《捲怒重来/Revenge Rally》 †
通常罠
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
このカードを攻撃力・守備力500アップの装備カード扱いとして、
その相手モンスターに装備する。
(2):装備モンスターがフィールドから離れた事でこのカードが墓地へ送られた場合に発動する。
自分はデッキから1枚ドローする。
このカードをこのターンに発動している場合には代わりに以下の効果を適用する。
●自分はデッキから2枚ドローし、その後手札を1枚選んで捨てる。
ジャンプフェスタ リミテッドパック 2020で登場した通常罠。
相手モンスターを強化する装備カードとなる効果、装備モンスターがフィールドを離れることで墓地へ送られた場合にドローもしくは手札交換を行う効果を持つ。
(1)で装備カードとなり、フィールドを離れた際に(2)でドローするようなデザインのカードである。
相手の大型モンスターの素材となる低ステータスのモンスターに装備しておけば腐るようなことは少ない。
ただ、(2)の後半の効果を適用できないと《強欲な瓶》の下位互換になってしまうので使いづらさは否めない。
選択肢は相手にあるので、展開を止めたい局面ではドローを恐れず押し切られてしまい、ドローしたい局面では相手は展開を控えるということになる。
更に相手に余力がある場合だと、このカードを除去された上で展開までされるといった事態も起きうる。
また、《灰流うらら》にも無効にされるので、ドローも妨害もできずに終わってしまうこともある。
妨害がしたいなら《強制脱出装置》等、手札交換がしたいなら《手札断殺》等で初めから相手に選択肢を与えないように立ち回った方が良い。
使うなら、相手任せにせず自分から積極的に後半の効果の適用を狙うべきである。
《激流葬》とは相性がよく、チェーンして発動することでその場で後半の効果の適用が可能である。
攻撃力が上がるので、《No.103 神葬零嬢ラグナ・ゼロ》や《ハイパー・ギャラクシー》などの発動補助としても有用。
ただしやっていることは2:2交換止まりであり直接的なアドバンテージを得られるわけではないので、できれば暗黒界等の捨てたときに発動する効果と組み合わせてアドバンテージを稼ぎたいところ。
あるいはコントロール奪取と組み合わせ、(1)の強化も活用できるようにするのも手である。
グレイドルは自壊効果も持つため合わせやすい。
- カード名は、「一度戦いに敗れた者が再び勢いを取り戻して巻き返す事」を意味する四字熟語「捲土重来」の捩りだろう。
「重来」は「再び戻ってくる」という言葉であり、「装備カードとなったこのカードが墓地へ送られドローする効果」を意味していると思われる。
関連カード †
―イラスト関連
収録パック等 †
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