《Sin パラドクスギア/Malefic Paradox Gear》 †
効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻 0/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):フィールド魔法カードが表側表示で存在する場合、
このカードをリリースして発動できる。
デッキから「Sin パラレルギア」1体を特殊召喚する。
その後、デッキから「Sin パラドクスギア」以外の「Sin」モンスター1体を手札に加える。
(2):自分の手札の「Sin」モンスターを、
自身の方法で特殊召喚するためにモンスターを除外する場合、
そのモンスターの代わりにフィールド・墓地のこのカードを除外できる。
20th ANNIVERSARY LEGEND COLLECTIONで登場した闇属性・機械族の下級モンスター。
《Sin パラレルギア》をリクルートして同名カード以外のSin1体をサーチする効果、Sinの召喚条件で除外するモンスターの代用として自身を除外できる効果を持つ。
(1)は、《Sin パラレルギア》のリクルートとSinのサーチ効果。
このカード1枚で《Sin パラレルギア》によるシンクロ召喚の準備を簡単に終える事ができる。
Sinはフィールド魔法を活用するデッキなので、発動条件を満たすことはたやすいだろう。
なお、「相手の」フィールド魔法のみが存在する場合にも条件を満たすことができる。
そういう状態の時は《Sin パラドクス・ドラゴン》ではなく他の汎用シンクロモンスターをシンクロ召喚し戦力としたい。
《灼銀の機竜》は《Sin パラレルギア》で出せるシンクロモンスターの中でも汎用性が高く能動的な除去も可能なため、従来の【Sin】では扱い辛かった《Sin 真紅眼の黒竜》を投入する選択肢ができた。
ライフに余裕があれば《Sin トゥルース・ドラゴン》をサーチし、《Sin パラレルギア》を自爆特攻させてみるのも手。
あちらの全体除去が発動すれば戦況の逆転も可能であり、他にモンスターが存在すればエンドカードにもなり得る。
《金華猫》で繰り返し蘇生させ効果を使うのも有用で、毎ターンシンクロ召喚が可能となる。
《Sin パラドクス・ドラゴン》のシンクロモンスターの蘇生効果も活用しやすい。
(2)は手札のSinモンスターの特殊召喚に必要なカードの代わりに除外できる効果。
Sinの汎用除外要員となることが可能であり、特に「メインデッキに投入される除外要員は、手札に来てしまうと始末に困る」という問題を解決できる。
フィールド・墓地のどちらからでも除外できるが、フィールドから除外する場合、Sinの共通制約から《Sin Territory》が必要となる。
もっとも、(1)が発動できずとも《リンクリボー》のリンク素材として墓地へ送れるため、基本的にフィールドから除外する事はないだろう。
《Sin パラレルギア》とは全体的にステータスが類似しているため多くのサポートカードを共有でき、あちら同様フィールドに出しやすいSinでもある。
それらの点や活用法については《Sin パラレルギア》のページを参照の事。
- 《Sin パラレルギア》が一般的な円形の歯車をモチーフとしているのに対し、こちらは四角の歯車という奇異なモチーフを持つ。
一見すると回るようには見えないかもしれないが、実際は四角の平面と角を合わせるように歯車を配置し歯を噛み合わせれば、このような形状同士でも問題なく回転する。
これも「一見間違っているように見えて実は正しい」という一種のパラドクスの体現と捉えられる。
- コナミのゲーム作品において―
デュエルリンクスではパラドックスの使用時にセリフが存在する。
こちらも《Sin パラドクス・ドラゴン》同様「パラドックス」と発音される。
関連カード †
このカードを使用する代表的なデッキ †
収録パック等 †
FAQ †
(2)の効果について †
Q:自分のエクストラデッキに《サイバー・エンド・ドラゴン》が存在せず、本来なら《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》を特殊召喚できない状況でも、この効果を適用して《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》を特殊召喚できますか?
A:はい、できます。(19/02/09)
Tag: 《Sin パラドクスギア》 効果モンスター モンスター 星1 闇属性 機械族 攻0 守0 Sin