*リチュア/Gishki [#top]
 [[DUEL TERMINAL −インヴェルズの侵略!!−]]で[[カテゴリ]]化した「リチュア」と名のついた[[カード]]群。~
 属する[[モンスター]]は全て[[水属性]]で統一されており、[[儀式召喚]]を軸にして戦うのが特徴である。~

-[[儀式モンスター]]以外の[[通常召喚モンスター]]は全て[[レベル]]4以下の[[下級モンスター]]である。~
これらは[[儀式魔法]]や[[儀式召喚]]など儀式に関する[[効果]]を持つものが多く、様々な切り口で[[儀式召喚]]を補助している。~
特に「リチュア」[[モンスター]]([[儀式モンスター]])や[[儀式魔法]]を[[リクルート]]・[[サーチ]]・[[サルベージ]]することに長けているのが特徴。~
--この内、[[《ヴィジョン・リチュア》]]・[[《シャドウ・リチュア》]]・[[《グリム・リチュア》]]は、[[水属性]]の[[儀式召喚]]に必要な[[リリース]]を自身1体のみで賄える[[分類されない効果]]を共通して持つ。~
[[カード名]]に関しても、他の「リチュア」が前に付くのに対し、上記3種類は後ろに「リチュア」が付く。~

-[[儀式モンスター]]は[[コントロール>コントロール#top2]]色の強い様々な[[効果]]が備わっている。~
また[[《リチュアの儀水鏡》]]等の専用の[[儀式魔法]]がいくつか存在しており、これら1枚でこの[[カテゴリ]]の[[儀式モンスター]]全てに対応する。~

-属する[[モンスター]]の[[レベル]]は、[[レベル]]3の[[《リチュア・ディバイナー》]]を除き、全て2から10までの偶数の[[レベル]]になっている。~
リチュアの[[儀式魔法]]は[[リリース]]と[[儀式モンスター]]の[[レベル]]が同じでなくてはならないため、それを揃えやすいようにデザインされているのだろう。~

-複数の[[種族]]が混在するタイプの[[カテゴリ]]だが、[[水属性]]と密接な[[水族]]・[[魚族]]・[[海竜族]]の3[[種族]]及び[[魔法使い族]]が大多数を占める。~
それ以外では、[[悪魔族]]が1体、[[獣族]]が1体それぞれ存在している。~
ちなみに、[[魔法使い族]]は全て人型で統一されている。~

-''[[魔法・罠カード]]に対しては[[儀式魔法]]のみが[[カテゴリ]]に指定されている''。~
[[《リチュアル・ウェポン》]]・[[《リチュアルバスター》]]・[[《&ruby(スピ''リチュア''ル・フォレスト){神聖なる森};》>《神聖なる森》]]など、「リチュア」と名のついた[[カード]]が他に存在するからであろう。~
[[《マジカルシルクハット》]]と[[《聖なる輝き》]]等を併用した時、これらの[[カード]]は「リチュア」[[モンスター]]として扱われる。~

--この[[カテゴリ]]が登場した後に[[OCG]]やアニメで登場した[[カード]]は、これに含まれないように配慮されてか、[[カード名]]が「リチュアル」ではなく「リチューアル」となっているものが多い。~
関連[[カード]]の[[サーチ]]範囲などでは問題ないが[[《マジカルシルクハット》]]が関係する場合のみ問題が出てくる。

-[[《リチュアの儀水鏡》]]にはこの[[カテゴリ]]のシンボルマークが描かれており、リチュアの[[儀式モンスター]]の背景などにもそれが確認できる。~
またリチュアの[[下級モンスター]]達は、それぞれが1枚の小さな鏡を自身の持つ武器の装飾やペンダントにして身につけている。~

-DTマスターガイドによると、リチュアの[[儀式召喚]]は一般的な異界の者の肉体を呼び出すものと異なり、召喚師が[[儀水鏡]]を使って自己催眠によって自身に異界の精神を降臨させて、肉体・精神的に変異させるものとの事。~
そのためかほとんどの[[儀式モンスター]]の[[名前>カード名]]には、様々な言語で「魂」を意味する言葉が含まれている。~
[[《リチュアの写魂鏡》]]や[[スピリット]]なども存在する事から、リチュアの儀式における魂や霊などとの関係の深さがうかがえる。~
また、[[ライフポイントを失う]][[効果]]や、[[ライフコスト]]を要求するものもちらほら存在し、[[肉体>ライフ]]との結びつきを示唆させる。~

