《炎天禍サンバーン/Cataclysmic Scorching Sunburner》 †
効果モンスター
星8/炎属性/天使族/攻2600/守 200
このカード名の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示の炎属性モンスターが
戦闘または相手の効果で破壊された場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
その後、その破壊された自分の墓地の炎属性モンスター1体を選び、
その攻撃力の半分のダメージを相手に与える事ができる。
SAVAGE STRIKEで登場した炎属性・天使族の最上級モンスター。
自分フィールドの炎属性が戦闘または相手の効果で破壊された場合に自身を特殊召喚し、その後その破壊されたモンスターの攻撃力の半分のダメージを与える誘発効果を持つ。
炎属性モンスターの破壊をトリガーに、バーンダメージを与えながら特殊召喚できる。
炎王のような自壊や、能動的な自分のモンスターの破壊には対応していないが、自爆特攻からでも発動できる。
下級モンスターの高打点への変換、コンバットトリックによる返り討ちの際のケアの他、引導火力とする使い道もあるだろう。
とはいえ、特殊召喚後は効果を持たず、攻撃力も最上級モンスターとしては控えめなので、積極的に展開を狙うよりは手札に握っておき、場が崩された場合の保険とする使い方が望ましい。
種族を揃えている場合を除けば、炎属性モンスターを主軸とするデッキ全般に入り得る汎用性はあるため、このカードの存在を匂わせれば炎属性モンスターへの除去を牽制する動きが望める。
守備力200であるため、《真炎の爆発》を始めとした多くの炎属性サポートに対応している点もありがたい。
バーン効果もダメージ量は安定しないが、【ヴォルカニック】などのバーンを主戦術とする炎属性のデッキは多く、無駄になりにくい。
総じて【炎属性】の安定性を高めてくれるモンスターと言えるだろう。
- 「サンバーン(sunburn)」は、英語で「日焼けによる炎症」の意味。
「炎天禍」は「炎天下」の捩りだろう。
- ちなみに「炎天」とは太陽の日差しが強く焼けつけるような空のことであり、「炎天下」とは文字通りそんな炎天の下という意味である。
これらを踏まえると「サンバーン」はサン(太陽)とバーンの合成語であるともとれる。
- イラストでは、四本腕の赤い人物が炎を纏った剣を携えている姿はインド神話に登場する神、あるいはそれらをルーツとする明王などの神仏によく似ている。
火に関する明王で、剣を持っていることから、モチーフは不動明王だろうか。
ヒンドゥー教のシヴァに由来する仏教の神で、火生三昧(人間界と天界を隔て、人間界からの煩悩を焼き尽くす炎の世界)に住んでいて、煩悩を祓うとされる。
迦楼羅炎(不浄を払う、迦楼羅が口から吐く炎)を纏って、倶利伽羅竜剣(倶利伽羅竜王が巻き付いた、三毒を破る剣)を持つ姿で描かれる。
関連カード †
―類似効果
収録パック等 †
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