グレイドル/Graydle

 ディメンション・オブ・カオスカテゴリ化した「グレイドル」と名のついたカード群。
 属するモンスターは全て水属性水族で統一されている。
 また、チューナーシンクロモンスターでないグレイドルは全てレベル3で統一されており、以下の共通効果を持つ。

(1):自分のモンスターゾーンのこのカードが
戦闘または(モンスター/魔法カード/罠カード)の効果で破壊され墓地へ送られた場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
このカードを装備カード扱いとしてその相手モンスターに装備する。
(2):このカードの効果でこのカードが装備されている場合、
装備モンスターのコントロールを得る。
このカードがフィールドから離れた時に装備モンスターは破壊される。

 モンスターの状態で特定の手段で破壊されるとコントロール奪取を行う装備カードとなる。
 加えて、装備カード状態のグレイドルがフィールド離れると、コントロールを奪ったモンスターコントロール相手に戻るのではなく自壊する。
 グレイドルには効果処理の一環として自分フィールドのグレイドルを破壊する効果が多く、それと併用する事で大きくアドバンテージを稼ぐ事ができる。

  • 公式サイトのデュエリスト通信では「破壊されても相手に捕りつく危険な生命体を操れ!」と紹介されている。
    コントロール奪取効果はその解説を如実に表しているといえるだろう。
  • 大きな黒い目を持っている事や、《グレイドル・インパクト》イラストUFOが見られる事から、名前の由来は宇宙人の一種とされる「グレイ(Greys)」だろうか。
    水棲未確認生物がグレイであるという説もあり、水属性であるのはそちらに由来するのかもしれない。
    また、《グレイドル・パラサイト》イラストから、携帯電話の充電台をはじめとする携帯端末の拡張機器「クレードル(Cradle)」も含有すると思われる。
    相手に寄生して操る」という特徴はこちらから来ていると考えられる。
    また、粘土のように形を変えたり二つに分かれたりすることから粘土の人形(クレイ・ドール)(Clay Dolls)からも来ていると考えられる。
    モチーフを考えるとエーリアン同様爬虫類族にも見えなくも無いがこちらは水族である。

関連リンク

―「グレイドル」と名のついたモンスター
 ※は「グレイドル」に関する効果を持つモンスター

―「グレイドル」と名のついた魔法・罠カード
 ※は「グレイドル」に関する効果を持つカード

―その他のリンク

FAQ

(1)の効果について

Q:コントロールを変更する事はできない効果を持つ《ボタニカル・ライオ》対象にして(1)の効果発動して、装備する事ができますか?
A:はい、効果発動して装備する事ができ、コントロールを得る事はできませんが、フィールドから離れた時に装備モンスター破壊される効果の方は適用されます。(15/08/20)

(2)の効果について

Q:《グレイドル・イーグル》等の効果装備されているモンスター《月の書》効果裏側守備表示になり、装備する事ができない状態になり《グレイドル・イーグル》等が破壊された場合、そのモンスターは(2)の効果破壊されますか?
A:いいえ、破壊されず、そのモンスターコントロールは元に戻らずそのままになります。(15/07/17)

Q:《サクリファイス》効果《グレイドル・アリゲーター》装備した場合、フィールドから離れた時に破壊される効果は有効になりますか?
A:フィールドから離れた時に破壊される効果適用されません。(16/07/04)

Q:このカードの効果コントロールを奪われているモンスター《PSYフレームロード・Ζ》効果除外しました。
  フィールド戻った後、コントロールはどうなりますか?
A:除外され、フィールド戻ったモンスターコントロールはただちに元々の持ち主に戻ります。(16/08/20)

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