《マガジンドラムゴン/Vorticular Drumgon》 †
リンク・効果モンスター
リンク3/闇属性/ドラゴン族/攻1000
【リンクマーカー:左/右/下】
ドラゴン族・闇属性モンスター3体
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分はデッキから1枚ドローする。
(2):このカードの(1)の効果を適用したターンにこのカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカードのリンク先となる使用していないモンスターゾーンは使用できない。
CYBERNETIC HORIZONで登場した闇属性・ドラゴン族のリンクモンスター。
特殊召喚に成功した場合に1枚ドローできる誘発効果、その効果でドローしたターン、自身のリンク先のモンスターゾーンを使用できなくする永続効果を持つ。
リンク召喚すれば1枚のドローができるものの、その場合リンク先が使用不能になる。
攻撃力も低く維持する意味がないので、ドロー後はリンク4のリンク素材として使用し、デメリットを解消することになる。
しかし、このカードを出せる状況でもリンク2のアドバンテージを得られるリンクモンスターを経由した方が選択肢はより広い。
わざわざ1枚ドローのためだけにこのカードを出したい場面は少ないというのが実情である。
リンク素材は闇属性・ドラゴン族3体を必要としており、出せるデッキは限られる。
一応【ヴァレット】なら出すのは難しくないため、リンク5である《ヴァレルエンド・ドラゴン》の経由点としては一定の価値はある。
その他にも《闇鋼龍 ダークネスメタル》・《トポロジック・ボマー・ドラゴン》などのリンク素材にはなるが、主力であるリンク4のヴァレルのリンク素材としては適さない点が痛い。
それ以外では【真紅眼の黒竜】が闇属性・ドラゴン族を多用するため出せる機会はあるが、出しにくさの割にメリットが小さい。
一応、リンク召喚だけでなく、特殊召喚全般でドローできる。
《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》や《ハイバネーション・ドラゴン》などで繰り返し蘇生させリンク素材に使うならばドロー効果は活かせる。
だが、1ターンに1度きりなので出しにくさをフォローし切るほどではなく、繰り返し蘇生する手段も維持する必要があり、速攻を狙う方が楽。
様々な意味で噛み合っておらず、実用は難しい。
- イラストや名前から見て、モデルとなったのは弾倉(マガジン)の一種であるドラムマガジンだろう。
一般的なボックスマガジンに比べて容量が大きいのが特徴で、円筒状の弾倉に装填された銃弾をゼンマイ等によって銃に供給するようになっており、ドロー効果は銃弾の供給から来ているのかもしれない。
主に機関銃に多く使われていたが、機構が複雑で故障が多い、マガジンに装填して再び使える状態にできるまで時間がかかる、スペースが嵩むといった欠点があるため、これを採用する銃は非常に少なくなっている。
- 英語名の「Vorticular」は「渦を巻いた」などを意味する。
関連カード †
収録パック等 †
Tag: 《マガジンドラムゴン》 リンクモンスター 効果モンスター モンスター リンク3 闇属性 ドラゴン族 攻1000