《アモルファージ・ノーテス/Amorphage Sloth》 †
ペンデュラム・効果モンスター
星6/地属性/ドラゴン族/攻2250/守 0
【Pスケール:青3/赤3】
このカードのコントローラーは、
自分スタンバイフェイズ毎に自分フィールドのモンスター1体をリリースする。
またはリリースせずにこのカードを破壊する。
(1):自分フィールドに「アモルファージ」モンスターが存在する限り、
お互いにドロー以外の方法でデッキからカードを手札に加える事はできない。
【モンスター効果】
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いに「アモルファージ」モンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できない。
シャイニング・ビクトリーズで登場した地属性・ドラゴン族の上級ペンデュラムモンスター。
アモルファージ共通の維持コストを要する効果外テキストと特殊召喚を封じる永続効果、サーチを封じるペンデュラム効果を持つ。
アモルファージモンスター共通の維持コストとペンデュラム効果適用条件、モンスター効果については《アモルファージ・ガストル》を参照。
ただし、このカードと《アモルファージ・イリテュム》は下級モンスターとは異なり、フィールドに出す方法を問わずモンスター効果が適用される。
各種カードの効果やアドバンス召喚でフィールドに出し、アモルファージの中では高めの攻撃力を活かしつつエクストラデッキ封じを掛ける事ができる。
と言うよりも、アモルファージのスケールは3と5しか存在しないため、【アモルファージ】ではペンデュラム召喚がやりにくい。
高いペンデュラムスケールを持つ汎用ペンデュラムモンスターを採用すれば可能だが、そうでない限りはペンデュラム召喚はしないつもりでも良い。
固有のペンデュラム効果はサーチの制限であり、これ自体は多くのデッキに刺さる有効な効果である。
ただ、他のアモルファージのペンデュラム効果と異なり、アモルファージのサーチも制限される点が痛い。
アモルファージをサーチする《アモルファージ・インフェクション》は【アモルファージ】の継戦能力を支える重要カードであり、これを封じてしまうとジリ貧は避けられない。
ペンデュラムゾーンに置くのは《アモルファージ・インフェクション》を引けていない時だけにしておき、《アモルファージ・インフェクション》をドローしたら自壊させてしまおう。
なお《アモルファージ・ライシス》でデッキからペンデュラムゾーンにカードを置くことは制限されない。
総合的に見ると、ペンデュラム召喚の難しさやペンデュラム効果とキーカードの《アモルファージ・インフェクション》の相性が悪いことから、【アモルファージ】で採用するには癖が強い。
一方、種族サポートを活かした【ドラゴン族】などに永続効果によるロック要員としての採用は十分に検討できる。
また、【ドラゴン族】以外でも出しやすいドラゴン族を少量採用したデッキに《天球の聖刻印》と共に出張採用してみるのも良い。
なお、複数枚採用した場合はペンデュラム効果の適用も狙えなくもないが、意図的に狙うのは難しいか。
ただし、その場合は同じく永続効果に条件が無く、このカードより攻撃力が高い《アモルファージ・イリテュム》が競合先となる。
- 元ネタはギリシャ語で八つの枢要罪の一つで怠惰を意味する単語「Νωθροτησ(οの上に強アクセント、ノースロテース)」だろう。
なお原典にあたるエヴァグリオス・ポンティコスの著作では対応する単語は「 'Ακηδια (ιの上に強アクセント、アケーディア)」だった。
関連カード †
―《アモルファージ・ノーテス》の姿が見られるカード
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
Tag: 《アモルファージ・ノーテス》 モンスター ペンデュラムモンスター 効果モンスター 星6 地属性 ドラゴン族 攻2250 守0 スケール3 アモルファージ