《BF−下弦のサルンガ/Blackwing - Sharnga the Waning Moon》 †
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/鳥獣族/攻 500/守 500
このカード名の、(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできず、
(2)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):フィールドに攻撃力2000以上のモンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):自分・相手ターンに、自分フィールドに「BF」Sモンスターが存在する場合、
墓地のこのカードを除外し、相手フィールドの表側表示カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。
PREMIUM PACK 2023で登場した闇属性・鳥獣族の下級モンスターのチューナー。
攻撃力2000以上のモンスターが存在する場合に手札から特殊召喚できる分類されない効果、BFシンクロモンスターが存在する場合に自身を墓地コストに単体除去する誘発即時効果を持つ。
(1)は自己特殊召喚効果。
類似した効果を持つ《限界竜シュヴァルツシルト》と違って自分のモンスターでも良い事から、かなり容易に特殊召喚できる。
【BF】に限らず自己特殊召喚できるレベル2・チューナーとして採用を検討できるだろう。
(2)は相手表側表示カードの単体除去。
デュエル中に1度ではあるものの、墓地効果でフリーチェーンの除去が可能。
BFシンクロモンスターが必要となるものの、《BF−星影のノートゥング》は汎用性の高い効果を持つため、【BF】以外でも狙っていける。
この効果は相手に存在が知られているものの《BF−フルアーマード・ウィング》なら予め除去することも難しい。
有用な効果であるため、(1)を目当てに採用する場合でも《BF−フルアーマード・ウィング》等を一緒に採用し発動を狙うのもよいだろう。
同じく手札から特殊召喚可能なレベル2BFチューナーには《BF−無頼のヴァータ》も存在するが、条件が異なる。
どちらも一長一短なので、状況に応じて《黒い旋風》でサーチしてくると良いだろう。
ちなみにこちらの方が攻撃力が低いため、《黒い旋風》・《黒羽の旋風》の効果を受けやすい点では勝る。
- 「サルンガ(シャランガ/コダンダ)」はインド神話に登場するヴィシュヌが持つ弓のこと。
ピナーカと共に工芸神ヴィシュヴァカルマンによって作られた。
ヴィシュヌの化身(アヴァターラ)であるパラシュラーマ、ラーマ、クリシュナも使用しており、特にラーマは「コダンダパーニ(コダンダを持つ者)」の異名でも呼ばれている。
- 「下弦」については《黄昏の忍者−カゲン》を参照。
ちなみに上弦は12時(昼)から見え始めて24時(夜)を過ぎると見えなくなり、下弦は24時(夜)から見え始めて12時(昼)を過ぎると見えなくなる。
関連カード †
収録パック等 †
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