破壊]]による[[デッキ破壊]]」が可能な1枚。~ -[[《祭神モドリーナ》]]~ [[《魔将ヤメルーラ》]]を[[手札]]に戻せる[[モンスター]]。~ [[効果]]を使った[[《魔将ヤメルーラ》]]を[[バウンス]]して再度[[召喚]]することで、連続での[[アドバンス召喚]]封印が狙える。~ ―[[上級モンスター]]~ -[[《洗浄のサンタクロス》]]~ [[相手]]に[[相手]][[モンスター]]の数だけ[[ドロー]]させ、[[自分]]は[[ドロー]]した数×300[[回復]]できる[[上級モンスター]]。~ 完全な[[デッキ破壊]]用[[カード]]で、[[相手]]が[[手札]]を余らせた終盤に[[効果]]を使うと効果的。~ 更に[[手札]]が増えたところで[[《手札抹殺》]]を打ち込めれば[[相手]]の[[デッキ]]を大幅に減らすことができる。~ ただ、[[手札破壊]]による[[デッキ破壊]]を狙う戦略とは水と油の相性なので、どちらかに絞ったほうが良い。~ ―[[最上級モンスター]]~ -[[《魔将ヤメルーラ》]]~ [[召喚]]した[[ターン]]に自身の[[表示形式]]を変更することで、[[相手]]の[[最上級モンスター]]の[[アドバンス召喚]]を1[[ターン]]封じられる。~ [[コントロール]]系[[モンスター]]の代表格であり、[[相手]]の[[デッキ]]を機能不全に陥らせ、攻勢を削ぐことができる。~ [[攻>攻撃力]][[守>守備力]]ともに2500と高く、[[攻撃表示]]なら[[《連撃竜ドラギアス》]]と相打ち、[[守備表示]]なら突破を防げる[[壁]]としても機能する。~ -[[《監獄の神 ディアン・ケト》]]~ [[手札コスト]]1枚で[[相手]]の[[手札]]を[[確認]]しその中から1枚[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、それが[[レベル]]7以上の[[モンスター]]なら[[ライフポイント]]を1000[[回復]]する[[効果]]を持つ。~ [[相手]]の[[手札]]を減らして[[ドロー]]枚数を増やし、[[手札破壊]]で[[相手]]の攻めの手を緩め、更に[[回復]]で自分の生存性を上げるという、【LO】にとって一石三鳥の[[カード]]。~ [[《魔将ヤメルーラ》]]との相性がよく、[[《魔将ヤメルーラ》]]の[[効果]]で腐っている[[最上級モンスター]]を[[墓地へ送り>墓地へ送る]][[回復]]につなげたり、逆に[[下級モンスター]]を[[墓地へ送ら>墓地へ送る]]せてから[[《魔将ヤメルーラ》]]で展開制限を掛けて[[相手]]の[[手札]]を腐らせても良い。~ [[攻撃力]]も2500あり、[[攻撃表示]]の[[壁]]として十分な数値を持つ。~ -[[《邪影ダーク・ルーカー》]]~ [[相手]]の[[魔法・罠カード]]1枚を[[破壊]]し、[[相手]]に1000[[ダメージ]]を与えて[[手札]]に戻る[[効果]]を持つ。~ [[ビートダウン]][[デッキ]]では攻め手が減るのが無視できない[[デメリット]]となる[[カード]]だが、【LO】では邪魔な[[モンスター]]の頭数を減らす[[攻撃]]さえ通れば良いので扱いやすい。~ [[守備力]]が2600と高く、[[壁]]としてもかなりの[[モンスター]]の[[攻撃]]を防げる。~ ただし後述する【LO】自身の弱点でもあるため、[[ミラーマッチ]]では特に注意したい[[モンスター]]。~ ***[[魔法・罠カード]]について [#spell_trap] -[[《楽姫の独演》]]~ [[自分]][[モンスター]]が1体だけの時、[[レベル]]8以下の[[モンスター]]の[[攻撃]]を[[無効]]にできる[[罠カード]]。