《ARG☆S−屠龍のエテオ/Argostars - Slayer Eteo》 †
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
自分フィールドの戦士族モンスターは効果では破壊されない。
(2):1ターンに1度、相手が効果を発動した時に発動できる。
このカードは以下の効果を持つ効果モンスター(戦士族・光・星4・攻/守800)となり、
モンスターゾーンに特殊召喚する(罠カードとしても扱う)。
自分の「ARG☆S」モンスターが除外されている場合、さらにフィールドのカード1枚を手札に戻す事ができる。
●自分・相手ターンに1度、発動できる。
このカードを自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
SUPREME DARKNESSで登場した永続罠。
魔法&罠ゾーンに存在する限り、戦士族が効果破壊されない効果、相手が効果を発動した時に罠モンスターになり、自分ARG☆Sモンスターが除外されている場合、更にフィールドのカード1枚を手札バウンスできる効果を持つ。
罠モンスターになった際はARG☆S永続罠共通でフリーチェーンで自身をモンスターゾーンから魔法&罠ゾーンに表側で置く誘発即時効果を持つ。
ARG☆S永続罠に共通する点については《ARG☆S−紫電のテュデル》を参照。
このカードの(1)の固有効果は戦士族への効果破壊耐性の付与。
アタッカーとして採用したエクストラデッキの戦士族の場持ち向上に貢献する。
全体的にステータスが不足するARG☆Sは戦闘破壊で突破されやすいものの、《ARG☆S−飛燕のカパネ》の(1)と併用できれば両破壊耐性により強固となる。
また、自分のカードの効果に対しても耐性は得られるので、《激流葬》などとコンボしてみるのも良いだろう。
このカードの(2)の固有追加効果はフィールドのカードのバウンス。
プレイヤーやカードの種類は問わず、対象も取らないためその汎用性は非常に高く、妨害・防御・コンボと多様な運用が考えられる。
追加効果の適用条件についてもARG☆Sモンスターは能動的に自身を除外する効果を持っている。
有用な効果だが、モンスターとして特殊召喚する条件は相手の効果の発動とやや受け身な点がネック。
トリガーそのものは満たしやすいため特殊召喚自体は容易だが、狙ったタイミングでバウンスを適用できるかは相手依存になりやすい。
- ザ・ヴァリュアブルブックEX5によると意表を突いたプレイングを得意とするトリッキーなプレイヤー。
古参プレイヤーでチームのマスコット的存在であるが、本人は背が低いのを気にしているらしい。
- カード名の元ネタはギリシア神話のエテオクロスと旧日本陸軍の二式複座戦闘機屠龍と思われる。
- エテオクロスとは詩人であるアイスキュロスの綴ったテーバイ攻めの七将の登場人物。
ネメア祭では徒競走で優勝したとされている。
テーバイとの戦争ではネーイタイ門を攻撃するも敵将によって討ち取られている。
- 古い伝承では七将に含まれることが多い一方で伝承が新しくなるにつれて七将ではなかったとされるなどだいぶ扱いに差がある。
- 屠龍は旧日本陸軍が1942年に制式採用した複座型戦闘機。
第二次大戦期に制式名称が与えられた唯一の陸軍双発戦闘機だった。
陸軍省感状において敵爆撃機を龍と見立てそれを屠るものとして「屠龍の気魄」と称えられたことが愛称の由来とされている。
関連カード †
―《ARG☆S−屠龍のエテオ》の姿が見られるカード
収録パック等 †
Tag: 《ARG☆S−屠龍のエテオ》 罠 永続罠 罠モンスター(効果) 星4 光属性 戦士族 攻800 守800 ARG☆S