--また同書によると、元[[氷結界]]の一族であり、[[魔轟神]]大戦終結後に[[インヴェルズ]]に操られた[[《リチュア・ノエリア》]]が中心となり、自分たちの子供と[[トリシューラ>《氷結界の龍 トリシューラ》]]解放反対派を引き連れ、[[《氷結界の鏡》]]を持ち出して[[氷結界]]から離反した新興勢力とのこと。~
ノエリアの意向によって活動する組織であり、[[インヴェルズ]]の思念の導きのまま[[ガスタ]]に侵攻を開始し、[[インヴェルズ]]を復活させてしまい、その後は停戦し一時共闘するも、ノエリアの負傷により活動は休止され、他の者は多種族と共闘することとなる。~
復帰後は[[ラヴァル]]を[[吸収]]しつつ[[ガスタ]]に再侵攻するも妨害され、ノエリアが[[インヴェルズ]]に完全に[[侵喰>《イビリチュア・プシュケローネ》]]されてしまう。~
[[ノエリアの死亡>《魔力隔壁》]]後はどうなったのか不明だが、マスターガイド4によれば存続はしているらしい。~
なお、[[氷結界]]とのその後の関係は不明である。~
下記の[[DUEL TERMINAL]]で見られる設定の通り、一つの[[モンスター]]が複数の[[儀式モンスター]]へ変貌したり、魂と肉体を分けられてそれぞれを別の[[儀式召喚]]に使用したりと[[リソース]]の捻出を工夫している。~
だが[[DUEL TERMINAL]]の他[[カテゴリ]]と比べて特に少ないというほどでもなく、[[儀式モンスター]]を除いてもそれなりに属する[[モンスター]]は多い。~
[[ガスタ]]や[[ラヴァル]]を攻めたり[[吸収]]したりすることで資源を獲得したのだろうか。~

-「リチュア」という[[カード名]]は、この[[カテゴリ]]のコンセプトでもある「儀式」を意味する英単語「リチュアル(Ritual)」に由来していると思われる。~
また、[[儀式モンスター]]の[[カード名]]に見られる「イビリチュア」とは、上記の英単語に「邪悪」を意味する「イービル(Evil)」を繋げたものだと思われる。~
VJの特集でもこれを裏付けるように、[[《イビリチュア・マインドオーガス》]]の横に「押し寄せる邪悪な波ですべてを破壊する!!」と書かれていた。~
//「リチュア」専用の[[1枚で儀式召喚に必要な分のリリースとして使用できるモンスター>《儀式の供物》#list1]]は他と異なり、「単語+リチュア」と逆の順番で命名されている。~

--[[英語名]]は逆に日本語の「儀式」のローマ字表記を捩ったものになっているが、これは[[《高等儀式術/Advanced Ritual Art》>《高等儀式術》]]等の[[英語名]]との兼ね合いがあるためと思われる。~
「リチュア(Ritua)」と英単語をそのまま縮めて使うと、[[《高等儀式術》]]を[[《シャドウ・リチュア》]]で[[サーチ]]できることになってしまう。~
//また、単純に日本名では英語なので、逆に[[英語名]]では日本名で表記しているともとれる。~
//いやさすがにそれは・・・。むしろ《ファイアーボール》みたいに逆になってるのがおかしいっていう記述もあるわけで

--「イビリチュア」は、[[英語名]]でも「Evil」を繋げた「Evigishki」という造語で表現されている。~
しかし、何故か[[《イビリチュア・プシュケローネ》]]と[[《イビリチュア・ジールギガス》]]の[[英語名]]では使われず、単に「Gishki」となっている。~
一応、その2体の共通点としてはリチュアと[[インヴェルズ]]の掛け合わせで生まれた[[モンスター]]ということが挙げられる。
---現在のところ「イビリチュア」は[[カテゴリ]]化されていないため、特に問題はない。~

//--属する[[モンスター]]のうち[[《ヴィジョン・リチュア》]]・[[《シャドウ・リチュア》]]・[[《グリム・リチュア》]]のみ「リチュア」が[[カード名]]の末尾につく。~
//ただし、[[英語名]]では特に区別されず「Gishki」は[[カード名]]の先頭につく。~

-イビリチュアを始めとしたいくつかの[[モンスター]]は、心理学用語や、鬼を言い換えたような単語が名前に含まれている。~

-[[イラスト]]では、[[モンスター]]は普通の人間の姿をしている者と、半魚人風の姿をしている者、主に前者が儀式によって怪物風に変化している姿に大別される。~
半魚人風の者は[[《リチュア・ディバイナー》]]を除き皆筋骨隆々で、男性的な外見が大半であり、人間の姿をしている者は皆どちらかというとスリムで美しい顔立ちをしており、女性ばかりである。~
儀式によって変貌すると、人間の姿の面影を残したまま半魚人風になるパターンと、全身マッチョな怪物風に変化するパターンに分かれるようだ。~

-原作・アニメにおいて―~
漫画OCGストラクチャーズの「附並vs栞莉」戦で、栞莉が使用した。~

-コナミのゲーム作品において―~
[[DUEL TERMINAL]]のアクションデュエルでこの[[カテゴリ]]の[[モンスター]]を3枚スキャンする事で、「リチュアの儀式解」のコンボを発動できる。~
スピードデュエルでは、隠し[[デッキ]]「&ruby(ロスト・イビリチュア){失われた禁呪法};」が使用できる。~
また、[[《水霊使いエリア》]]や[[《ジェムナイト・パール》]]、[[《ラヴァルバル・チェイン》]]をスキャンする事でも、一部の[[デッキ]]の出現条件を満たす事ができる。~
[[デッキ]]選択画面では、リチュアに関する以下の設定を見る事ができる。~