~ 防御系[[罠カード]]としてはトップクラスの汎用性を誇る。~ 普通の[[デッキ]]では「どの[[モンスター]]を守るか選べない」という欠点が響きがちな[[カード]]だが、この[[デッキ]]はとにかく[[ライフポイント]]が削られない事が重要なので、採用しやすい。~ -[[《地縛霊の誘い》]]~ [[相手]][[モンスター]]の[[攻撃対象]]を変更できる[[罠カード]]。~ [[《風使いトルネ》]]に[[攻撃表示]]にされた[[モンスター]]への[[攻撃]]を[[守備表示]][[モンスター]]に移し替える、[[《連撃竜ドラギアス》]]の[[攻撃]]を[[守備表示]]の[[《魔将ヤメルーラ》]]に誘導して[[連続攻撃]]を阻止するなど、様々な使い方が可能。~ また[[モンスター]]の[[レベル]]を問わず有効なので、[[マキシマムモンスター]]の[[貫通]][[攻撃]]を[[守備力]]の高い[[モンスター]]に誘導して致命的[[ダメージ]]を防ぐなどの使い方もできる。~ -[[《拡がるささやき》]]~ [[相手]]が[[モンスター]]を[[セット]]した時、[[自分]]または[[相手]]の[[墓地]]の[[モンスター]]を5枚まで[[デッキ]]に[[戻せる>戻す]][[罠カード]]。~ [[デッキ]]枚数を5枚回復できるので大きな延命効果が見込める。~ [[《魔将ヤメルーラ》]]の[[効果]]を使うと[[相手]]は[[モンスター]]を[[セット]]する事が多いため、この[[カード]]の[[発動]]が狙いやすくなる。~ ***[[レジェンドカード]]について [#legend] -[[《手札抹殺》]]~ [[ラッシュデュエル]]では最高峰の[[デッキ破壊]][[カード]]。~ [[お互い]]の[[手札]]を全て[[墓地へ送り>墓地へ送る]]、同じ枚数分だけ[[ドロー]]する[[効果]]を持つ。~ [[相手]]が[[手札]]を持て余している状況で、[[自分]]の[[手札]]を減らしてから[[発動]]することで、[[相手]]の[[デッキ]]枚数だけを効率的に減らすことが可能。~ 特に[[《洗浄のサンタクロス》]]と合わせて使用した場合には、一度の[[発動]]で10枚以上の[[ドロー]]を強要できることもある。~ **戦術 [#strategy] [[ラッシュデュエル]]は[[デッキ]]が減りやすいルールなので、積極的に[[デッキ破壊]]を仕掛ける必要は薄く、まずは「[[ライフポイント]]を削られない」事を最優先に動く。~ 防御を固めることも重要だが、[[《魔将ヤメルーラ》]]や[[手札破壊]]、[[除去]][[効果]]によって、[[相手]]に思うような動きをさせない事も[[ライフポイント]]を守ることに繋がる。~ 初期[[デッキ]]枚数と[[デッキ]]を回復させる[[カード]]の枚数で【LO】側は優位を取っているので、とにかく[[ライフポイント]]さえ0にさせなければ先に[[デッキ切れ]]になるのは[[相手]]である。~ 基本的に、[[ラッシュデュエル]]は守る側に有利なルールである。~ [[モンスターゾーン]]が3つしかなく、[[モンスター]]の[[通常召喚]]を無限に行えるため、毎[[ターン]]3枚の[[壁]][[モンスター]]を出し続ければ、基本的に[[プレイヤー]]が[[ダメージ]]を受けることはない。~ もちろん、[[《連撃竜ドラギアス》]]などその状態を崩しに来る[[モンスター]]も居るので、[[《連撃竜ドラギアス》]]らによる「4回目の[[攻撃]]」を如何に防ぐかが課題となる。~ これを念頭に置いた上で[[《楽姫の独演》]]等の[[罠カード]]をどこまで積み増すかを判断したい。