遊戯王カードWiki - 《Ｅｍ影絵師シャドー・メイカー》

《Ｅｍ(エンタメイジ)影絵師(かげえし)シャドー・メイカー》 †

エクシーズ・効果モンスター
ランク５/闇属性/魔法使い族/攻2600/守1000
レベル５モンスター×３
このカード名の(1)(3)の効果はそれぞれ１ターンに１度しか使用できない。
(1)：このカードのＸ素材を１つ取り除き、
デッキから「Ｅｍ」モンスター１体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「ＲＵＭ」魔法カード１枚を手札に加える。
(2)：このカードを対象とする効果が発動した時、このカードのＸ素材を１つ取り除いて発動できる。
ＥＸデッキから「Ｅｍ影絵師シャドー・メイカー」１体を特殊召喚する。
(3)：このカードのＸ素材が全て取り除かれた場合に発動できる。
自分の墓地から「Ｅｍ」モンスター１体を特殊召喚する。

　ANIMATION CHRONICLE 2024で登場した闇属性・魔法使い族のエクシーズモンスター。
　エクシーズ素材を１つ取り除きＥｍモンスター１体をデッキから墓地へ送り、ＲＵＭ魔法カードをサーチする起動効果、自身が効果の対象となった時にエクシーズ素材を１つ取り除く事で同名カード１体をエクストラデッキから特殊召喚する誘発即時効果、自身のエクシーズ素材が全て取り除かれた場合にＥｍモンスター１体を蘇生する誘発効果を持つ。

　エクシーズ素材はレベル５を３体と重い。
　【Ｅｍ】の中心はレベル４であり、正規素材を揃えるなら《Ｅｍウィンド・サッカー》のレベル変更効果を使用し３体のレベル５を使うことになる。
　《ＲＵＭ－幻影騎士団ラウンチ》か、《ＲＵＭ－マジカル・フォース》を使いランク４を経由してエクシーズ召喚する手もある。
　ただ、(1)と(2)の効果をフル活用するならエクシーズ素材は３つ必要となり、ＲＵＭ２種類はエクシーズ素材が２つしか確保できない。
　効果をフルに活かすなら正規の３体を狙うと良いだろう。

　(1)はＲＵＭ魔法カードのサーチ。
　エクシーズ素材の取り除きとＥｍの墓地送りはコストであり、例え無効にされても適用できる。
　どちらもこのカードにとってはメリットになるため、無効がディスアドバンテージになりづらい。

　コストとして墓地へ送るＥｍに関しては自身含むＥｍの蘇生が可能な《Ｅｍトリック・クラウン》かＥｍのサーチを行える《Ｅｍダメージ・ジャグラー》の優先度が高い。
　他のカードはアドバンテージを稼げるこれらと比べると優先度は下がるため、既にそれらの効果を使用している場合の選択肢となるか。

　サーチするＲＵＭはフィールドのモンスターを対象にとる効果が多いため、このカードに使用すれば(2)を誘発しつつランクアップできる。
　【Ｅｍ】で使用できるものであれば《ＲＵＭ－アージェント・カオス・フォース》・《ＲＵＭ－アストラル・フォース》・《ＲＵＭ－リミテッド・バリアンズ・フォース》・《ＲＵＭ－マジカル・フォース》辺りが候補。
　その他、(2)の発動を狙う場合は《ＲＵＭ－幻影騎士団ラウンチ》も候補となるか。
　それらで特殊召喚するモンスターに加え、このカードは(2)により同名カードを複数枚積む事も視野に入るため、エクストラデッキの圧迫に見合ったモンスターを選びたい。

　(2)は同名カードを特殊召喚する効果。
　トリガーとして対象にとられる必要があり、基本的には自分のカードで能動的に対象にとることになる。
　幸いＥｍにはこれに適するカードが多数存在し、トリガーには困らない。
　１ターンに１度の制限もないため、２回対象にとることができれば同名カードが３体並ぶ。
　特殊召喚した同名カードはエクシーズ素材を持たないため、基本的には素材やアタッカーにすることになる。
　総合攻撃力は落ちるが、２体で《ＦＮｏ.０未来龍皇ホープ》、３体で《無限起動要塞メガトンゲイル》といったモンスターに繋げることも可能である。

　(3)はＥｍの蘇生。
　トリガーとしてエクシーズ素材がなくなる必要があり、正規にエクシーズ召喚した場合には合計３つ減らす必要がある。
　(1)は１ターンに１度しか使えないため、基本的には(2)を複数回使うことも求められる。
　なお、他のカードでエクシーズ素材を取り除いても良く、《エクシーズ・ギフト》・《タリホー！スプリガンズ！》などでも発動は可能。
　その他対象をとりつつエクシーズ素材を減らせる《Ｅｍカップ・トリッカー》の効果であれば(2)と併せて２枚一気に減るため、後は(1)を使用するだけでエクシーズ素材を使い切れる。
　また、３体を素材とする《星守の騎士プトレマイオス》から出した場合はエクシーズ素材１つの状態で出せるため、(1)を使って墓地に落としたＥｍを即座に(3)で蘇生可能。