シンクロ・効果モンスター(禁止カード、13/09/01から制限カード) 星9/水属性/ドラゴン族/攻2700/守2000 チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上 このカードがシンクロ召喚に成功した時、 相手の手札・フィールド上・墓地のカードを それぞれ1枚までゲームから除外できる。
DUEL TERMINAL −トリシューラの鼓動!!−で登場した水属性・ドラゴン族のシンクロモンスター。
シンクロ召喚に成功した時に相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで除外する任意発動の誘発効果を持つ。
シンクロ召喚に成功しただけで3枚のカードを除外する強力な除去効果を持つ。
アドバンテージの面から見ると、相手の手札とフィールドから除外する2枚でシンクロ召喚によるディスアドバンテージを回復できる。
後述する《デブリ・ドラゴン》などからカード消費なしで飛び出す場合もあり、その場合はアドバンテージを獲得していることとなる。
この効果は「相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで任意の枚数を除外できる」ということであり、柔軟性にも富む。
また、除外するカードを決めるのは効果解決時、すなわち対象をとらない効果なので、対象をとる(指定する)効果耐性はもちろん、サクリファイス・エスケープで損失を回避することも難しい。
3体以上のシンクロ素材を必要とするためシンクロ召喚には一工夫を要するが、シンクロ素材に縛りはないため幅広いデッキに投入できる。
同じシンクロ素材で出せるレベル9の《ミスト・ウォーム》はフィールドへの影響力が大きいが、こちらは確実かつ大量のアドバンテージを狙いやすい。
また、ドラゴン族であるため《デブリ・ドラゴン》からのシンクロ召喚も狙える利点もある。
このカードの最大の強みは、チューナーが入っているあらゆるデッキから対策をとりにくい除去が飛んでくる可能性があること。
「対象をとらない除外」という除去方法は大半の耐性をすり抜けるため、《オベリスクの巨神兵》などを始めとして「苦労して出してもこのカードに除去されるかもしれない」という理由で評価を下げられるモンスターが後を絶たなかった。
ただし、ある意味ではそういった強固な耐性を持つカードに対して、多くのデッキから使用できるメタカードと捉えることもできる。
事実、禁止カードとなった後、《安全地帯》+《No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》といった、このカードがないのをいいことにした強固な耐性コンボが横行しているのも確かである。
―《氷結界の龍 トリシューラ》の姿が見られるカード
Q:効果分類は何ですか?対象を取る効果ですか?
A:シンクロ召喚に成功した時に任意発動する誘発効果です。
対象を取らず、効果解決時に手札・フィールド上・墓地のカードをそれぞれ指定し、複数のカードを同時に除外します。(10/01/19)
Q:相手フィールド上のカードのみを除外する場合、対象をとりますか?
A:このカードの効果は、対象をとる(指定する)効果ではありません。
また、効果発動時、手札・フィールド・墓地、どの場所のカードを除外するのかを宣言する事もありません。(10/01/20)
Q:相手の手札・フィールド上・墓地のカードのいずれが存在しない場合、効果を発動できますか?
A:はい、発動できます。(10/01/19)
Q:相手の手札・フィールド上・墓地のカードが全て存在しない場合、効果を発動できますか?
A:いいえ、発動できません。(10/01/19)
Q:効果を発動し、相手のカードをどれも除外しないということはできますか?
A:いいえ、発動した場合は最低1枚を除外しなければなりません。(10/01/19)
Q:この効果にチェーンされ、相手の手札・フィールド上・墓地のカードが全て存在しなくなった場合、どうなりますか?
A:除外する効果は不発になります。(11/08/31)
Q:この効果の発動時と効果解決時でフィールド上のカードが変動した場合、どうなりますか?
A:この効果でどこのカードを除外するのか、どのカードを除外するのかを決めるのは効果解決時です。
よってその場合でも効果解決時にカードが存在する場所のカードをゲームから除外します。
上記のような手札・フィールド上・墓地のカードが全て存在しなくなった場合以外不発になるということはありません。(11/09/02)
Q:効果解決時に、自身が表側表示でフィールド上に存在しない場合、効果は不発となりますか?
A:《氷結界の龍 トリシューラ》の効果解決時に、効果を発動した《氷結界の龍 トリシューラ》が表側表示で存在しない場合でも、相手の手札・フィールド上・墓地のカードをそれぞれ1枚までゲームから除外します。(10/01/22)
Q:相手の手札を選択する時は、手札を確認して選択するのですか?
A:相手の手札をランダムに選びます。(10/06/24)
Q:相手の手札が公開状態の場合でも、手札のカードはランダムに選択しますか?
A:相手の手札が公開状態の場合でも、一時的に手札を非公開にしてシャッフルし、その後ランダムに除外します。
公開されたままの手札を見ながら、除外するカードを選択するという事はできません。(11/05/09)
Q:《王家の眠る谷−ネクロバレー》が発動している場合や相手のフィールド上に《霊滅術師 カイクウ》が存在する場合、このカードの効果はどうなりますか?
A:手札とフィールドのカードを除外できますが、墓地のカードは除外できません。(10/01/20)
Q:このカードの効果で《王家の眠る谷−ネクロバレー》や《霊滅術師 カイクウ》と墓地のカードを選択した場合、墓地のカードを除外することはできますか?
A:いいえ、できません。(10/02/17)