~ この[[デッキ]]で[[攻撃]]を行うのは序盤に厄介な[[モンスター]]を置かれた時くらいで、中盤以降はほぼ[[攻撃]]を行わなくなる。~ むしろ、中盤以降は[[相手]][[フィールド]]に[[罠カード]]が貯まるので、下手な[[攻撃]]は通らないと考えるべきである。~ [[《ダーク・リベレイション》]]などを警戒するならば[[攻撃]]しない方がよい。~ **[[デッキ]]の種類 [#decktype] ***[[【魔法使い族】]]軸 [#Spellcaster] 《ダーク・リベレイション》 罠カード 【条件】相手モンスターの攻撃宣言時、自分の墓地のモンスター(魔法使い族)4体をデッキに戻して発動できる。 【効果】相手フィールドの攻撃表示モンスターを全て破壊する。 [[相手]]の[[攻撃]]を防ぎ[[デッキ]]を4枚も[[回復]]できる[[カード]]でもある[[《ダーク・リベレイション》]]を使うため、[[下級モンスター]]は[[魔法使い族]]を中心に組むタイプ。~ 採用する[[モンスター]]は、[[【魔法使い族】]]のページに記載されているものから扱いやすいものを中心に選ぶ。~ 【LO】独特の事情として、[[モンスター]]を[[守備表示]]で出すことが多いため、[[守備力]]が高い[[モンスター]]の起用が有効的である。~ [[《10sionMAX!!!》]]等による[[貫通]][[ダメージ]]を減らせる他、[[下級モンスター]]の[[攻撃]]を受け止める事ができれば次の[[ターン]]の防御にかなり有利となる。~ [[守備力]]1400の[[《はぐれ使い魔》]]や[[《ドリアード》]]が候補に上がるだろう。~ また、防御[[カード]]である[[《火の粉のカーテン》]]を回収できる[[《スパークハーツ・ガール》]]も優先度が高い。~ [[【はぐれ使い魔】>【攻撃力0】#Hagure]]自体の高い[[デッキ]]パワーから、通常の[[ビートダウン]]から切り替えて戦うことも可能。~ [[《ダーク・リベレイション》]]には「[[相手]]を全滅させて[[攻撃]]を1[[ターン]]防ぐ」「[[デッキ]]を4枚回復する」以外に、[[相手]]のプレイングを縛る副次的効果も見込める。~ 一般的な[[《ダーク・リベレイション》]]対策として、[[モンスター]]3体を[[攻撃表示]]で[[攻撃]]せず、2体を[[攻撃表示]]、1体を[[守備表示]]にして[[攻撃]]する」というものがある。~ これは対戦[[相手]]が[[ビートダウン]]デッキであれば正解なのだが、[[ライフポイント]]が0にならなければよい【LO】としては[[相手]]の攻め手が緩むのでむしろありがたい行為と言える。~ 同様に[[《ささやきの妖精》]]や[[《クリア・アイス・ドラゴン》]]で[[墓地]]の[[魔法使い族]]を[[デッキ]]に[[戻す]]のも有名な[[《ダーク・リベレイション》]]対策だが、これも[[デッキ]]枚数が増えるほど有利になる【LO】としてはむしろ恩恵がある行為である。~ ***[[【植物族】]]軸 [#LO] [[墓地]]の[[カード]]を[[デッキ]]に[[戻す]][[カード]]を多数擁する[[【植物族】]]をベースとするタイプ。~ [[《花牙踏み》]]で2枚、[[《花牙舞戻り》]]で3枚、[[《真花牙クノイチ・ガーランド》]]は[[墓地]]1枚+[[フィールド]]から1枚[[デッキ]]に[[戻せる>戻す]]ので、[[デッキ]]枚数を維持しながら持久戦を仕掛けることができる。~ このタイプ独自の利点として、[[《花牙シノビ・ガトリング》]]による[[除去]]が可能という点がある。