--正義を信じ、かつての強大な力を[[封印>《氷結界の鏡》]]、平和を願い続けてきた「[[氷結界]]」に対し、同質の力を得ながら、それを「[[儀水鏡]]」を用いて失われた&ruby(イビリチュア){邪悪古代儀式};へと転成させた集団があった。~
名をリチュアという。~
もともと勢力としては小さい彼らは、ミストバレー湿地帯の豊富な資源を求め、ガスタへの侵攻を始めるのだった―

--最強カードバトル!では、[[DUEL TERMINAL]]出身の[[魔轟神]]大戦終結後の[[カテゴリ]]の中で唯一未収録となってしまっている。


**関連リンク [#link]
―「リチュア」と名のついた[[モンスター]]~
 ※は「リチュア」に関する[[効果]]を持つ[[モンスター]]
-[[効果モンスター]]
--[[レベル]]4
---※[[《シャドウ・リチュア》]]
---※[[《リチュア・アバンス》]]
---※[[《リチュア・エミリア》]]
---※[[《リチュア・エリアル》]]
---[[《リチュア・シェルフィッシュ》]]
---[[《リチュア・チェイン》]]
---※[[《リチュア・ナタリア》]]
---※[[《リチュア・ノエリア》]]
---※[[《リチュア・ビースト》]]
---※[[《リチュア・マーカー》]]

--[[レベル]]3
---[[《リチュア・ディバイナー》]]

--[[レベル]]2
---※[[《ヴィジョン・リチュア》]]
---※[[《グリム・リチュア》]]
---※[[《リチュア・アビス》]]
---※[[《リチュア・ヴァニティ》]]
---※[[《リチュア・キラー》]]


-[[儀式モンスター]]
&aname(gishiki);
--[[レベル]]10
---※[[《イビリチュア・ジールギガス》]]
---※[[《イビリチュア・ネーレイマナス》]]

--[[レベル]]8
---※[[《イビリチュア・ソウルオーガ》]]
---※[[《イビリチュア・リヴァイアニマ》]]

--[[レベル]]6
---※[[《イビリチュア・ガストクラーケ》]]
---※[[《イビリチュア・テトラオーグル》]]
---※[[《イビリチュア・マインドオーガス》]]

--[[レベル]]4
---※[[《イビリチュア・プシュケローネ》]]

-[[エクシーズモンスター]]
&aname(xyz);
--[[ランク]]4
---[[《イビリチュア・メロウガイスト》]]

―「リチュア」と名のついた[[儀式魔法]]~
&aname(ritualspell);
 ※は「リチュア」に関する[[効果]]を持つ[[魔法カード]]
-※[[《リチュアに伝わりし禁断の秘術》]]
-※[[《リチュアの儀水鏡》]]
-※[[《リチュアの写魂鏡》]]
-※[[《リチュアの氷魔鏡》]]

―「リチュア」に関する[[効果]]を持つ[[カード]]
-[[《儀水鏡の集光》]]

-[[《儀水鏡の幻影術》]]
-[[《儀水鏡の瞑想術》]]

―その他のリンク
-[[儀水鏡]]

-[[《水霊使いエリア》]]
-[[《ジェムナイト・パール》]]
-[[《ラヴァルバル・チェイン》]]

-[[《氷結界の鏡》]]

-[[《ヴェルズ・カイトス》]]

-[[《リチュアル・ウェポン》]]
-[[《神聖なる森》]]
-[[《リチュアルバスター》]]

-[[【リチュア】]]

-[[カテゴリ]]

**FAQ [#faq]
Q:[[《リチュアル・ウェポン》]]・[[《リチュアルバスター》]]・[[《神聖なる森》]]は[[カード名]]に「リチュア」を含みます。~
  これらの[[カード]]を[[《マジカルシルクハット》]]で[[モンスター]]扱いとした後、何らかの[[効果]]で[[表側表示]]にしました。~
  この時、これらの[[カード]]は「リチュア」と名のついた[[モンスターカード]]として扱いますか?~
  (これらの[[カード]]が存在する時に[[《リチュア・エミリア》]]の[[召喚・リバースした]]時の[[モンスター効果を発動>モンスター効果の発動]]できますか?)~
A:はい、「リチュア」と名のついた[[モンスターカード]]として扱われます。~
  (これらの[[カード]]が存在する時に[[《リチュア・エミリア》]]の[[召喚・リバースした]]時の[[モンスター効果を発動>モンスター効果の発動]]できます。)(15/01/11)

//質問だけの投稿は禁止。ここは「質問と、それに対する事務局の回答」の両方を同時に記述する項目です。
//記述する場合、「事務局に電話で回答をもらった日付」「回答メールに記載された日付」「公式データベースに回答が掲載された日付」を(05/01/01)のような形式でA:の最後に追加してください。
//未発売カードに限り、『A:(発売をお待ちください)』とセットでコメントアウトに質問を残すことが可能です。
//ルールやカードの処理等についての質問は、公式サイトの「遊戯王カードデータベース」で調べるか、ルール質問BBSを利用してください。