《ベビー・ティーレックス/Little D》

通常モンスター
星3/地属性/恐竜族/攻1100/守 700
ティラノサウルスの子供。
非常に凶暴な性格をしている。

 BOOSTER2で登場した地属性恐竜族下級モンスター

 融合素材ではなく、同じ種族レベル属性、さらに、通常モンスターという点でも上位の《マンモスの墓場》《トラコドン》が存在するので、使用することは難しい。
 攻撃力1000のサポートに対応する《恐竜人》の方が活用しやすい。

  • カード名テキストにある通り、モチーフは肉食恐竜ティラノサウルスのようだ。
    約6500万年以上前の白亜紀に生息し、推定で全長12〜15mにも達する史上最大級の陸上肉食生物であり、当時の生態系の頂点に君臨していた。
    恐竜にさほど興味のない人間でも名前を知っている程に有名であり、「恐竜」そのものの象徴・代表格として扱われる事が多い。
    前足は貧弱だがその顎の力は凄まじく、推定だが3トン以上はあったと言われ獲物を骨ごと噛み砕く事もできたとされる。
    トリケラトプスとは生息圏が近く、向こうに他に天敵がいなかった事もあり捕食対象としていた可能性が高い。
    方向転換などは苦手だが、大きな歩幅と走るのに適した脚を持っており、平原なら時速40km以上のスピードで走行する事が可能だったという説もある。
    • 小説/映画『ジュラシックパーク』以降は、学名「ティラノサウルス・レックス」由来の愛称「T・レックス」の名でも知られている。
      ちなみにこの映画のロゴに使われている恐竜の骨のシルエットこそティラノサウルスである。
  • 本来、ティラノサウルスの前肢は非常に小さく指は2本しかないが、このカードイラストでは太く逞しい腕に4本の指がついている。
    ティラノサウルスは3本指であった可能性を示す化石の発見もあったり、過去の創作において3本指に間違われる事はそれなりにあった。
    が、勿論幼体は指の数が違うなどという事実はなく、創作としても4本指で描かれるのは珍しい。
    本来幼体でも親とほぼ同じ体型であるにもかかわらず、その体型にも今一つティラノサウルスらしさが見られず、ストレートな設定の割に特徴を捉えているとは言い難い。
  • 直立した姿勢、発達した大胸筋、前肢の指が4本などの特徴からどちらかといえば怪獣ゴジラのデザインに類似している。
    かつてティラノサウルスやイグアノドンなどの二足歩行の恐竜は、後肢と尻尾を接地して直立した説に則って復元図が描かれることがあった。
    ゴジラも制作当時の二足歩行の恐竜の復元図に基づいたデザインではあるが、ティラノサウルスとは異なる特徴が含まれている。
    このカードのデザイン当時には既に二足歩行の恐竜は水平に尾を浮かせて歩行をする説が広まっていたのにもかかわらず、なぜゴジラに基づいているのかは不明である。
  • 英語名の「D」は「dinosaur(恐竜)」の頭文字だろうか。

関連カード

色違いモンスター

収録パック等


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