~ 【LO】では[[攻撃]]を行わない都合上、[[デュエル]]後半になると[[相手]][[フィールド]]に[[罠カード]]が貯まり、[[《連撃竜ドラギアス》]]や[[《風使いトルネ》]]といった脅威となる[[カード]]の排除ができなくなるという欠点がある。~ [[《花牙シノビ・ガトリング》]]は[[モンスター]]を[[効果]]で[[破壊]]できるため、こうした[[カード]]の頭数を[[攻撃]]を介さず減らすことができる。~ 2枚の[[手札コスト]]や[[攻撃]]に制限が掛かる点も、終盤になると[[手札]]が余るこの[[デッキ]]なら問題にならない。~ [[ライフポイント]]の大幅な[[回復]]が狙える[[《花牙僧のミモザ》]]も持久力を上げてくれる。~ ***[[【悪魔族】]]軸 [#Fiend] 《キングス・ディグニティ》 罠カード 【条件】相手モンスターの攻撃宣言時、 自分の墓地の通常モンスター(レベル1/悪魔族)1体をデッキに戻して発動できる。 【効果】その攻撃を無効にする。 [[墓地]]の[[レベル]]1・[[悪魔族]]・[[通常モンスター]]を[[デッキ]]に[[戻す]]ことで、[[相手]][[モンスター]]の[[攻撃]]を[[無効]]にする[[《キングス・ディグニティ》]]を採用するタイプ。~ [[《キングス・ディグニティ》]]は[[マキシマムモンスター]]の[[攻撃]]を[[無効]]にできる数少ない[[罠カード]]であり、[[《10sionMAX!!!》]]使用時の[[攻撃]]を[[無効]]にできれば[[マキシマムモンスター]]を出されても[[デッキ切れ]]勝利が狙える。~ [[属性]]にはこだわらないので、採用する[[レベル]]1・[[悪魔族]]・[[通常モンスター]]は、[[守備力]]に優れる[[《子守りゴート》]]が最優先である。~ [[壁]][[モンスター]]を強制的に[[攻撃表示]]にしてくる[[《風使いトルネ》]]を[[戦闘]]を行わずに処理できる[[《キングス・リワード》]]を採用するのも良い。~ ギミックを動かす上であまり枚数は必要ないので、他[[種族]]を軸にした上でサブギミックとして採用するのも良い。~ ***[[【ドラゴン族】]]軸 [#Dragon] こちらもサブギミックとなりうる[[種族]]の1つ。~ [[《反攻の竜撃》]]により、[[マキシマムモード]]の[[マキシマムモンスター]]を除くほぼ全ての[[モンスター]]をピンポイントで[[破壊]]できる。~ 上記した[[《連撃竜ドラギアス》]]のような「4回目の[[攻撃]]」を仕掛けてくる[[モンスター]]」を破壊することで、[[ライフポイント]]を守る事ができる。~ [[《ダーク・リベレイション》]]のために枚数が要る[[魔法使い族]]と異なり、[[ドラゴン族]]と[[《反攻の竜撃》]]が場に揃えば機能するので、枚数はさほど必要ない。~ こちらも[[《手乗りドラコ》]]等、[[守備力]]重視の方が無難。~ また、[[《真紅動の撃速竜》]]と[[《ドラゴンズ・ブースト・フュージョン》]]の組み合わせで7枚の[[デッキ破壊]]が可能な点で優れる。 ***[[【攻撃力0】]]軸 [#Atk0] 《イスの鏡王ダユー・エイビス》 効果モンスター 星7/闇属性/悪魔族/攻 0/守2400 【条件】自分の墓地のモンスター(攻撃力0)を好きな数だけデッキに戻して発動できる。 【効果】このカード以外の自分または相手フィールドの表側表示モンスター1体を選び、 その攻撃力をターン終了時まで、[この効果の条件でデッキに戻したモンスターの数]×300ダウンする。 このカードの攻撃力はターン終了時まで、[この効果の条件でデッキに戻したモンスターの数]×300アップする。 [[《イスの鏡王ダユー・エイビス》]]により[[墓地]]の[[カード]]を[[デッキ]]に[[戻し>戻す]]やすい。~ 元々[[ブロッカー]]の豊富な[[デッキ]]のため、「ダユー」や[[《レザーライフ・ドラゴン》]]による[[ビートダウン]]での勝利が難しければ[[デッキ切れ]]狙いに切り替え、ひたすら守りを固めても良いだろう。~ ***[[【エクスキューティー】]] [#ExCutie] 《エクスキューティー・スカウト!》 通常魔法 【条件】自分の墓地のカード名が異なるモンスター(レベル6/守備力500)4体をデッキに戻して発動できる。 【効果】自分は2枚ドローする。 このターン、自分はモンスター(レベル7以上)で攻撃できない。 [[《エクスキューティー・スカウト!》]]により[[墓地]]の[[カード]]を[[デッキ]]に[[戻し>戻す]]つつ[[ドロー]]も加速させる。~ 本来は速攻を掛けるための[[カード]]だが、劣勢時は【LO】を意識しても良いだろう。~ [[エクスキューティー]]は[[ブロッカー]]が存在しない[[シリーズカード]]のため不思議がられるだろうが、[[《邪影ダーク・ルーカー》]]を採用しやすいためこのような戦法も取ることが可能。~ **この[[デッキ]]の弱点 [#weakpoint] 勝利するまで[[相手]]の[[墓地肥やし>墓地を肥やす]]を手伝うという、ほとんどの[[デッキ]]に対して利敵行為を行い続けることになる。~ カードプールが増加してからは特にその傾向が強く、[[デッキ破壊]]手段、遅延向きの[[罠カード]]も増えたが[[墓地を肥やす]]ことで使いやすくなる[[蘇生]]、[[除去]]、[[墓地]]での[[フュージョン召喚]]なども増えたことで、抑えきれないほど[[相手]]の攻め手を増やす可能性も高くなった。~ [[【マキシマム召喚】]]相手には対処が非常に難しい。~ 基本的に[[《魔将ヤメルーラ》]]より強い[[アタッカー]]が居らず、[[マキシマムモンスター]]を[[戦闘破壊]]する事がほぼ不可能である。~ そして[[マキシマムモンスター]]は[[《ダーク・リベレイション》]]等の[[罠カード]]で[[破壊]]されない[[モンスター]]が多い上、[[《楽姫の独演》]]をはじめとする防御系[[罠カード]]の大半は[[レベル]]10の[[マキシマムモンスター]]に効かない。~ 勝利までに時間の掛かる[[デッキ]]のため、そのうち[[《10sionMAX!!!》]]を引かれて致命的な[[攻撃]]を受けてしまう可能性が濃厚である。~ [[手札破壊]]搭載型では[[マキシマムモンスター]]を揃えさせないという選択肢があるが、[[手札破壊]]を使わない[[デッキ]]はコンセプトレベルで相性が最悪である。~ [[ビートダウン]]を防ぐ事を念頭に[[デッキ]]を構築し、長期戦で勝つ事を目的とするため、[[バーン]]も対処が難しいところ。~ 特に[[バーン]]+[[魔法・罠カード]][[破壊]][[効果]]を持つ[[《邪影ダーク・ルーカー》]]は天敵であり、1体で[[ライフポイント]]を一方的に削られてしまう。~ 守りを捨てて突っ込んでくる[[【フルモンスター】>【グッドスタッフ】#fullmonster]]を[[相手]]にすると速度で劣る点が致命的になる。~ //**代表的なカード [#keycard] **備考 [#bikou] -原作・アニメにおいて―~ アニメSEVENSでは洗井新太が[[《洗浄のサンタクロス》]]をキーカードとしたこの[[デッキ]]のタイプを使用している。~ **関連リンク [#link] -[[OCG:【デッキ破壊】]] -[[デッキ集]]
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